2025年9月17日、ロボット掃除機「ECOVACS(エコバックス)DEEBOT N30 PLUS」が発売となります。
メーカーさんの方から、いち早く使う機会を頂けましたので、実機をレビューしたいと思います。
DEEBOT N30 PLUSは、クリーナーとしての吸引掃除に加え、モップシステムで水拭きも同時にこなせる1台2役のお掃除ロボット。
それに加えて、毎回掃除終わりには 「ゴミ収集ステーション」に自動的にゴミ捨てを行うので、都度のゴミ捨ての必要がありません。
ちなみにこの「Nシリーズ」は、ECOVACSロボット掃除機シリーズの中では、スタンダードクラスの製品となります。
またアプリと連携する事で、エリアの指定や掃除時間など細かい指示が可能です。いわゆるIoT機器なので、Wi-fiと接続して遠隔掃除も可能で、スマートスピーカー(アレクサ、OK Goole)から音声で掃除方法の指示を出す事もできます。
カーペット自動検出やバーチャルウォール機能に加え、マルチフロアマッピングにも対応しているので、複数階の掃除もこなせます。
ページコンテンツ
ざっくりフラッシュレビュー
仮想境界線、モップ禁止エリア設定可能
Google Home , Amazon Echo 対応
カーペット検知機能で完全自動化
350分間の長時間稼働が可能
ゴミ収集ステーションでゴミ捨てが自動化
最大 10,000Paの強力な吸引力
3Dマッピング式で効率的な走行が可能
掃除機の吸引力が4段階に設定可能
掃除機の吸引力、モップに使う水量は3段階に調整可能
ECOVACS DEEBOT N30 PLUS
メーカー型番 | YDLX11-35EE |
---|---|
掃除機モデル | LDLX11-3 |
自動ステーション | CH2403 |
マッピング/走行方式 | – |
吸引口 | メインブラシ |
バッテリー | – |
連続稼働時間 | 約350分(静音モード時) |
充電時間 | 約 6.5時間 |
吸引力切換え | 4 段階 |
吸引力 | 最大吸引力 10,000Pa |
水量指定 | 3 段階 |
重さ | ロボット掃除機:約 約3.85 kg 自動ゴミ収集ステーション: 約4.13 kg |
本体サイズ | ロボット掃除機:353x 350 、高さ104 mm 自動ゴミ収集ステーション: 358 × 451 × 388 mm |
カラー | ブラック |
複数階マップ | 対応 |
その他機能 | 立ち入り禁止区域設定、衝突、落下防止等 |
開封レビュー
【セット内容】
- ECOVACS DEEBOT N30 PLUS本体
- セルフゴミ収集ステーション
- モップパッド
- スロープ板
- サイドブラシ x 1
- 取扱説明書
ECOVACS DEEBOT N30 PLUS特徴
とにかく掃除機としての吸引力が最大10,000paと超強力なのがポイントです。
お掃除ロボットとしての吸引と拭き掃除するモップで強力に清掃▼
掃除終了後、自動で集塵ステーションに戻り、ごみや埃を自動的に吸引収納してくれます▼
また、カーベットエリアは自動でよける機能や、立ち入り禁止エリアの設定、段差落下防止機能など、お掃除ロボットとしての機能も充実しています。
筐体
筐体は艶消しブラックで、サイズはいわゆるお掃除ロボットの一般的なサイズです。ルンバを見た事がある方は、それを想像してみて下さい。
ちなみにルンバはφ356 mm、DEEBOT N30 PLUSは353mmです。
高さは約 10.5センチ。センサーが上に出っ張っていますが、ベットや家具の下に入り込んで掃除がでる高さです▼
裏側をひっくり返すとタイヤとメインブラシ、サイドブラシ、モップが確認できます▼
前方には障害物回避センサーが配置されています。
上部のフタはゴミ収集部のみが外れる仕様。
ダストボックスは、つまんで引っ張るだけで外れます▼
本体の電源とホームボタンなどは本体上部に配置されています。オートオフに対応しているので、大本の電源は普段はオフにしません。メンテナンスやダストボックスの掃除の時に使います。
セルフゴミ収集ステーション
セルフゴミ収集ステーションにはボタン類はありません。
ボタンを押してダストボックスをダ着します▼
掃除機とドッキングした様子▼
アプリ連携
ECOVACSは、専用のスマートホンアプリを使う事で細かい設定が可能です。掃除のスケジュール管理ができるほか、現在の掃除状況を手元で監視できます。Google Home または Amazon Echo をお持ちであれば、お掃除の開始時間や方法を話しかけるだけで指定できます。
