前回Ulefoneのフラッグシップ端末『Ulefone Gemini Pro』の実機レビューをエントリーしました。今回は引き続き、実際に写真を撮影してカメラ機能について検証してみます。
Ulefone Gemini Proデュアルカメラ
『Ulefone Gemini Pro』はリアカメラにSONYのイメージセンサーIMX258を採用した13.0MP + 13.0MPのデュアルカメラが実装されています。
撮影モード
デュアルカメラの性能を引き出す事ができる、専用カメラアプリがインストールされており、多彩な撮影モードが用意されています。
パノラマ:パノラマ写真の撮影
VIDEO:4Kビデオが撮影可能
Pro Photo:マニュアルモードで彩度・画面の明るさ・コントラスト・露出・ISO・ホワイトバランスの設定が可能
Facebeauty:美顔モード
Photo:オート撮影
Bokeh:フォーカス設定してボケ写真を撮影するモード
Mono:モノクロ写真
ボケ写真モード(Bokeh)
フォーカス位置と絞り値のみを設定できるモードで、背景・前景をボかした被写界深度を出した写真を撮影する事ができます。
設定できる値はシーンによって変わります(F1-F11/F0.6-F16)
オートフォーカスで撮影した画像▼
F0.6で奥の乗り物にフォーカスをセット▼
F0.6で手前のアヒルにフォーカスをセット▼
Refocus(リフォーカス)機能を使うと、撮影後にピント位置と絞り値を再セットできます▼
F値を低くするほど前景・背景のボケが強くなり一眼レフのような写真に仕上がります
撮影画像
iPhone7で撮影した画像と比較してみます
オートフォーカス時
Bokehモードで手前の花にピントを合わせた時▼
夜景モードで撮影してみます
iPhoneは標準カメラでフォーカスを合わせただけです
夜景モードに関しては、端末の宣伝文句に「モノクロカメラがあることでローライト下でも明るい写真が撮れる」とありましたが、暗所撮影がそれ程強いという印象はありあません
逆光気味の木漏れ日▼
マクロ撮影の限界は6cm程度▼
その他の機能
撮影後に3D機能を使って少し違う角度から眺める事ができます▼
フィルターを使っての撮影▼
撮影後に編集する画像エディターもインストールされています▼
iPhoneのような動きのある「ライブフォト」を撮影する事もできます。FaceBeautyモードは、プリクラのように肌の凹凸を消す加工を施し美顔に仕上げます。
『Ulefone Gemini Pro』カメラ機能まとめ
『Ulefone Gemini Pro』のカメラは肉眼で見たままに近い写真を撮影する事ができ、ピント合わせも早いので優秀です。残念な点は、マニュアルモード(Pro Photo)での撮影は絞り地が調整できません。Pro Photoモードで撮影した画像は、リフォーカスで絞りを再設定する事もできませんでした。
総評としましては誰でも思ったような写真を簡単に撮影できますので、失敗写真の山ができるような事が無いと思います。最近では、オートで勝手に彩度を上げて盛った写真を撮影してしまうスマートホンが増えてきましたので、ありのままの写真が本格的に撮影できるのは嬉しいですね。もちろん「Pro Photoモード」を使って彩度やコントラストを上げる事で、流行りのビビットな盛った画像に仕上げる事も簡単です。
実機のレビューはこちら▼
タカシ
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