2018年の新型iPhoneの新機能としてSIMカードが2枚入る「デュアルSIM」が採用されました。しかしながら日本国内版では片方がeSIMを採用しており、日本ではキャリアが対応していないので実質シングルSIMとなってしまいます。
ところが中国、香港、マカオ版の新型iPhoneは、2枚のSIMカードを入れて2つの電話番号で待ち受けが可能なDSDS仕様となっています。その為、3地域で販売されているiPhoneが人気で、高額で転売されていたり観光がてらに現地のApple Storeまで買いに行く人も出ています。
そんな中、海外ECサイトのアリババ(Aliexpress)では、iPhone XS Max / iPhone XR用のデュアルSIM仕様トレイの取り扱いを開始しています。
香港版iPhone XS MaxのデュアルSIM
香港版のiPhone XS MaxのSIMカードトレイはNano SIM2枚のデュアルSIM仕様になっています。SIMカードは、Android端末のように2枚を並べるタイプでは無く表裏に重ねるように装着します。
設定画面でデータで使うSIMをスロット 1・2を選択する事ができ、音声通話とSMSの利用は2枚のSIM共に可能となっています。
コントロールセンター内にはアンテナが2つとキャリア名が表示されます。
SIMカードが2枚入れば、国内キャリアSIM + 海外SIMなんて事が可能で海外旅行に便利です。また日本でもデュアルSIMが可能となれば、キャリアのSIMで電話・SMSを待ち受けしつつ、データの利用は格安SIM(MVNO)で湯水のように使ってしまう事も出来てしまいます。
AliExpressで販売されているSIMカードトレイはXS MAX / XRの2機種向け(iPhone XSは未対応)。価格は1枚$1.99!送料はチャイナポストを使えば無料です。もちろんApple純正のトレイでは無いと思われます。日本国内で使えるのか動作の確認は取れていませんが、構造的にはトレイの問題だけなので恐らく使えるでしょう。
トレイを替えるだけでデュアルSIM版iPhoneになれば儲けものですね。 デュアルSIMに出来ない iPhone XS より廉価版iPhoneの XRの方が使い勝手が良くなりそうです。
※ わずか2ドルですが、購入・使用は自己責任でお願いします。
→ iPhone XS max / XR向けデュアルSIMトレイ
タカシ
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