発売された Web会議用オールイン・ワン・デバイス 「 AI Huddle PANA」が手元に届きましたので、実機をレビューしてみます。
オートで話し手を認知し、ジェスチャーによる自動追尾、ズームするカメラと 高性能ノイズキャンセリングマイクを2基搭載。カメラマン不要でライブ配信やWEB講義などもできてしまうWEBカメラです。
スペック
製品型番 | OWB-2105-CE |
---|---|
カメラ性能 | 800万画素(f2.2) 86°広角 |
画像素子 | CMOS |
内蔵オーデオ | ノイズキャンセリング機能マイク x2 |
電源 | DC5V1A |
データ端子 | USB Type-C |
インジケーター | 4色 |
カメラ最大解像度 | 1080p/ 30fps |
フレームレート | MJPEG:1920×1080@[30 24 20 15] 1280×720@[60 30 24 20 15] 960×540@[60 30 24 20 15] 640×360@[60 30 24 20 15] YUV:1920×1080 @5 1280×720@ [10 5] 960×540@ [15 10 5] 640×360@ [30 24 20 15 10 5] H264:1920×1080@[30 24 20 15] 1280×720@[60 30 24 20 15] 960×540@[60 30 24 20 15] 640×360@[60 30 24 20 15] |
デジタルズーム | 4 倍 |
ジンバル可動範囲 | パン±150°/ チルト±45° |
ジンバル速度 | 120°/ 秒 |
システム要件 | Windows10以降、MacOS X 10.7以降 |
サイズ | 89.5 x 58 x 58mm マグネット台あり:141 x 58 x 58mm |
重さ | 146 g マグネット台あり:175 g |
特徴・機能 | 4K UHD対応、自動追跡、ジェスチャーコントロール、4倍ズーム機能、オートフォーカス、HDR対応、マイク内蔵 |
開封レビュー
- デバイス本体
- 収納ケース
- マグネット台
- USB-Cケーブル
- USB-A電源ケーブル
- USB-C➡A変換アダプタ
- 取扱説明書
筐体レビュー
カメラ本体はシンプルな造りで、ガシャポンのカプセルくらいのサイズしかありません▼
レンズは1/2.8インチソニー製のCMOSイメージセンサー搭載、ハイダイナミックレンジ(HDR)モードに対応しており、広い明るさの幅での撮影が可能です。
こんなに小さくて本当に動くのか心配な程です▼
後ろにはUSB-Cポートと電源ポート▼
端末下部には1/4インチネジ穴があるので三脚などにマウント可能です▼
こんな感じです▼
付属のマグネット台は、文字通り磁石でカメラの下部にくっ付けます▼
モニターの上やノートパソコンに↓こんな感じで付きます▼
装着時は斜めになってもカメラが自動的に追尾して水平にしてくれるので、問題ありません▼
付属のケースは、カメラ、ケーブル、マグネット台の全てを収納可能です。
性能チェック
Windowsで使ってみましたが、プラグ&プレイに対応しているので、USB-Cで接続するだけです。
特にドライバーや専用アプリを使わずとも、挿し込むだけで機能も全て使えます。
OBSBOT Tiny 4Kは被写体の動きを自動で追跡するAi機能を搭載しています。2軸ジンバルを内蔵しており、水平±150°、上下±45°の範囲で動き、被写体を最速120°/秒で追尾します。またカメラやPCを直接操作せずとも、ジェスチャーで操作が可能です。
顔の横で『パー』を出すと「追跡のスタート/ストップ」、『L字』を出すと「ズームイン/ズームアウト」します。
AI認識によるオートフォーカスと露出補正機能を搭載し、視野角は86°のワイドアングルなので、追尾機能を使わずとも十分な広角撮影が可能です。
ジェスチャーを認識するとカメラ下のLEDが光ります▼
顔を追尾している様子▼
またプライバシーモードも搭載しており、カメラを下向きにするとオフになります。明示的にカメラを下向きにしますので、切り忘れの心配も減りますね。
専用アプリを使う事で、マウスによる手動でのカメラ向、操作、追尾モードの変更など、さらに便利な機能を利用できます。
まとめ・価格・販売サイト
試しにOBSBOT Tiny 4Kをオンライン飲み会に使ってみましたが、他の人はカメラから見切れたりしますが、私だけは常に画面に映り続けていました。ただし、勢いよく立ち上がったり、急激に動くとカメラが一時的に戸惑うので、顔を見失う事もありました。動く速度は体感で慣れる必要があります。
普通のWEB会議やオンライン授業、ビデオチャットなどでは、追尾システムは不要だと思いますが、ライブ配信やオンライン講義などカメラマンを必要とするような場面では活躍しそうです。
顔の横に手をパーにして追尾開始、顔をアップにしたい時はL字にしてズーム切替。思い通りにカメラを操作できます。
OBSBOT Tiny 4Kは、家電量販店やECサイトなど幅広く販売されています。オープン価格となっておりAmazonでの価格は3万5,999円。
記事執筆時には15%オフの3万599 円で購入可能となっていました。
タカシ
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