中国のオーディオ機器ブランド「1MORE」の完全ワイヤレスイヤホン 『 ComfoBuds Z(コンフォバズ ゼット)』が手元に来ましたのでご紹介します。
『 ComfoBudsZ』は、「マツコの知らない世界」で寝落ち・寝転びながら使える睡眠用 “寝ホン” として紹介されて話題になったイヤホンです。
寝転びながら使っても邪魔にならないように、ギリギリまで小型化しており、優しい音のチューニングで眠りを妨げる事が無いのが特徴です。
ComfoBuds Zスペック
型番 | 30F3A5 |
---|---|
イヤホンタイプ | カナル型 |
チップセット | ー |
Bluetootthプロファイル | なし |
対応コーデック | AAC / SBC |
再生周波数帯域 | 20Hz – 40KHz |
音楽再生時間 | 音楽モード:約 2.5 時間 落ち着くモード:約 3.5 時間 |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
防水等級 | – |
ドライバーユニット | – |
インビーダンス | 不明 |
ノイズキャンセリング | パッシブノイズキャンセリング |
通話マイク | なし |
バッテリー容量 |
非公開 |
開封の儀
【パッケージ内容】
- ComfoBuds Zイヤホン x 1ペア
- 収納充電ケース x 1
- イヤーピース 4種類
- USB-C充電ケーブル x 1
- 収納用巾着
- 取扱説明書などの紙類
- 1Moreステッカー
取扱説明書は今主流のマルチ言語形式。日本語でも詳しく解説されています▼
製品レビュー
イヤホン本体
ComfoBuds Zは、イヤホンとデバイス間がワイヤレスで接続し、なおかつ左右が完全に独立した Bluetooth 接続のカナル型のTWSです。
イヤホン本体は、いわゆる「お団子」タイプ。楕円形で小さくて豆のように見えます▼
ハウジング部は、艶消しホワイトで1MOREのロゴが薄っすらと見えます▼
イヤーピースは円形で耳の穴にフィットします▼
イヤーピースは、 XS / S / M / L の 4 種類のサイズが用意されています▼
重さは実測で片側 約 2.7グラムの超軽量!一般的なTWSの半分の重さです▼
チャージケース
充電ケースは小型で、ケースに入った目薬くらいのサイズ。ポケットに入れても嵩張りません▼
ケースのサイズは、実測で 幅60.3 x 高さ 38.6x 厚さ30ミリ▼
いつものようにリップクリームと並べてみます。サイズ感が伝わるかな▼
ケースの裏には、滑り止めゴムが付いています。技適マークはココについていました▼
イヤホンを格納したケースの重さは約 40グラム▼
充電ポートはUSB-C。ケースにはバッテリーのインジケーターは付いていませんが、1灯ついているLEDの色で残量を確認できます。
緑点灯:100-70% / オレンジ点灯:69-30% / 赤点灯:29%以下
1回の充電で音楽モード約 2.5時間、リラックスモードで3.5時間。ケースに戻しての充電を含めると最大14時間。
装着したまま寝落ちする事などを考えると、使う前に毎日充電が必要かもしれません。
使い方
ケースを開けてイヤホンを取り出すと、接続済みのデバイスとペアリングされます。初回はペアリングモードで起動します。
後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了▼
操作・装着感
操作性について
充電ケースからイヤホンを取り出すと電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。
ペアリングが完了するとパコンとイヤホンから音が聴こえます。私のタイミングだと耳に入れた時に、ペアリングが完了するタイミングでした。
またケースに戻すと自動的に充電が開始され、ペアリングが解除されます。デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは必要ありません。イヤホンからの曲・音量操作には対応していません。
寝ながらの使用に特化しているので、耳を下にした時の誤操作防止、筐体の小型化の為に削ったのでしょう。
装着感
私が使ったイヤホンの中では最小・最軽量のTWSです。寝る時に装着して、毎晩ネトフリ動画を視聴しました。耳を枕に押し付けて下になっていても、違和感や痛みはありませんでした。
補聴器並みのサイズなので「耳の穴から抜けなくなるのでは?」と恐怖を覚える程に小さいです。
イヤホンを装着していると言うより、耳の中に白い豆が入り込んでいるように見えます▼
斜め正面から見た様子。街で装着していたら小さくて2度見されるレベル▼
正面から見ると、人によっては全く見えないんじゃないかな?▼
音質
バランスド・アーマチュアドライバ(BA)型のドライバを採用しています。
BA型はもともと補聴器に使われていたドライバーで、イヤホンの小型化にも向いています。振動板に連結した金属片を振動させる方式で、応答性が良く微細な音の再現性に優れているとされています。
音質は、透明感のある中高域が特徴でボーカルとの相性が良い抜群と言われていますが、確かにきれいな高音が出ていました。
「寝フォン」とネーミングするだけあって、全音域に尖った音が全く感じられず、リラクゼーションを意識したチューニングだと感じました。低音に関してもズンズンというよりコンコンに近いですが、安っぽい音ではありません。
ちなみにANC, ノイズキャンセリング機能は搭載されていませんが、物理的なノイズキャンセリング(パッシブノイズキャンセリング)デザインとなっています。
要は耳栓を兼ねたイヤホンのデザインという事です。小さくて耳の形にフィットして入り込むので、確かにエントリーモデルのTWS並みに外音を遮断してくれます。
専用アプリ
1MORE MUSIC
開発: 1MORE Acoustic Technology(Shenzhen) Co., Ltd 評価 無料 |
専用アプリ「1More music」からは、モードの切替えが可能で、落ち着くモードサウンド(ヒーリングサウンド)のライブラリも用意されています。落ち着くモードサウンドは、波の音、雨の音、風の音、サンダーストームなど、入眠・リラックス用途に使える音源です。
落ち着くモードサウンドは、あらかじめ6曲用意されており、1曲削ると約30種類の中から選んでダウンロード可能です。
オフタイマー機能が搭載とありますが、イヤホンの機能ではなくアプリから設定します▼
まとめ・価格
1more ComfoBudsZを使い続けた印象は、やはり音質の高さが際立っています。ノイズリダクション機能に関しては、パッシブなので強烈にカットしてくれる訳ではありませんが、耳にフィットするので耳栓的な効果があります。
1more ComfoBudsZの価格は¥9,990。発売当初はAmazon、楽天で取り扱っています。Amazonでは、販売ページにて3,000円引きのクーポンを発行していますので、6,990円(税込)にて購入可能です。
タカシ
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