iPad mini風7.9インチ2K画面Androidタブレット端末『FNF Ifive Mini 4S』【実機レビュー】

海外ガジェット通販の大手GearBestの方から『FNF Ifive Mini 4S』をご提供頂きましたので、実機をレビューしてみたいと思います。

このタブレットは7.9インチ画面のAndroid端末で、中華メーカーから多数販売されている『iPad miniクローン』と呼ばれている端末の一つです。代表的なiPad miniクローン端末にはZenPad3 8.0や、先日発売されたばかりのXiaomi Mi Pad3があります。こちらはZenPad3 8.0と比べるとSIMカード未対応でスペックは劣りますが価格が約1.5万円と半額以下です。またXiaomi機独特のMIUI OSが苦手な方にとっても、完全なプレーン状態のAndroidなので十分選択肢に入る端末だと思います。

ページコンテンツ

FNF Ifive Mini 4Sスペック
開封レビュー
製品外観
内部レビュー
まとめ
GEARBESTとは

FNF Ifive Mini 4Sスペック

CPU	RK3288 Quad Core 1.8GHz
OS	Android 6.0 marshmallow
RAM	2GB
ROM	32GB
画面サイズ	7.85インチ 2048×1536 IPS液晶
アスペクト比	4:3
カメラ画質	背面：800万画素前面：200万画素
micro SD スロット	○最大128GB
Bluetooth	v4.1
Wi-Fi	Wi-Fi 802.11b/g/n/ac
バッテリー	4,800mAh
入出力端子	MicroUSB x1 ステレオミニジャック x1
サイズ	約200 x 135.3 x 7.2 mm
重量	約340g
センサー	Gセンサー(加速度)／電子コンパス／ジャイロセンサー

※製品ページでは画面サイズが7.9インチとなっていますが、取説では画面7.85インチと書かれています

開封レビュー

それでは開封の儀

箱はビニールでコーティングされているので輸送中の水没の心配が無さそうです▼

セット内容：
取扱い説明書(英語、中国語)、MicroUSBケーブル、USB電源アダプタ(日本非対応)

画面の保護シールを剥がすと、最初から保護フィルムが貼られていました▼

製品外観

背面はメタル加工で触れると冷たくてスベスベしています。
チャチさどころか高級感すら感じます▼

端末上部には電源ボタン、マイク穴、MicroSDカードスロット、MicroUSB、3.5mmステレオジャック
リアカメラも右上に付いています▼

ボリュームボタンは右側面上部▼
端末底にはスピーカーが 2個搭載されているのでステレオサウンドが楽しめます▼

重さは約340g

厚みは約7mm

Kindle Fire(7インチ)と比較してみます。もちろん一回り大きいですが、薄さが際立ちます

片手で持って読書していても重さは苦になりません

内部レビュー

ホーム画面

ホームボタンを含めナビゲーションキーは、物理ボタンが存在しないオンスクリーンキーになっています。

日本語化

日本語ロケールが入っていますので、設定から選択するだけで日本語化できました

バンドルアプリ

完全なプレーンAndroid状態で、Google系のアプリ以外は一切インストールされていません。メーカー制タブレットのような、アンインストールできない余計なアプリが入っていないのは嬉しいですね。Google Playストアも最初からインストールされていました。

ストレージ

Google日本語入力のみインストールした状態での使用容量は6.02/32GBでした

※レビュー用の写真・スクリーンショットで使用した画像容量が13.99MBが含まれています

MicroSDカードは内部ストレージとしてマウントすることが出来ました

充電速度、バッテリー

公称表示では、バッテリー目安が充電時間：3時間 /ビデオ連続再生：4時間と表示されています

付属のMicroUSBケーブルで充電した速度は1.20から1.45Aと急速充電に対応していました▼

ベンチマークテスト

AnTuTu Benchimark (v6.2.7)を使って処理能力をテストしてみます

スコア51,584。3Dスコアは8,670でした▼

40,000台前半を予想していましたが、想像を遥かに超えたスコアでした。これはスマホで言えばミドルレンジクラスになりますので、この価格のモデルとしては非常にコスパが高いですね。

端末情報

カメラ

カメラはオマケ程度で記録写真の用途が精一杯の画質です

全体的に露出が暗く暗部が潰れてしまいます

付属のカメラアプリの機能は、イン・アウトカメラの切り替えとグリッド表示、画面タップでピント合わせ、のみの限定的なアプリです。カメラを使う場合、外部アプリをインストールして使う事をお薦めします。

まとめ

低価格のタブレットにも関わらず、デザインがスタイリッシュでボタンの細部に至るまで、コストカットのためのアラや安っぽさが全くありません。読書や動画鑑賞、WEB閲覧などは驚く程快適で、激しい3D処理が無いゲームなら、モタつかずストレス無くプレイする事ができました。素晴らしく高コスパのスペックだと思います。

当端末で採用されているアスペクト比4:3は、コミック、雑誌が画面サイズにフィットするのでブックリーダー端末としては最適です。ただし動画に関してはアスペクト比16:9が主流になっていますので、再生すると上下が切れてしまいます。本格的に3D処理のゲームをプレイしたいのなら「Zenpad3」や「Mi pad２or 3」になりますね。しかしながら7.9インチタブレットに３万円以上を払うのでしたら、Appleストアでは整備済製品iPad mini 3 Wi-Fi 16GBモデルが￥27,300、64GBモデルが￥33,100で販売されていますので、本家iPod mimi(型落ち)も選択肢に入れるべきでしょう。

クーポンコードが発行されている事もありますので「最新Gearbestクーポン情報ページ」をチェックしてみて下さい

Gearbest『FNF Ifive Mini 4S販売ページ』

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前回 iPad Miniクローンタブレットの7.85インチ端末『FNF Ifive Mini 4S』の開封レビュー記事を書きました。今回は引き続きIfive Miniを使ってゲーム、ブックリーダーとしての動作確認などの実用性をチェックしてみます。アスペクト比4：3は最高のブックリーダーAndroidでは画面のアスペクト比16：9のタブレットが主流の中、『FNF Ifive Mini 4S』はiPadシリーズと同じ貴重な4：3の端末となっています。この４：３のアスペクト比は実際の本に近い比率※なので、ブックリーダーとしての実用性が高く非常に読みやすいのです。※文庫は白銀...

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