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SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン実機レビュー!エントリーモデルの耳を塞がないイヤホン

サウンド機器メーカーSOUNDPEATS AUDIO(サウンドピーツ・オーディオ)から発売された、イヤーカフ型イヤホン 『SOUNDPEATS CC(シーシー)』が手元に来ましたので、使用感を共有したいと思います。

SOUNDPEATS CC は、耳を塞がず環境音を感じながら音楽を聴く事ができる、同社初となるイヤーカフ型イヤホンです。

ざっくりレビューフラッシュ

お勧めポイント
 φ12mmデュアルマグネットドライバー搭載で迫力のサウンド
 バランスの取れた音質
 スタイリッシュなデザイン
 装着したまま外音が聞こえる耳を塞がないイヤホン
 左右の区別が無く自動認識
 専用アプリで好きにイコライザー調整が可能
 マルチポイント機能対応
 苦手なジャンルの無い抜けの良い音質
 空間オーディオ対応(ムービーモード)
  耳への圧迫感がゼロ。超軽量ボディ
 AI ENCノイズキャンセリングでクリアな通話音質
 0.06秒の低遅延ゲーミングモード
 1回の充電で最高 6時間の使用が可能
 10分の充電で2時間の使用が可能
 IPX5防水で雨や汗の水滴を防げる

 

残念な点
 イヤホンからの操作に慣れが必要
 装着センサー機能未搭載
 ワイヤレス充電非対応
 

SOUNDPEATS CCスペック

イヤホンタイプ イヤーカフ型
Bluetooth周波数
Bluetootthプロファイル  HFP/A2DP/AVRCP
対応コーデック SBC, AAC
音楽再生時間 約6時間
(充電ケース込み24時間)
Bluetoothバージョン  5.4
周波数(Hz)
マルチポイント 対応
防水等級 IPX 5
ドライバーユニット φ12mmデュアルマグネットドライバー
ノイズフリー通話 AIアルゴリズムと4つのENCマイクを搭載
EQプリセット 6種類+ゲームモード
充電時間 10分の充電で2時間使用可能
バッテリー容量
350mAh(ケース)
35mAh*2(イヤホン)
サイズ(実測) 充電ケース:31.34*14.69*29.05mm
重さ イヤホン:5グラム
ケース: 43.3グラム
カラーバリエーション ブラック / ホワイト/

 

開封の儀

【パッケージ内容】

  • SOUNDPEATS CCイヤーカフ
  • 収納充電ケース x 1
  • USB-Cケーブル
  • 取扱説明書
  • PEATS君のステッカー*1

 

製品レビュー

イヤホン本体

イヤホン形状はイヤーカフ型。カラーは艶消しのブラックの耳に負担のないシリコン製。両先端部分は艶アリのブルーがかったブラック▼

 

ちなみに製品ケースにはPearlClip Pro(パールクリップ・プロ)とありますが、開発時の名前のようです。
本体がアルファベットのC型なので「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」が正式名称となっています。

 

ドライバ・グリルは特殊な形状です▼

※ちなみにCCは左右の区別がありません。ケースの左から出したら左、右は右と自動的に設定されます

防水等級はIPX5に対応しています。汗や雨程度の水から防げる防水等級です。
※ ケースは防水ではありません

 

重さは実測で片側 約 6グラム▼

 

カラーバリエーションは、ブラックとホワイト、パープル、ゴールドの4色展開※発売当初はブラックのみの取り扱いのようです

 

チャージケース

充電ケースは一般的なサイズ。前面右側にシルバーのボタンが配置されています▼

 

ケースは自立しない楕円型▼

サイズは31.34 x 14.69 x 29.05 ミリ

リップクリームと並べたサイズ感▼

 

背中側には充電用のUSB-Cポートが配置されています▼

 

イヤホンを格納したケースの重さは約 47グラム▼

 

緑点灯:100-50% /  黄色点灯:49-10% / 赤点灯:10%以下

充電時は、緑:100% / 緑点滅:99-70% / 黄色点滅:69-20% / 赤点滅:20%以下

Qiワイヤレス充電には非対応です

バッテリーについて

イヤホンは1回の充電で約 6時間使えます。ケースに戻しての充電を含めると合計 24時間。通勤・通学程度ならケースへの充電は3日に1度くらいのペースで賄えそう。

 

使い方

ペアリングはケースを開けるだけ、初回はペアリングモードで起動します。

後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了▼

 

操作方法

操作タッチ部は、イヤホンの前側ドライバ付近をタップする回数で操作を行います

  左(L) 右(R)
音楽操作
1回タップ 音量下げる 音量上げる
2回タップ 再生 / 一時停止
1.5秒間長押し 前の曲へスキップ 次の曲へスキップ
3回タップ 低遅延ゲームモード切替 音声アシスタント
Siri、OKグーグル起動
通話
2回タップ 通話/電話を切る
3回タップ 通話切替
1.5秒間長押し 通話拒否

※ リセット:ケースに戻してケースのボタンを10秒間長押し。LEDが白と赤に点滅したらリセット完了。

 

専用アプリ

PeatsAudio

開発: yong yang
評価(2.5/5)
無料

icon-itunes
 

 

