みなさんはGoogleマップに『ロケーション履歴』という機能がある事をご存じでしょうか?GoogleマップとGoogleフォトが連携して、端末の移動履歴を記録してくれる機能です。iPhoneではiOS8.1からは利用できなくなっていましたが、Googleマップのアップデートにより再度iPhoneでも利用できるようになりました。
しかし、この「Googleロケーション履歴」は時間刻みに写真付きで記録されるため高性能すぎて、少し怖い機能といわれています。浮気や不倫をしている人は、パートナーがアカウントにログインしただけで、今までの証拠が全て抑えられてしまいます。今回は『Googleロケーション履歴』の設定方法と見方について解説します
Google先生は全て知っている
最初に実際の記録を見てください▼
これは、知らない間に記録されていたロケーション履歴です。この時、筆者はロケーション履歴の存在すら知りませんでした、ログの中を見ていると、Androidタブレットを持って旅行した記録が写真付きで自動で保存されていました。
しかも、記録には『秩父への旅行』という勝手なタイトルまでついていたので、見たときには怖さで凍りつきました。※実際に秩父への一泊旅行でした
ご自分の履歴はブラウザから「Googleロケーション履歴」より確認できます(PC可)
Googleロケーション履歴の設定方法
※以前からスマートフォンを使っていて、GoogleアカウントからマップとGoogleフォト利用している場合、初期設定がオンになっている可能性があります
Googleマップを開き左上の『設定』→『ロケーション履歴』をタップ▼
『ロケーション履歴をオンまたはオンにする』をタップしGoogleアカウントにログイン▼
2段階認証の場合、電話の確認コードを入力▼
これで『Googleロケーション履歴』をオン/オフに切り換えることができます
Googleフォトとの連携
『Googleロケーション履歴』に写真付きで保存するためには、Googleフォトに『位置情報』の利用を許可する必要があります。
設定アプリから「googleフォト」を開き「位置情報」を「常に許可」▼
タイムライン上の該当位置で撮影した写真が表示されます▼
雑感
旅行や自分の動線の記録になるので、自動日記的な面白い機能だと思います。しかし、人に知られたくない秘密がある人にとっては『自動探偵機能』…恐ろしいですね。
旦那や奥さん、恋人が勝手にアカウントにログインされて『ロケーション履歴』を見られたら困る人も多いのではないでしょうか?浮気していなかったとしても、嘘をついてゴルフに行っていたり、残業と申告して遊びに行っていたりしても全てバレてしまいますね。
スマホに詳しく無い人の素行調査は、探偵さんは不要で『Googleロケーション履歴』をオンにするだけで済んでしまうかもしれません。
以前Androidの遠隔操作/監視アプリで話題になった『ケルベロス(Cerberus)』並みのパンチ力がありますね。
くれぐれも悪用厳禁です!
タカシ
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