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【レビュー】スマホに挿し込む世界最小スマート翻訳機「ZERO」Makuakeに登場!

中国深センTimekettle(タイムケトル) よりリリースされているスマート翻訳機『ZERO』が、日本のクラウドファンディング「Makuake」にてプロジェクトが開始されます。

ZERO(ゼロ)は、INDIEGOGOにて目標金額より1,500%の支援を得て生産されたプラグ式のポータブル翻訳機です。本体は小指サイズの非常にコンパクトな端末で、スマートホンに挿し込むだけで音の方向と言語を認識し、自動的に翻訳してくれる優れものガジェットです。
子供の頃に夢見たドラえもんの ”翻訳こんにゃく” が現実的になってきましたね。

今回はメーカーから、レビュー用にサンプルをご提供頂きましたので、実機のレビューをしてみます。

スマート翻訳機「ZERO」

対応言語
アジア圏
中国語、日本語、韓国語、タイ語、テルグ語、タミル語、ヒンディー語、ベトナム語、インドネシア語、マレー語
西ヨーロッパ圏
英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、カタロニア語、オランダ語、デンマーク語、ノルウェー語、スウェーデン語、フィンランド語
東ヨーロッパ圏
ロシア語、ポーランド語、ハンガリー語、チェコ語、スロバキア語、クロアチア語、ブルガリア語、ルーマニア語、スロベニア語、ヘブライ語、ギリシャ語、トルコ語、アラビア語
ほか93言語(53アクセントを含む、2020年4月現在)

 

 

【開封レビュー】

パッケージ内容は、Zero(ゼロ)本体、カード型収納ケース、取扱説明書

手元にある取説は英語ですが、日本語版が付きます。また日本語版PDF取説も用意されています▼

 

製品レビュー

財布にも入るカード型のケースに格納されています▼

 

ケースにはマグネットで軽く付いています▼

 

端末の重さは約6.7グラムの超軽量▼

 

幅は約39ミリ▼

 

500円玉と並べてみるとサイズ感がわかるかな?▼

 

インターフェイスはiPhone用のライトニング端子版とUSB Type-C版との2タイプがあり、手元にあるのはAndroid端末用のUSB-Cモデル。
MicroUSB端末の場合、OTG機能付きの変換アダプタを使う必要があります。

 

端末の表はコチラ側▼。スピーカーグリルのついた4つの穴はマイクとなっており、各方向からの音声を認識します。

 

音声認識の目安は1.5メートル以内、70デシベル

 

機能レビュー

Zeroを使うには、専用アプリ「Timekettle」のインストールが必要です。アプリのダウンロード先は取説にQRコードが付いています▼

 

アプリをインストールして起動すると、製品の選択画面が表示されます。Zeroをタップすると端末を装着するように指示されます。

 

デフォルトは、2人で会話する「翻訳モード」で起動しますので、言語を2つ選択して準備完了です▼

 

 

モード

Zeroには様々な翻訳モードが用意されており、左上のメニューアイコンから変更が可能です。

 

翻訳モード

二人が対面で会話する時用のモード。端末が方向と言語を解析して翻訳します▼

 

スタート時に対面方向をタップして言語をセットします▼

 

音声を認識すると、テキストで翻訳されるとともに通訳した音声が流れます。
テキストも2方向に分かれているのが便利です▼

 

会議(ミーティング)モード

4人までの会議に対応しており、音声が自動で認識して方向のアイコンとともにチャット型でテキストが表示されます。

 

インタビューモード

インタビューモードは、2方向からの会話の内容をテキスト化して、音声を録音します。インタビューの文字起こしや議事録の作成に便利なモードですね。

 

テキスト翻訳

入力した文字列を翻訳してくれるモード。

 

履歴機能

ZEROには履歴機能が搭載されているので、後から読み直す事が可能です。
インタビューモードの履歴は、録音音声も履歴から聴けるので、起こしたテキストのチェックに便利です。

 

機能レビュー

音声認識精度

実際に音声認識と翻訳の精度をチェックしてみました。

最初に音声のテキスト化の実験をしてみました。モゴモゴと早口で話す人の演説を素材に使いましたが、綺麗に文字起こしが出来ていました。

 

YouTubeのオート字幕と比較してみても同じに文字起こしされていました。

 

その文章をコピーして、テキスト翻訳機能で和訳する事もできました▼

 

翻訳モードテスト

妻が韓国語会話の個人レッスンを受けているので、実際にレッスン現場に持ち込んで試してもらいました。
最初は話している方向と、切り替わりのタイミングが逆になってしまったりして、なかなか苦労したそうです。
先生側が遠くて声が小さかった事が原因だったようで、近くに寄って会話すると上手く機能してくれたとの事でした。
距離感やタイミングは、使い慣れれば難しくは無いそうです。

 

会話の切り替わりが上手く機能しない場合、タップで会話の方向を切り替える「タッチ制御」機能が用意されています。
この機能は、画面の会話側をタップして、明示的にどちら側が話しているのかを指定し、話終わった時に再度タップして翻訳を実行します。
タイミングが合わなかったり、話し主に癖があって会話の区切りが曖昧な場合には、こちらの機能が使えるとの事でした。

私もYouTubeの動画を相手に、英会話と中国語で会話してみましたが、会話が重ならない限りスムースに双方向に翻訳されました。

 

まとめ・発売日・価格

最初はスマートホンの翻訳アプリで十分では?と懐疑的でした。しかし実際に使ってみると、ノイズキャンセリングに加えて、AIを使っての方向の特定などクアッドマイクが秀逸でした。スマートホンの内蔵マイクだけでは、とても実現できない機能ですね。

Zeroの価格は$69.99(約 7,520円) 。クラウドファンディング「Makukake」では4月 2日から20%オフの6,380円で販売されています。
またMakuakeの支援者の特典として、通常は有料オプションの「オフライン翻訳機能」が無料となります。

Makuake支援サイト

 

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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