ECOVACS HOME
開発: Live Smart. Enjoy Life. 評価[star rating=”3.3″ max=”5″ numeric=”yes”] 無料 |
アプリの設定・項目
アプリはメールアドレスを登録しアカウントを作成します。登録が済んだら、アプリを起動し掃除機本体のQRコードを読み取って設定を開始します。
設定から「日本語」に設定しておかないと、ロボットが英語を話します。忘れずに設定しましょう
可動方法・動作検証
テスト掃除しました。小さい部屋とLDKで広さは 20畳弱くらいの場所です。でも対面キッチンもありますし、床に色々と敷いてあるので掃除できる床面積は限定的です。一度走行させてマッピング完成後は、走らせたくない場所を「禁止エリア」設定で入らないようにできます。
初回のお掃除の時は、部屋のマッピング(地図作成)しながら掃除をしてくれます。マッピングの速度が速く、軽く走行しただけで、あっという間に部屋の見取り図を作成してくれました。▼
障害物にはソフトに当たるので、家具を傷つける心配は無さそうです。
モップがけする場合は、お尻に付いている水タンクに給水して使います▼
モップ部を引きずって拭き掃除します▼
音はかなり静音設計だと思います。さすがに寝てる間に寝室を掃除できるレベルではありませんが、テレビの音声は聞き取れる程度の音です。低い1.5センチくらいの段差はグイグイ乗り越えていきましたた。
掃除が終わると自動的にセルフゴミ収集ステーションに帰って、ゴミをステーションに回収後に充電を開始します。またアプリや本体のホームボタンでもセルフゴミ収集ステーションに戻るように指示できます。
収集ステーションに戻り、ゴミを収集した後、掃除機本体のダストボックスを開いて見ました。
ほぼ何も残っていませんでした▼
フィルターは全く汚れていません。
ステーション内のダストパックにはかなりゴミが入っていました。
掃除の指定方法
上でご紹介したマッピング(最初の掃除)は、マップを作るので掃除禁止エリアや掃除方法を設定できません。絡んでしまうコード類などは、徹底的に片付けて掃除スタートするか、障害物を置いてガードしておく事と良いようです。
マッピングが済んだら高度な設定が可能となります。
バーチャルウォール機能
N30 PLUSには、「バーチャルウォール機能」が搭載されており、エリアごとの掃除指定をする事が可能です。
マップをタップすると「立ち入り禁止エリア」と「モップ禁止エリア」の指定が可能となります。※ 赤エリアが立ち入り禁止、オレンジがモップ禁止エリア
仮想境界線を設定後は、次回からは禁止エリアとして判定され立ち入らなくなります。
掃除機能設定
4段階の掃除機の吸引力、およびモップに使う水量は3段階に調整可能です。
お掃除予約機能
指定した時間に掃除を開始するようにタイマーをセットする機能が実装されています。
毎日繰り返し予約も可能なので、仕事に行っている間に自動的に掃除してもらう事もできますね。
消耗品・メンテナンスについて
お掃除ロボットなので、オートで掃除、充電をしてくれますが、ゴミ捨てや水替え、ブラシ掃除などのメンテナンスは人の手が必要です。またECOVACS の消耗品は、Amazonやメルカリ、Aliexpressで購入可能です。
まとめ・価格・販売サイト
ECOVACS DEEBOT N30 PLUSは数週間可動させていますが、吸引力の向上に伴った掃除時間の速さが際立ちます。
前モデルのN20 PLUSの吸引力は8,000 Pa、 N30 PLUSは10,000 Paありますので 更に2,000 Paアップしています。
2年前のお掃除ロボットの吸引力は3,500~5,000 Pa程度でしたので、倍以上のパワーアップです。
掃除時間の速さに納得がいきます。
また拭き掃除機能も便利です。吸引機能だけはどうしても砂っぽい床は白く残ってしまいますが、モップで拭き取ってくれるので小麦粉を落としたような汚れも綺麗になります。
ECOVACS DEEBOT N30 PLUSの価額は 6万9,800円。2025年9月17日発売となっています。
現在、発売予約キャンペーンを実施しており、楽天内の公式ショップでは2万円のクーポンを発行しています。
タカシ

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