IPL光脱毛という脱毛方法をご存じでしょうか?
IPL脱毛とは、毛根のメラニン色素に反応して熱を発するフラッシュ光(キセノンランプ)を照射して、毛根にダメージを与えて、毛を弱らせるタイプの脱毛方法です。家庭用のIPL脱毛器も販売されており、今では比較的手ごろな価格で入手する事ができます。
今回は「中年おやじが家庭用IPL光脱毛器を1年間使ってみた結果」をご報告してみたいと思います。
追記:その後、髭脱毛が完了するまでの記録をまとめてみました▼
光脱毛は効果あり!
以前、私は家庭用の脱毛器には懐疑的で、良くある女性の心をくすぐった美容商法の1つ程度にしか考えていませんでした。
しかしながら5年ほど前「最近の家庭用IPL脱毛器は、脱毛サロンと同じ仕組みの脱毛器が買える」という話を聞いて、妻がPanasonicの「光エステ」という脱毛器を買ったのがきっかけでした。
※ 脱毛サロンでは、レーザー脱毛方式の店も多いですが基本的な理論はほぼ同じです。
照射口▼
結果から言うと、1年間使っただけで妻の腕や脚、背中などの無駄毛がほぼ壊滅しました。腋やデリケートゾーンなどは毛が太いので大変でしたが、それでも少しずつ毛が細く弱弱しくなっているのが目に見えて分かる程になりました。
結局は、腋の下は脱毛サロンで「腋だけ500円コース」を使って完全に無くなりました。全身脱毛に進まなければサロンも赤字ですよね..
IPL脱毛器の照射部分は カートリッジ式になっており、照射できる回数が決まっています。「光エステ」のカートリッジ交換の際、もっと良い商品に買い替えようと、フィリップスの「ルメア」というIPS脱毛器に買い替えました。
しかしその時、既に妻のムダ毛が残っていなかったので、ルメアは数回しか使用していませんでした。たまにゾンビのように生き返る毛はあるようですが、滅多にないのでピッと抜いてお終いだそうです。もう3年くらいは脱毛器を照射していませんが、全くムダ毛の処理はしていないそうです。
ルメアと無名メーカーのIPL光脱毛器▼そこで使っていないルメアを活用して、髭の脱毛を試してみる事にしました。
ひげをIPL光脱毛
最初に安い無名メーカー品の脱毛器で試してみました。「1年」と書きましたが、実はその前の3か月間、脱毛器の使い方を間違えていました。照射強度が5段階あるのですが、調整の存在に気付かず最低の1で照射していました。1で照射していた時には全く効果が無かったので、その期間を除いて実質1年間で計測しています。
無名メーカーの脱毛器はカートリッジは、3か月で寿命が来てお終い。ヒゲの小さい部分だけなので、カートリッジの寿命の数万発どころか千回も照射したとは思えません。無名メーカーの製品は、追加カートリッジを買わせる為に照射可能回数を大幅に減らしているのでは?と疑惑を持ちました。
ルメアで1年間ヒゲに照射してみました▼
7か月後のヒゲ
ルメアは照射口が完全に塞がれると、後ろのLEDが緑に光って照射可能となります。手元にある脱毛器は「顔用アタッチメント」が付属して無いタイプなので、鼻の下を膨らませたりして無理やり照射しています。
「ヒゲ脱毛は痛い」と良く言われていますが、ちくっとする程度です。あまりヒゲを伸ばした状態で照射すると結構痛かったです。最初の頃は2週間に1度の照射、2か月目以降は3週間に1度の間隔で照射しています。毛の成長する周期に合わせて3週間くらいの間隔が良いらしいです。
IPL脱毛の使用開始から7か月の頃。6日間ヒゲを剃らない伸ばしっぱなし状態▼見ての通り毛がまばらで、明らかに毛量が少ないのが分かると思います。
緑三角の部分が↓ミステリーサークルのように残っています。この頃は青い枠の中にも数本ありますが、今ではこの位置はツルツルです。
この頃、伸びると赤い丸の部分のヒゲが目立ちました。ゾゾ〇ウンの社長さんみたいになってしまうので困っていました。この三角部分は照射口の当たる角度の問題なのか?何故か減りが少ないです。
それでも三角スポットの存在に気が付いた時には75本(太い毛)あったものが、この頃には48本に減っていました。
脱毛スタートした頃の写真も撮影していたのですが、ピンボケばかりで画像が残っていませんでした。
かろうじて1日剃っていない状態の写真がありました。
三角地帯はありませんね(なんだか汚くてゴメンなさい)▼
ヒゲの本数が明らかに数十分の1に減っているのが分かりますね。
照射1年後
現在のヒゲの状態です。しかしながら仕事で人に会う機会が多いので、ヒゲを伸ばしたままにしておく事ができません。
それでも2日半ヒゲを剃らない状態での撮影になります。伸びていないので7か月目との比較は難いと思いますが、ヒゲの密度が少なくなり太さが弱弱しくなっています。今では残ったヒゲも細いスネ毛程度の太さの毛が多いです。2、3日ならヒゲを剃らないでも目立たない程に脱毛する事ができました。
家庭用IPL脱毛器でヒゲ脱毛【まとめ】
今回私がヒゲの脱毛を始めた理由は、登山などで数日間ヒゲを剃らない状況にも見苦しくならないようにです。無精ひげがカッコいいタイプの方なら良いのですが、私は何だか青くなって汚らしい無精ひげに見えてしまいます。
IPL脱毛器は、色素に反応して照射するので髭が白髪になっては手遅れです。なので慌てて始めました。
サロンでヒゲ脱毛すると費用がバカにならないので、自宅で手軽にできるのは嬉しいですね。
しかし少し後悔している点は、これから白髭のお洒落な老人に成長する事もできなくなったという事になりました…
IPL脱毛器の種類について
IPL光脱毛器は、何かしら制約があるようで有名メーカーから発売されている製品は「脱毛器」とは明記されていません。最初に買ったパナソニックの「光エステ」や、今回のフィリップス「ルメア」もムダ毛のお手入れや除毛「光美容器」と書かれています。しかしながら「IPS光脱毛器」と大々的にうたっている製品と機能は変わりません。
妻は家庭用IPL脱毛器での脱毛に成功していましたので、妻は友人にも勧めていました。すると彼女もスグに効果があったと報告してくれました。
彼女は体毛が濃くて、腕の毛を剃っても旦那さんから「チクチクする」と言われていたようで、夏は体が触れるほど近くを歩いてはくれなかったそうです。
それが今ではツルツルだそうで「並んで歩いてくれる」と大喜びでした。
彼女はネットで人気の脱毛器「ケノン(現在はKE-NON)」を使って脱毛に成功したようです。
ちなみに妻が脱毛サロンのお姉さんに家庭用の脱毛器の選び方を聞いたところ「無名メーカー製の脱毛器は有害な紫外線を除去するフィルターの性能が怪しいので、できれば有名なメーカー製品を買った方が良い」との事でした。
ヒゲの脱毛を考えている方は、顔用のアタッチメントが付属しているIPL脱毛器をお勧めします。専用アタッチメントを使えば、私のような三角地帯ができないかも?
またヒゲに変化がありましたら、ご報告の記事を書きたいと思います。
追記:その後も経過報告記事をアップしています。興味のある方は最新記事も読んでみてください▼
タカシ
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