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Baseus Bowie MC1 Pro実機レビュー!ハイレゾ対応のイヤーカフイヤホン!耳を塞がないイヤホン

スマートホン周辺機器メーカーBaseus (ベースアス)より発売されている、イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン 『Bowie MC1 Pro』が手元に届きましたので使用感を共有したいと思います。

Bowie MC1 Proは、耳を塞がず環境音を感じながら音楽を聴く事ができるイヤーカフ型のオープンイヤーイヤホンです。

 

ざっくりレビューフラッシュ

お勧めポイント
 3層構造の振動板(PU+PU+LCP)搭載で迫力のサウンド
 透明感が高く、広がりのある繊細な音質
 Bluetooth 6.0 でより安定・高速な接続
 スタイリッシュなデザイン
 チタン形状記憶ワイヤーで耳にフィット
 LDAC(ワイヤレスハイレゾ)対応
 装着したまま外音が聞こえる耳を塞がないイヤホン
 専用アプリで好きにイコライザー調整が可能
 Aiノイズキャンセリングでクリアな通話が可能
 マルチポイント機能対応
 SuperBass2.0で迫力の低音を実現
  耳への圧迫感がゼロ。超軽量ボディ
 低遅延ゲーミングモード搭載
 1回の充電で最高 9時間の使用が可能
 IP68防水・防塵対応で雨や汗の水滴を防げる

 

残念な点
 装着センサー機能非対応
 ワイヤレス充電非対応
 

Bowie MC1 Proスペック

イヤホンタイプ イヤーカフ型
Bluetoothプロファイル AA2DP, AVRCP, HFP, HSP
対応コーデック LDAC, SBC, AAC
音楽再生時間 単体充電:約9時間
充電ケース使用時:約40時間
Bluetoothバージョン 6.0
再生周波数帯域 20 Hz~40 kHz
低遅延モード あり
マルチポイント 対応
防水等級 IP67
ドライバーユニット 3層構造の振動板(PU+PU+LCP)
マイク 2+2
3Dオーデオ 対応
充電時間 イヤホン:1時間
バッテリー容量
イヤホン:48mAh x 2
ケース:600mAh
サイズ(実測) 充電ケース:65.4 x 54 x 厚さ31 mm
重さ イヤホン:5g
ケース:52g(本体のみ)
カラーバリエーション コズミックブラック/ステラーホワイト

 

開封の儀

【パッケージ内容】

  • Bowie MC1 Proイヤホン x1ペア
  • 収納充電ケース x 1
  • USB-Cケーブル
  • 取扱説明書

 

製品レビュー

イヤホン本体

イヤホン形状はイヤーカフ型。艶消しブラックのボディでハウジング裏にガンメタリックのフェイスプレートが配置されています▼

 

ドライバ・グリル部はボールのような形状で耳に向けて音を送ります▼

内側には落下防止チップとしてゴムの突起があります▼

 

防水・防塵の等級はIP67に対応しています。等級としては「一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない」となりますが、公称スペックでは「汗や雨程度の水から防げる」とあります。
※ ケースは防水ではありません

重さは実測で片側 約 5.3グラム▼

カラーバリエーションは、ブラック(コズミックブラック)とホワイト(ステラーホワイト)の2色展開

今回ご紹介している端末はブラックで、ホワイトは▼のような感じです

 

チャージケース

充電ケースはワイヤレスイヤホンの一般的なサイズですね。ケースは角度によってメタリック風に見えます▼

 

ケースは自立しない楕円型▼

サイズは65.4 x 54 x 厚さ31 mm

リップクリームと並べたサイズ感▼

 

リセットボタンとUSB-Cポートは下に配置されています▼

 

技適マークはケースのフタの裏側にいました▼

イヤホンを格納したケースの重さは約 52グラム▼

バッテリー残量は、緑点灯:100% / 緑点滅≧40% オレンジ点滅:20-40% / 赤点滅:20%以下

Qiワイヤレス充電には非対応です

バッテリーについて

イヤホンは1回の充電で約 9時間使えます。ケースに戻しての充電を含めると合計 40時間。通勤・通学程度ならケースへの充電は5日に1度くらいのペースで賄えそう。※LDACオンの時は大幅に再生時間が減ります

 

使い方

ペアリングはケースを開けるだけ、初回はペアリングモードで起動します。
今回は何故かペアリングモードに入らなかったので、ケース下のボタンを3秒押してペアリングモードに入りました。

後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了。

操作方法

操作タッチ部は、耳の後ろの上に物理ボタンがついています

  左(L) 右(R)
音楽操作
1.5秒間タップ ボリュームダウン ボリュームアップ
1回タップ 再生・一時停止
2回タップ 次の曲へスキップ
3回タップ 前の曲へスキップ
通話
1回タップ 通話/電話を切る
1.5秒間タップ 通話拒否

※ ファクトリーリセット:ケースに戻してケースのボタンを8秒間押し。LEDが白点滅したらリセット完了
※ ペアリングモード:ケースに戻して3秒間ケースボタンを押す

専用アプリから操作設定が可能

 

EarFun Audioアプリ

EarFunの独自アプリ「EarFun Audio」を利用する事で、イコライザー機能やファームウェアアップデート、操作の再配置などが可能となります。
アプリの使用にはアカウントが必要ですが、ゲストログインも可能です。

