先日、大容量バッテリーのSIMフリースマホ『OUKITEL K3』の実機レビューをエントリーしました。引き続きカメラの性能のレビューを投稿予定でしたが、東京が雨ばかりで撮影が出来ずに遅くなってしまいました。
それでは、写真を撮影してカメラ性能について検証してみます。
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OUKITEL K3カメラ
OUKITEL K3はフロント・リアの両方にデュアルカメラ16.0MP + 2.0MPを搭載しています。
※ (ソフトウェア補正前 13.0MP + 0.3MP )
カメラモードは「Video」「Photo」「美容」「パノラマ」「SLR」の4種類
ノーマル撮影モード「Photo」ではHDR撮影にも対応しています。
設定項目は豊富で消音シャッター機能もあります▼
SLRモードは被写体以外の前景・背景をボカして撮影する事ができます▼
美容モードは、顔撮りに特化した修正撮影モード。
「光量上げ」「顔痩せ」「美肌」「美白」「目パッチリ」などのモードを、それぞれ調整できます。
撮影画像
公園に撮影に行ってきました。設定は完全なデフォルト状態でノーマルの「Phoeto」モードでの撮影です。
※クリックでオリジナルサイズで画像が表示される画像あります。サイズが大きいので通信量に注意してください。
光の当たっている木々を撮影(薄曇り)▼どこにピントを合わせても露出過多になってしまいます。
同じ風景をiPhone7で撮影▼
同じく薄曇りの下で花を撮影しても露出オーバーで白飛びしてしまいました▼
iPhone7で撮影した画像と比較すると一目瞭然です▼
iPhone7で撮影▼
マクロ撮影(接写の限界は5cm程度)▼
最近のAndroid端末にありがちな「盛り」画像では無いのが良いですね▼
日陰での撮影はアンダーになる事もなく自然です▼
逆光での撮影▼
SLRモード(ボケ機能)を使わずに遠近ピントをチェックしてみます。
奥の花にピント▼
手前の花にピント▼
デュアルカメラの機能を生かしたボケ画像「SLRモード」をチェックしてみます。
タップしてピントを合わせた所以外がボケます▼指定領域に入っている物は遠近関係なく鮮明になるので、上手く調整しないと不自然なボケ写真に仕上がります。また、この端末には撮影後にピント位置と絞り値を再セットできるRefocus(リフォーカス)機能は付いていません。
暗所撮影は、フラッシュを使わないと厳しいです▼
まとめ
この端末のカメラで撮影していると、ピントが合わずにシャッターを押せないシーンが何度かありました。
とくに明るい場所で暖色系のモノにピントを合わせようとすると、もたもたする事が多かったです。例えば公園の池で黒い鯉の中に1匹だけいた金色の錦鯉は、何をやっても撮影できませんでした。記事中にも書きましたが、日光の下での露出オーバー気味になる問題も厳しいです。
しかしマニュアルモードはありませんが、セッティング画面より露出を手動で設定する事が可能です。また「自動シーン検出」や「撮影モード」を合わせる事で、ある程度は補正して撮影する事ができます。デフォルトと比べても補正幅は限定的ですが 若干改善されます。それでも 総合的に判断すると、価格以上に美しく写るカメラだと思います。
タカシ
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