「わー電池が無い!あと少しで外出。。その間に1%でも多く充電したい」などスマホの充電に関しては効率的に充電できないものか?と考える事がホントに多いですね。
実は、ほんの何点かのポイントをおさえるだけで、毎日スマホが充電器に挿し込まれている時間を超短縮する事ができます。
今回はiPhone/Android共通の充電時間短縮の裏ワザをご紹介します(iPad・タブレットも対応)
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機内モードで充電時間の短縮
Wi-fiやモバイルデーター通信をオンにしておきますと、端末が電波を探しに行く動作でバッテリーを消費してしまいます。特にwi-fiはモバイルデーターで通信時もwi-fiを探し続けたり、周辺のWi-fiをスキャンしたりとカナリの仕事をしています。これをオフにしながら充電すれば、若干時間短縮が期待できます。ただし、ラインやメールなども届きませんので充電後には「機内モード」を切る事をお忘れなく。
大至急の場合は電源オフ
画面が消えていても電源が入っていれば電池を喰うのは当然。本当に時間が無くて短時間に充電したい時には電源オフ!
スマホを冷やせ!室温は25℃前後
スマホが熱を持ってしまい信じられないスピードで電池が消耗してしまった経験はありませんか?電気が熱に変換されてしまうのでリチウム電池に熱は天敵です。熱が冷めた状態で充電すると効率的に充電する事ができます
また、リチウムイオン電池の充電温度範囲は0℃~45℃程度と一般に規定されています
最適な範囲は16°C〜22°Cです。特に重要なのは、35°Cを超える周囲温度にデバイスをさらさない事(APple発表)
服を脱がせてクールダウン
スマホケース・カバーなどは外して充電すると熱が籠らないので熱くならずに充電できます。また、アルミバンパーは、ゲーム、充電中に放熱効果を高める効果があります。
端末が熱くなりすぎてしまった場合、タオルを乗せた保冷剤の上にスマホを乗せて強制冷却するなども良く聞く荒業です。
充電ケーブルの見直し
意外と見落としがちの項目ですが、安物の充電ケーブルや粗悪品のケーブルを使っていると電流量が少なく充電時間が倍以上に伸びてしまいます。
充電ケーブルが急速充電に対応しているかどうか?また、しっかりと電流が送られているのか確認する必要があります
例えば、筆者が以前使っていた便利なリール式のMicroUSBケーブルは恐ろしく満充電までに時間が掛かりました。何となく「遅い気がする」と思いながら使い続けていましたが、電流計を買って計ってみて唖然!どれだけ時間が無駄になったんだろう。。
参考エントリー:百均のライトニングケーブルの電流量レビュー
充電ケーブルの選び方
Android端末は、「AC」と「USB」という2つの充電モードを備えており「AC」モードで充電できるケーブルは急速充電モードに対応しています。確認方法は簡単。
充電している状態で「設定」画面を開いて「一般」の「端末情報」内にある「ステータス」を表示します。「バッテリーステータス」という項目に充電中(AC/USB)のどちらかが表示されていると思います
これがAC充電となっていれば合格、充電速度がでています。AC充電に対応しているケーブルを購入したい場合、急速充電対応のケーブルと明記されている商品を探してください。
急速充電対応のケーブルでも、端子が錆びたり断線気味の古いケーブルではUSB充電になってしまうケースがありますので注意
iPhoneにはAC/USBモードは存在しませんが、iPhone6(plus)からは急速充電に対応しましたので、同様にケーブル選びが重要です。少し高価ですが、やはり急速充電確認済みのApple認証ライトニングケーブルが確実です。
このAC充電とは、USBのデータ伝送に使う「D+」と「D-」という2つの信号線がショートされており、スマートフォン側からはACアダプタと認識されます
充電アダプターの確認
単にコンセントをUSB電源に変換するだけの有り合わせのアダプターを使っていませんか?アダプターの表示を見ると電圧(V)/電流(A)の表示があるので一度確認してみてください。例えば、これが5V/500mAなどと書かれている物では果てしなく充電が終わりません。これを急速充電対応の5V/2.1Aなどのアダプターに買い替えると充電時間の違いに驚くと思います。
Android端末なら純正のアダプターとケーブルで急速充電に対応しているものが多いです。しかし、iPhone6の場合は純正のライトニングケーブルは急速充電対応ですが、純正の充電アダプターでは急速充電できません。
iPhone6は1.4A Plusは1.6Aの急速充電に対応しているので、純正アダプターでは性能を引き出せません。
急速充電対応のUSBアダプターを用意する必要があります
ケーブルの二本同時挿しに注意
急速充電対応のUSBアダプターは、数本のケーブルが同時挿しできる物がほとんどです。しかし、ソコが落とし穴で、実は表示は「合計アンペア数」の場合がほとんどです。合計2.1A対応のアダプターにiPadとiPhone6の台を同時充電した場合、iPadは最低でも1.2Aの電流が必要なのでiPhoneには0.9Aしか割り当てられないという事になります
急速充電したい場合には2つ口あっても1台ずつ充電する必要があります
スマホは80パーセントまでは高速充電
スマホは満タン近くなると、微弱な電流を継続的に与えることによって電力を蓄える方式(トリクル充電)に切り替わり充電速度が遅くなります。その為、80パーセントから満充電したい場合、どのケーブル・USBアダプターでも大差ありません。
倍速充電テクニック裏ワザまとめ
何気なく純正のモノや有り合わせのアダプター・百均のスマホ用品などを使って充電している方も多いと思います。筆者も当初はiPhone6は純正アダプターで充電するのが最速だと信じていました。
「機内モードオンにしてカバーを外して冷やして充電」というのは若干の効果程度ですが、ケーブル類とアダプターの見直しは劇的な改善が見込めます。
2.1A対応の急速充電対応のアダプターも安い物だと300円くらいから手に入ります。毎日使う物ですから、一度見直す価値はあると思います。
タカシ
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