オーディオ機器ブランド「1MORE(ワンモア)」から、低価格のANC対応完全ワイヤレスイヤホン 『Q21』が発売されました。手元に来ましたのでご紹介します。
結論から言うと、機能・音質などエントリーモデルのレベルでは無いです。全部入りでミドルレンジクラスのイヤホン並み。
かなりお買い得な高コスパイヤホンに仕上がっています。
ページコンテンツ
スペック
イヤホンタイプ | カナル型 |
---|---|
チップセット | ー |
Bluetootthプロファイル | HFP / A2DP / AVRCP |
対応コーデック | AAC / SBC / LDAC |
音楽再生時間 | 音楽モード:約 5.5時間 ANCモード:約 4.5時間 |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
防水等級 | IPX5 |
低遅延モード | あり |
インビーダンス | 32Ω |
マルチポイント機能 | 対応 (試験的機能) |
ノイズキャンセリング | パッシブノイズキャンセリング |
充電時間 |
イヤホン:1.5時間 ケース: 2時間 |
重さ | ケース重量: 40g |
開封の儀
【パッケージ内容】
- Q21イヤホン x 1ペア
- 収納充電ケース x 1
- イヤーピース 3種類
- 取扱説明書などの紙類
製品レビュー
イヤホン本体
1MORE Q21は、イヤホンとデバイス間がワイヤレスで接続し、なおかつ左右が完全に独立した Bluetooth 接続のカナル型のTWSです。
イヤホン本体は、いわゆる「スティック」タイプ。艶消し・艶アリブラックの2色形成▼
ハウジング部は、艶消しホワイトで1MOREのロゴが小さく入ってます▼
イヤーピースは楕円形で耳の穴にフィットします▼
イヤーピースは、 S / M / L の 3 種類のサイズが用意されています▼
重さは実測で片側 約 4.3グラム▼
IPX5の防滴仕様。汗や雨程度の水から防げる防水等級です。
チャージケース
充電ケースは小型で、ケースに入った目薬くらいのサイズ。ポケットに入れても嵩張りません▼
いつものようにリップクリームと並べてみます。サイズ感が伝わるかな▼
技適マークはケースのフタの裏側にいました▼
USB-Cポートとリセットボタンは底に配置されています。
イヤホンを格納したケースの重さは約 40グラム▼
充電ポートはUSB-C。ケースにはバッテリーのインジケーターは付いていませんが、1灯ついているLEDの色で残量を確認できます。
緑点灯:100-70% / オレンジ点灯:69-30% / 赤点灯:29%以下
Qi(チー)ワイヤレス充電には非対応です。
1回の充電で「通常モード」約 5.5時間、ANCオンで4時間。ケースに戻しての充電を含めると最大22時間。
最新モデルとしては少し短めですが、毎日充電する必要はなさそうです。
使い方
ケースを開けてイヤホンを取り出すと、接続済みのデバイスとペアリングされます。初回はペアリングモードで起動します。
後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了▼
操作・装着感
操作性について
充電ケースからイヤホンを取り出すと電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。
ペアリングが完了するとパコーンとイヤホンから音が聴こえます。私のタイミングだと耳に入れた時に、ペアリングの完了音か聞こえるタイミングでした。
またケースに戻すと自動的に充電が開始され、ペアリングが解除されます。デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは必要ありません。
装着感
Q21は、機能モリモリにも関わらず軽量設計です。
フィットしており落としそうな不安は感じません。ウォーキングやトレッドミル(ランニングマシーン)でも使いましたが、落ちたり緩んだりする事はありませんでした。
装着した時の見た目は大人しい感じ。ハウジング部のツヤツヤが目立つ程度です▼
正面からは充電の接触部のシルバーが目立ちます▼
斜め前から見ても普通のスティック型イヤホンという感じです▼
操作方法
操作はタッチ式。イヤホンの背中側のロゴ部分をタップする回数で操作を行います
左(L) | 右(R) | |
---|---|---|
音楽操作 | ||
2回タップ | 再生 / 一時停止 | |
3回タップ | 音声コントロール | |
長タップ | ANCオン・オフ | |
通話 | ||
2回タップ | 通話/電話を切る |
※ ケースに戻し、ケースのボタンを3回押すと再ペアリングモードに入ります
1more Music アプリからタッチ機能をカスタマイズする事もできます▼
音質
Q21は、チタンコーティングされたダイナミックドライバを搭載しています。
音質は、透明感のある中高域が特徴です。全音域に尖った音が全く感じられず、バランスの取れたチューニングだと感じました。
中音域の押し出しもしっかりしており、ヴォーカルの声が楽器に掻き消される事もありません。
また、女性ヴォーカルの声の視察音(サ行が刺さる)も気になるような事はありません。
低音域が強い。EDMではキックドラムがズンズン鳴ると、脳が揺れるような迫力があります。
Q21はエントリーモデルにしては高音質。というより、ミドルクラスのドンシャリ系イヤホンよりは遥かに全音域が鳴っています。
さすがに繊細な音に関しては、少しぼやける感じはありますが気になる程ではありません。
ノイズキャンセリング、ヒアスルー機能
ノイズリダクションは、左右どちらかのイヤホンを2秒間長タップする事で切り替わります。スマートホン用の専用アプリからでも切り替えが可能です。
部屋のエアコンの音がほぼ聞こえなくなるレベルです。この機能に関しても、エントリーモデルとは言え、しっかりとした機能が実現されています。
ノイズキャンセリング時の音質に関しては、ノイキャン時でもノーマル時の音に近く、楽曲の音が変質してしまう事はありませんでした。
ホワイトノイズが入って気になるという事もありませんでした。
外音取り込み機能(パススルー)については、かなりデジタル変換されたキンキン音に聞こえます。あまり長時間使うと疲れてしまいますね。
専用アプリ
1MORE MUSIC
開発: 1MORE Acoustic Technology(Shenzhen) Co., Ltd 評価[star rating=”4.3″ max=”5″ numeric=”yes”] 無料 |
専用アプリ「1More music」からは、イコライザー機能やファームアップデートなどが可能です。
まとめ、価格・販売サイト
1more Q21のコスパの高さには驚きました。超低価格で超多機能!正直期待はしていませんでしたが、機能・音質ともにミドルクラスのイヤホン並みのクオリティです。
ANC機能、ヒアスルー、低遅延モード、マルチポイント機能まで搭載されています。
それでいてデザインにもチープさも感じませんし、万人受けする音質も好感が持てます。
1more Q21の価格は¥4,980。楽天で取り扱っております。Amazonは近日中に販売ページが
タカシ

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