中国のタブレットメーカーAvidPad(アビドパッド)より発売された、タブレット端末『 AvidPad S80』が手元にやってきました。使用感を共有してみたいと思います。
S80は 11型ディスプレイを搭載した大型のAndroidタブレット端末。Widevine L1に対応しているので、動画配信サービスを迫力ある大画面で視聴が可能です。
また4基のスピーカーを搭載しているので動画鑑賞も捗ります。メディア専用端末として持っておきたい端末に仕上がっています。
ページコンテンツ
レビュー・フラッシュ
Widevine L1対応で高精細画面で動画サービスが楽しめる
厚さ8mmの超薄型設計
525グラムの軽量設計
18W 急速PD充電対応
USB OTG対応
4基のスピーカーで臨場感ある音響システム
SIMを挿してネットワーク接続が可能
VoLTE対応のデュアルSIM
3.5mmステレオジャックで有線イヤホン使用可
5種類の衛星位置システムに対応
AvidPad S80スペック
OS | Android 14 |
---|---|
SoC | Snapdragon 685 8コア「A73 4*2.8GHz+A53 4*1.9GHz」 |
ディスプレイ | 11インチ 1920 x 1200 (FHD) IPS液晶 |
RAM | 24GB ( 8+16拡張 ) |
ROM | 128 GB |
外部MicroSD | 最大 1TB |
リアカメラ | 1600万画素 |
フロントカメラ | 800万画素 |
スピーカー | 4基 |
防水 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
GPS | GPS/Beidou/QZSS/GLONASS/Galileo |
Bluetooth | 5.0 |
センサー | 光、重力、ジャイロ、ホールセンサー |
対応バンド | GSM: B2 B3 B5 B8 WCDMA: B1 B2 B4 B5 B8 FDD-LTE B1 B2 B3 B4 B5 B7 B8 B12 B13 B17 B20 B25 B26 B28 B66 TD-LTE B38 B39 B40 B41 |
バッテリー | 8500mAh 18W 急速PD充電対応 |
サイズ | 幅:168 mm 高さ:257 mm 厚さ:8 mm |
重量 | 525 g |
開封の儀
【セット内容】
AvidPad S80本体、USBアダプタ、USB-Cケーブル、SIM取り出しピン、取り扱い説明書
※ 取り扱い説明書は日本語で書かれています
18ワット(9V / 2A)のPD充電に対応しています。付属のUSBアダプタは 5V/ 2A の通常の充電器でした。
筐体
ディスプレイは 11インチの1920x 1200(FHD)IPS液晶画面。330nits輝度、リフレッシュレート90Hz
IPS液晶ですが発色も綺麗で、視野角度は浅い角度からでも見えます。メディアを楽しむ端末としては十分に合格点だと思います
ベゼル幅は上下左右の全てが実測で約 10ミリ
インカメラは画面を横向きで使用した時に上側中央に来るように配置されています。
筐体はアルミ合金(CNC)で形成されています。背面には最初から保護シートがついています▼
端末の厚みが非常に薄く8mmしかありません。
背面には16.0MPのカメラの1眼仕様です。
画面横状態の右上には、電源ボタン、ボリュームボタンが配置されています。
右側には、スピーカーが2つ配置されており、USB-CポートとSIMカードスロットもここにあります▼
3.5mmステレオジャックがありますので、有線イヤホンを接続しての鑑賞もできます▼
内部レビュー
バンドルアプリは、Google系の基本アプリとLINE、各種SNSアプリ、Primeビデオ、Netflixなどの動画サービスのアプリだけです。消せないメーカーのアプリは入っていないので余計な負担がありません。
ベンチマークテスト
AnTuTu Benchimark (v10.2.9)を使って処理能力をテストしてみます
総合スコア: 351022ポイント
CPU:107254ポイント
GPU:92263ポイント
搭載するプロセッサーは、Snapdragon 685 8コアプロセッサー、GPUはAdreno 610を採用 。
メモリー構成は、 内部ストレージ128GB、RAM 8GB(+16G増設可能)を搭載しています。
処理性能は通常使いやブラウジングや動画視聴、LINEなどの通常のアプリはサクサク動きますが、ゲームはライトなアプリが遊べる程度です。
widevine 対応について
S80はWidevineがL1のセキュリティレベルに対応しています。
ちなみにWidevineがL1対応とは、Amazon PrimeビデオではFHD画質での再生をする場合、L1のセキュリティレベルに対応している必要があります。Netflixの場合、L3でSD画質、L1でHD画質での視聴が可能となります。
Amazon Primeビデオ、Netflixを見てみましたが、快適に視聴ができました▼
カメラ
S80のカメラは、フロント8MP・リア16.0MPのそれぞれ1眼カメラを搭載しています。
解像度はリアカメラ16MP、フロントカメラ8MP。動画はリアカメラ1080p(fpsは不明)EIS(手振れ補正機能)が付いています。
撮影モードは「ビデオ」「写真」「専門」の3つ。専門はマニュアル撮影モードの事です。
また設定できる項目は「顔抽出」「ホワイトバランス」「露出」「れんぞくしゃげき(連射モードの事)」が選択できます。撮影はオートフォーカスに対応しており、ピント合わせも早く綺麗な写真が写せます。
イン・アウトともに彩度が低めで、盛った画像とは言い難いです。写真はフィルターも用意されていますが、白黒、ブルーといった普段使わないような特殊なフィルターです。
インカメラは、チャットやビデオ通話、ネット会議する程度には困らない程度の画質だと思います。暗所撮影は綺麗に写ります。また晴れの日の木陰のような明暗のハッキリした場面でも、暗部が潰れてしまう事がなくバランスの取れた画像に仕上がります。
WEB閲覧・メディア視聴
動画鑑賞
スピーカーは4基のスピーカーを搭載しています。横置き時の左右にそれぞれ2基ずつ配置されているので、動画視聴時に臨場感がありまます。
スピーカーの音質はチャカつくことなく綺麗に聴こえます。音を大きくしても割れる事もありません。
動画を視聴してみましたが、自然に動画を楽しむ事ができました。
バッテリー容量8,500mAh。映画なら2・3本観れそうです。
画面サイズについて
ChromeブラウザはWEB閲覧は、画面が大きいので1ページの情報量が多いのがいいですね。
文字が細かくなる事なく、パソコンのような感覚でブラウジングを楽しめます。
GPS・衛星位置情報システム
衛星位置情報システムはGPS / Beidou / Galileo / Glonass / QZSSに対応しています。Googleマップを開いてチェックしてみると、GPSの掴みが悪い部屋でもマップアプリを起動した途端にピタッと現在位置を特定してくれました。
価格・まとめ
AvidPad S80を使ってみた感想 は、画面サイズは動画鑑賞に丁度良いですね。画面が大きいので読書用端末としても使えますが、軽量525グラムとは言え片手で持って長時間読書は厳しいです。
AvidPad A90の価格は¥39,990 。Amazonで購入可能です。ページ内に8,000円の割引クーポンが発行されています。
2024年7月11日よりセールを開始します。24,386円で購入可能です。
AvidPadのタブレットはアクセサリー類も充実しています▼
・タブレット専用カバー型ケース
・ S80 タブレット 専用手帳型ケース
・タブレット専用保護ガラスフィルム
※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。
タカシ
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