Baseusアプリ

開発: 深圳市倍思科技有限公司
評価:2.2
 無料

icon-itunes
 

 

操作・装着感

操作性について

イヤホンを充電ケースのフタを開くだけでイヤホンの電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。

ケースを開けると「ピポポポ」と音で知らせます、またデバイスと接続すると「ポっ」と接続完了音が流れます。接続が早いのでケースを開けて耳に入れた時には接続が完了しています
使い終わったらケースに戻すと、スマートホンとのペアリングが解除され自動的に充電が開始します。一度ペアリングしてしまえば、デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは必要ありません。

 

装着感

イヤーカフ型なので、耳に真横になるように装着します。他のイヤホンとは装着感が全く異なります。
締め付けが弱いので最初は少し頼りなく感じましたが、全くズレたりしませんでした。
またメガネのツルと干渉する事もありません。装着している事を忘れるほど装着の違和感はありません。気づけば一日中付けていました。
耳に挟んでぶら下がっているだけですが、トレッドミルやウォーキングなどでも落ちたりする事もありませんでした。
またオープンイヤーイヤホンなので、音楽を聴きながら自転車にも乗りましたが落ちる心配はありませんでした。

長時間装着していても痛みや痒み、違和感はありませんでした。

 

アクセサリーのイヤーカフのようでお洒落ですね▼

 

正面から見た様子▼

 

斜め前からの装着図▼

 

音質

PU(ポリウレタン)ドライバ2基とPULCP(液晶ポリマー)の3層で構成することで、低音から高音まで音の細部を鮮やかに再現しています。
また、オープンイヤーイヤホンが苦手とする低温域は、SuperBass2.0テクノロジーにより強化しています。

最初の印象はキラキラして透明感がある音質。全音域でバランス良く繊細に鳴っており、耳穴には入っていませんがドライバと鼓膜との間の距離を感じさせません。
ライブ音源だと会場と錯覚するような広がりと臨場感が味わえます。

声量の弱い女性ヴォーカルの声に関しては、楽器の音に掻き消されるような事はありません。音の定位感は正確に表現できているので、オーケストラの楽器の位置がしっかりと把握できます。
開放型の弱点である低音域ですが、腹に響くとまではいきませんが楽器の特徴どおりの低音が伝わってきます。

イコライザーはプリセットが用意されています



女性ヴォーカルの声の視察音(サ行が刺さる)は若干刺さる音事がありますが気になる程ではありません。
高音域が綺麗で強調されているので、ハイトーンボイスの声が若干キンキン聴こえる傾向がありますね。これは好き嫌いの分かれるところだと思います。
音の抜け感や高音の透明感もあり、全体的に落ち着きのある音質という印象です。

移動時には、ポッドキャストやオーディオブックを聴いてみましたが、DJやナレーターの声も聴きやすかったです。

LDACコーデックで聴くと音の解像度と音の抜けがグーンと上がります。どうせ聴くならLDACがお勧めです。イヤカフ型のイヤホンを幾つかレビューしてきましたが、音の傾向が似ていますね。

 

音切れ・音飛び・音漏れ・遅延

日常的に1週間近くメインで使い続けていました。犬の散歩、繁華街、電車、スーパーマーケット、あらゆるシーンで使いましたが、途切れたり音飛びで気になるようなことはありませんでした。
スマートホンのロックを解除した時や、通知が届く時などは一時的に途切れる事がありました。この程度の途切れは、どのイヤホンでも良くある現象なので気になりませんね。

オープンタイプなので、音漏れの度合いが気になると思います。もちろん一般的なカナル型と比べると音漏れはあります。静かな部屋だと2mくらい離れていてもチャカチャカ聴こえます。屋外や電車では、環境音に掻き消されるので迷惑になる程の音漏れは感じないと思います。

 

通話音質

AIノイズキャンセリング技術と2基の高性能マイクが通話時の周囲の雑音を効果的に除去し、クリアで高解像度な音声通話を実現しています。

何度か電話通話に使いましたが問題なく話ができました。通話で相手の声が遠いと感じる事があります。通話時は音量を上げて対応しました。

 

マルチポイント機能

Bowie MC1 Proはマルチポイント機能を搭載しています。マルチポイント接続とは、2台の機器と同時接続し、それぞれで通話も音楽も受信できる機能。
例えば、PCでオンライン会議を終了した後、スマートフォンで音楽再生を始めるだけで再生機器を切り替えられます。スマートフォンが電話を着信した際には自動でスマートフォンの通話に切り替わり、そのままハンズフリー通話をすることも可能。2台の機器でイヤホンを使う場面で接続の切り替えがいらず、使用する事が可能です。

 

まとめ・価格

Bowie MC1 Proはハイレゾ対応で音質も良く、コストパフォーマンスの高いイヤホンだと思いました。価格は¥10,980(税込)です。

オープンイヤー型のイヤホンや骨伝導ヘッドホンなど、外音を聞きながら楽しめるサウンド機器が増えてきましたね。装着感と音質で選ぶのなら、カフタイプが手軽でオススメです。
買い物の時のレジなどでは、わざわざ外さないで音楽を停止するだけで会話ができます。

 

Bowie MC1 Pro
イヤーカフ型オープンイヤーイヤホン
 

 

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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