正方形に仕切られたマスに数字を入れていく「ビルディングパズル」というパズルをご存じでしょうか?同様のパズルでは「数独」が有名ですが、長い間遊ぶと一定のロジックで作業的に解いてしまいがちです。
一方「ビルディングパズル」を解く為には、数独より柔軟な思考が求められる事から、中学受験の塾などの教材としも積極的に取り入れられています。
今まで私は、ビルディングパズルを紙上でしか遊んだ事がありませんでしたが、アプリで遊んでみると非常に良くできていました。
そこで今回は、ビルディングパズルの遊び方・ルールとアプリをご紹介したいと思います。
ビルディングパズル
ビルディングパズル
開発:Yuki Fujimoto
※このアプリはiOS版のみです
ビルディングパズルのルール
ビルディングパズルは↓のように出題されます▼
ビルディングパズルは、各マスに何階建のビルを配置するのかを考えるゲームです。
この矢印が意味するのは、この方向から見ると「何棟のビルが見える」という意味です。
また縦・横列には同じ高さのビルは配置できないという単純なルールだけです。
例えば4マスの問題で「→2」となっていた場合▼
このようなパターンが考えられます▼
1Fのビルと3Fのビルはそれぞれ陰になっていますので、図のように2棟しか見えませんね。
それ以外にも1F・4F・2F・3Fなどの組み合わせでも4階のビルの後ろの2棟は見えないので「→2」となります。
思考ロジック例
難しいルールではありあませんが、文章で説明していても理解し難いと思います。
3×3の簡単な問題を解く思考過程を例に解説します
↓1の部分は1棟しか見えませんので3が確定です▼
横軸の←2のマスは、一番左に3が確定しているので3F・2F・1Fの順だと3棟見えてしまいます。
よって3・1・2が確定します▼
次に一番下の→2の列に入り得る数字を全て入れ込んでみます。
1番上の列と違う数字を下の段に入力▼
すると下の真ん中には1と2が入らない事が判るので3が確定します▼
※このような法則や解くコツが数多く存在します
後は自動的に最上段とは違う数値を入れて最下段が完成▼
最後に真ん中の段を埋めてゆき完成▼
全てのマスに1文字づつ正解が入ると『You Win』と表示されます▼
アプリ版「ビルディングパズル」
アプリの操作方法はシンプルで、マス数を選んで「Start」で問題をタップしてスタート▼
「Manual」から詳しいルール解説も読めます▼
ビルディングパズル
開発:Yuki Fujimoto
※このアプリはiOS版のみです
まとめ
基本的に私はパズルを紙上で解くことが好きで、アプリは使いません。一方ビルディングパズルはマイナーなので、数独のように雑誌や問題集がほとんど販売されていません。
Amazonで入手できる学習教材用のビルディングパズルは全て解いてしまったので、ビルディングパズルの問題に飢えていました。そこでアプリをダウンロードしてプリントアウトして遊ぼうと考えていました。ところが実際にアプリで遊んでみると、メモ書きまで出来て紙上で解いていた時と同じ感覚でした。1万問以上収録されていて無料!本当に良くできたアプリでした。
タカシ
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