専用アプリからは、イヤホンのファームアップデート、ゲーミング低遅延モード、パススルー機能・イコライザー最適化機能などを利用できます。

 

操作・装着感

操作性について

イヤホンを充電ケースのフタを開くだけでイヤホンの電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。

ケースを開けてデバイスと接続すると「ピン」と接続完了音が流れます。ケースを開けてゆっくり耳に入れたタイミングくらいで接続が完了します
使い終わったらケースに戻すと、スマートホンとのペアリングが解除され自動的に充電が開始します。一度ペアリングしてしまえば、デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは必要ありません。

操作はタッチセンサー式で、1回触れただけでボリュームが変わってしまいます。誤タップに気を使う必要があります。アプリから設定が可能ですので、つい触れてしまう人は1回タップを無効にする事をオススメします。
イヤーカフ型なので、買い物の時のレジなどでは、わざわざ外さないで音楽を停止するだけで会話ができます。

 

装着感

イヤーカフ型なので、他のイヤホンとは装着感が全く異なります。
メガネ干渉する事もありませんし、本当に軽いので装着している事を忘れるほどです。私は一日中付けていました。
耳にぶら下がっているだけですが、トレッドミルやウォーキングなどでも落ちたりする事もありませんでした。

長時間装着していても痛みや痒み、違和感はありませんでした▼

 

装着方法は、耳全体を挟み込みます。正しい装着例は↓

 

アクセサリーのイヤーカフとは違いますが、これはこれでお洒落だと思います▼

 

前から見た様子▼

斜め前からの装着図▼

 

音質

ドバイバーは大型12mmデュアルマグネット・ダイナミックドライバーを採用しています。
自然に音楽を楽しめました。「ドライバで低音・高音を強化している」としていますが、ドンシャリ系という訳ではないです。
全音域でバランス良く繊細に鳴っており、ドライバと鼓膜との間の距離を感じさせません。
ライブ音源だと会場と錯覚するような広がりと臨場感が味わえます。

開放型の弱点である低音域ですが、腹に響くとまではいきませんが楽器の特徴どおりの低音が伝わってきます。
声量の弱い女性ヴォーカルの声が少し聞き取りにくい傾向がありますが、気になるレベルではありません。曲によってはハイトーンボイスの女性ヴォーカルの声が、少しキンキン耳障りに聞こえる事もあります。

歯擦音が気になる曲、いわゆる「サ行が刺さる曲」を聴いてみましたが、全く問題ありませんでした。全音域で音の抜け感があり、クリアで広がりのある音のイヤホンです。
移動時には、ラジオやAudible(オーディブル)でオーディオブックを聴いてみましたが、DJやナレーターの声も聴きやすかったです。

 

音切れ・音飛び・音漏れ・遅延

日常的に10日間近くメインで使っていました。犬の散歩、繁華街、電車、スーパーマーケット、あらゆるシーンで使いましたが、途切れたり音飛びで気になるようなことはありませんでした。
スマートホンのロックを解除した時や、通知が届く時などは一時的に途切れる事がありました。この程度の途切れは、どのイヤホンでも良くある現象なので気になりませんね。

オープンタイプなので、音漏れの度合いが気になると思います。もちろん一般的なカナル型と比べると音漏れはあります。静かな部屋だと2mくらい離れていてもチャカチャカ聴こえます。屋外や電車では、環境音に掻き消されるので迷惑になる程の音漏れは感じないと思います

通話音質

通話用のAI ENC搭載のマイクを搭載しています。何度か電話通話に使いましたが問題なく話ができました。
通話で相手の声が遠いと感じる事があります。通話時は音量を上げて対応しました。

 

マルチポイント機能

マルチポイント接続とは、2台の機器と同時接続し、それぞれで通話も音楽も受信できる機能。
例えば、PCでオンライン会議を終了した後、スマートフォンで音楽再生を始めるだけで再生機器を切り替えられます。スマートフォンが電話を着信した際には自動でスマートフォンの通話に切り替わり、そのままハンズフリー通話をすることも可能。2台の機器でイヤホンを使う場面で接続の切り替えがいらず、使用する事が可能です。

 

まとめ・価格

SOUNDPEATS CCは、「イヤーカフ型でも音質を妥協しない」というウリ文句どおりでした。音楽鑑賞にも耐え得る音質です。
装着感ですが、イヤーフックのオープンイヤー型に比べると、軽くてメガネやマスクにも干渉しません。
骨伝導ヘッドホンやオープンイヤーイヤホンのイヤーフックのより簡単・コンパクトに装着できます。

SOUNDPEATS CCの価格は、¥7,280(税込)。公式ショップのほか、Amazonで購入可能です。

Amazonブラックフライデー先行セール/本番セールにてセール価格で購入できます。
また今回はメーカーの方から割引クーポンを発行して頂いております。

クーポンコード:SPCCPPRM066
割引:5%OFF
利用期間: 2024年11月27日(水)0時から2024年12月31日(火)23時59分まで
※ 当クーポンコードとAmazon商品ページ掲載のクーポンを併用すると、さらに5%OFFが適用されます。

 

SOUNDPEATS PearlClip Pro (ブラック)
イヤーカフ イヤホン
 

 

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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