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1000円で手持ちのスマートホンをQiワイヤレス充電に対応させる方法【ガジェットレビュー】

毎年毎年、新型iPhoneのスペック予想ではワイヤレス充電規格『Qi(チー)』に対応すると言われ続けています。Qi機能搭載のスマートホンは、ワイヤレス充電器の上に置くだけで充電が開始されます。煩わしいケーブル処理が不要。ワンタッチ充電ができるので「ザ・未来」という機能ですね。galaxyシリーズではS6から実装されています。

Qi機能には 充電用ポート部の防水処理が不要になる利点があります。現在は防水加工が絶対条件の電動歯ブラシでの採用率が非常に高くなっています。

そんな便利なQi規格、今年のiPhone7s / 8にも搭載されるとの噂が出ていますが、さてどうでしょうか?

今回はスマートホンをQiワイヤレス充電化する簡単改造方法をご紹介します。

Qi充電器とレシーバー

スマホをQi化するには「Qi充電器」と「ワイヤレス充電レシーバー」が必要です

 

こちらが「ワイヤレス充電レシーバー」
Android用のMicroUSB対応の製品を買ってみました▼
ライトニングケーブル用も販売されています

 

こちらが充電パット側。乗せるだけで充電が開始されます▼

 

Qi充電器の上に対応のスマートホンを乗せてみます▼

 

クリア部分が青く光って充電中という事が分ります▼

 

スマホ改造スタート

改造と言ってもスマホのMicroUSBポートに挿し込むだけ▼

 

スマホカバーを装着して改造完了!▼

 

結構ぶ厚いスマホケースですがワイヤレス充電できています▼

 

 

シリコンのケースに装着▼

 

こちらも無事充電開始▼

 

手帳型のケースで実験▼

 

こちらも問題なし▼

 

Qi充電化のデメリット

ポートの向き問題

最近の中華スマホは逆向きのMicroUSBポートの製品も増えて来ました。

下が充電レシーバー装着可能な従来の向き▼

 

逆向きのMicroUSBポートに挿し込むとシートが画面側にきてしまします▼

逆向タイプのレシーバーも販売されています。購入する時はMicroUSBポートの向きには注意してください。(Aタイプ)Android正面タイプ、(Bタイプ)Android反面タイプなどと表記されています。

急速充電未対応

GalaxyのQiは、Quick Charge 2.0に対応しており急速充電が可能です。しかしながら現在販売されているQi充電レシーバーは5V/1A止まりです。

今回購入した充電器の出力も5V/1A▼

しかしなぜか5.05V/1.20Aも速度がでていますね・・▼これはこれで怖いです

直接充電ができなくなる

外出先でモバイルバッテリーから充電しようとしても、USBポートが塞がっています▼

 

外出先では充電レシーバーを外すかQi対応モバイルバッテリーが必要ですね

Qi規格対応のモバイルバッテリー▼

 

これでも充電できました▼

 

発熱チェック

スマートホンの充電時には、Qiに限らず端末や充電器に熱を持ちます。
Qi充電後の各機器の温度を計測してみます。

充電直後のレシーバー 40℃▼

 

充電スタンド側43℃▼

充電スタンドの下も熱くなるので、机に直接置かない方が良さそうです。

 

まとめ

Qi充電レシーバーを装着するだけで、スマホがワイヤレス充電対応になりましたね。レシーバーは、ケースを選ばず装着できますし、ワイヤレス充電は想像以上に快適でした。

今回は千円以内という制約を付けて実験してみました。しかし日常的に使うのであれば、発熱などの安全面を考えてメーカー品を選んだ方が良さそうです。メーカー品で充電器+レシーバーを揃えても二千円強で納まります。MicroUSBポート用に限らずライトニング/USB Type-C用のレシーバーも販売されています。

Anker PowerWave 10 Pad
改善版), ワイヤレス充電器 Qi 認証 iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max/XS/XS Max/XR/X / 8 / 8 Plus Samsung Galaxy LG 対応 5W & 7.5W & 10W 出力 ブラック

ワイヤレス充電レシーバーは、日々進化しています。安全のために新しいモデルを購入下さい▼

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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