猛暑や寒い冬など、家でお留守番しているペットの様子が気になりますよね。
最近では、WEBカメラや監視カメラを使ったペットの見守りカメラは定番化しつつあります。しかしながら、ペットの居る部屋の環境(温度や湿度、明るさ)はカメラだけでは分かり難いです。我が家ではウサギを飼っていますが、カメラ越しに様子を見ると、横になって白目をむいて寝ている事があります。
リラックスしている時に良くとるポーズですが、外出先からカメラを見ると、冷房が弱くて部屋が高温になってバテているのでは?と心配になってしまいます。
そこで今回は、IoT機器を使って見守りカメラ、温度チェック、エアコンを使った温度変更・管理、シーリングライト照明の輝度調整、などを出先から行う方法をご紹介します。
「スマート家電でペットのお部屋管理」と言うと難しく感じてしまいますが、Wifi環境のあるご家庭でしたら簡単です。
ちなみに高価なスマートホーム(IoT)対応のエアコンや照明は不要です。
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必要な機器
SwitchBot 温湿度計
SwitchBot 温湿度計は、スマートホンから温度・湿度が確認できるだけではなく、設定した範囲を超えるとアラート通知してくれる機能も搭載したIoT対応の温湿度計です。
また、別売りのハブと連動すると、外出先から室温がチェックできます。また、指定温度を超えたらエアコンを操作する事もできます。
- 温度範囲:-20°C~80°C
- 温度精度:
±0.4°C(-20°C~0°Cにおいて)
±0.2°C(0°C~65°Cにおいて)
±0.3°C(65°C~80°Cにおいて) - 湿度範囲:0~99%RH
- 湿度精度:
±2%(25°C、10%~90%RHにおいて)
±4%(25°C、0%~10%, 90%~99%RHにおいて) - サイズ:縦 54mm x 横 54mm x 厚さ 24mm
温度・湿度の情報は24時間記録され、日、週、月、年ごとのデータとして保存されます。
関連記事:SwitchBot 温湿度計レビュー
SwitchBot Hub Mini(ハブミニ)
「SwitchBot Hub Mini」をゲートウェイとして、複数のSwitchBot製品と部屋中の家電のリモコンをインターネットに接続してスマートホーム化を簡単に実現できます。
つまりSwitchBotシリーズのIoT機器、家電リモコンがWifiを通して外出先からの操作が可能になります。また、Siri(シリ)やOK Google, Amazon Alexaなどの音声コントロールを使った操作にも対応しております。
Webカメラ
ペットの見守りに使えるWebカメラはSpotCam Eva 2を使っています。無料で24時間分の動画保存容量のクラウドが提供されており、動体検知や自動追尾にも対応していて使いやすくコスパの良いカメラです。
関連記事:無料クラウドに常時保存する自動追尾機能つき見守りカメラ「SpotCam Eva 2」
室温監視システムの構築
カメラ以外はSwitchBotの機能をメインに使いますので、SwitchBotアプリをインストールして設定してゆきます。
SwitchBotアプリ
開発: wonderlabs, Incorporated 評価 無料 |
アプリを使うと、細かい設定やハブ機能、赤外線リモコン機能が活用できるようになります。電源を入れてアプリを起動すると、SwitchBot製品は自動的に認識されますのでタップして有効にするだけです。
SwitchBot 温湿度計アラート設定
SwitchBot 温湿度計には、指定した温湿度から外れた場合にアラート(通知)で知らせる機能が搭載されています。
温湿度計設定を開き、アラートから最高・最低の温湿度を設定します。
水色の部分が安全な温湿度。赤い部分に入るとアラートで知らせます▼
範囲を外れると通知が届きます▼
またアプリでも異常があると赤文字で表示されます▼
ハブにエアコンのリモコンを登録する方法
SwitchBot アプリのマイホーム画面から右上の+をタップ。
右上の歯車アイコンをタップ。
赤外線リモコンの一覧からエアコンを選択します▼
ハブミニに向かってエアコンのリモコンのボタン(どれでも良い)を押す。
「リモコンをテスト」という画面になりますので、ハブミニに向かってボタンをタップしてテストします。
動かないようなら左右にフリックして動作する型番を選択します。
反応したら「保存」をタップして完了。ハブミニから赤外線リモコンを操作するので、ハブミニとエアコンの位置関係が悪いと反応しません。
これでスマートホンからエアコンを操作する事が可能になります。ちなみにエアコンの操作は、エアコン本体にスマートホンを向ける必要はありません。
部屋の照明にリモコンがある場合、同様にアプリに登録すると出先からオンオフ可能になります。犬や猫の場合、部屋が真っ暗になると可哀そうですから必須かもしれません。
SwitchBot ハブミニと温湿度計を連動
SwitchBot 温湿度計は、Bluetooth接続でスマートホンと接続しますので、範囲外に出ると温湿度の確認ができません。
またBluetoothから外れるとアラートも届きませんので、SwitchBot ハブミニが必要となります。
SwitchBot アプリから、温湿度計を選択。
クラウドサービス>>クラウドサービスON>>HubIDでハブミニを選択▼
これでWifiの外からでも家電のリモコンと同様に温湿度計のチェックもできるようになりました。
スマート家電でペットの部屋の温度管理する方法まとめ
我が家では真夏や真冬は、ウサギが居るので留守宅でもエアコンは付けっぱなしにしています。
しかしながら、間違えてエアコンを消して出掛けてしまう事があり、真夏の室内で危険な温度になった事がありました。
また、最近の超猛暑でエアコンを付けていても室内が29°を超える事があり、慌てて外出先から温度を下げるのは日課に近い頻度であります。
だからといって、朝からギンギンに冷やして出掛けると部屋が寒くなりすぎますし、電気代も上がってしまいます。SwitchBot 温湿度計のアラートがあると、必要な時に外出先から室温の調整ができて本当に便利です。
注意して欲しい点は、SwitchBot 経由でエアコンを操作した場合、エアコンのリモコンは同期されないので液晶表示は正しく表示されません。
簡単に流れをご紹介しましたが、分からない点は各デバイスのレビュー記事を参照してください。
タカシ
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