LABOホンテン

スマホ/iPhone/PCタブレット/格安SIM・アプリ・ガジェット・ゲームなどの総合デジタル情報【支店はない】

当サイトの記事は広告を含みます

【実機レビュー】省スペースが魅力のゴミ回収機能つきロボット掃除機「Ultenic T10」

中国家電メーカーUltenic (ウルテニック)より発売されているロボット掃除機「Ultenic T10」が手元に来ましたので、使用感を共有したいと思います。

「Ultenic T10」は、クリーナーとしての吸引掃除に加え、モップシステムで水拭きも同時にこなせる 1台 2役のお掃除ロボットです。また集めてきたゴミは、自動的に充電器を兼ねた「自動集塵ベース」に吸い上げられてゴミパックに溜まるので、ゴミ捨て作業が圧倒的に楽になりました。

またアプリと連携する事で、エリアの指定や掃除予約など細かい指示も可能です。いわゆるIoT機器なので、Wifiと接続して遠隔掃除も可能で、アレクサやOK Gooleをから音声で掃除方法の指示を出す事もできます。

ざっくりフラッシュレビュー

お勧めポイント
 1度の走行で吸引・水拭きが同時に行える
 スロープが無いので場所を取らない
 禁止エリア設定可能
 Google Home , Amazon Echo 対応
 カーペット検知機能で完全自動化
 250分間の長時間稼働が可能
 最大60dB の静音設計
 自動集塵ベースでゴミ捨てが自動化
 15mmまでの段差乗り越え機能
 最大 3000Paの強力な吸引力
 ダストボックスが水洗い可能
 ピンポイント掃除指定が可能
 掃除機の吸引力、モップに使う水量の調整可能

 

いまいちな点
 高度な設定をする場合アプリに慣れが必要
 ボディ上部に突起があるので狭い隙間に入り込めない

 

 

Ultenic T10

 

バッテリー 5,200 mAh
リチウムイオン
バッテリー駆動時間 250 分間
充電時間 4-5 時間
吸引力 最大:3,000pa
吸引力指定 3 段階
水量指定 4 段階
騒音レベル 最大 60dB
ゴミパック容量 4.3リットル
重さ ロボット掃除機:約 3.6 Kg
自動集塵ベース:約 3.82 Kg
本体サイズ ロボット掃除機:350 x 350 x 98 mm
自動集塵ベース:282 x 361 x 202 mm
カラー ホワイト

 

開封レビュー

【セット内容】

  • T10ロボット掃除機本体
  • 追加のダストバッグ* 2
  • 追加のフィルター、スポンジ、サイドブラシ
  • クリーニングツール
  • リモコン(バッテリーを含む)
  • 追加のモップ
  • 電源アダプター
  • モップとモップ保持ボード
  • 充電スタンド
  • 取扱説明書など紙類

 

取扱説明書は、マルチ言語仕様で日本語でも丁寧に解説されていました▼

 

Ultenic T10特徴

自動ゴミ収集

ダストボックス内部のゴミは自動的に排出されます。大容量のダストボックスにより、ゴミを最大60日間まで保管でき、ダストボックスを頻繁に掃除する必要性がありません。

カーペット検出&吸引力Auto-boost

カーペット検出テクノロジーにより、吸引掃除のときにカーペット上で自動的に強力モードに切り替え、毛の奥まで深く吸引します。

 

パーティション管理

各部屋のためのカスタマイズな掃除プランを簡単的に設定できます。外出中でも部屋をお掃除可能。掃除時間と範囲の設定やロボットがマッピングした地図上から部屋の割当も行えるし、二回掃除したい設定なども可能となります。

Y字型で水拭き

T10 ロボット掃除機は、「Y」文字型のルートを計画し、効率的に床を拭きます。4つの水量を設定できます。

 

超長時間稼働&強力な吸引力

最大250分間も稼働が可能で、200㎡以上の部屋を清掃できます。T10 ロボット掃除機は三段階吸引力を搭載し、最大3000Paの吸引力でフローリングや和室などあらゆる床材に対応できます。

 

筐体

筐体はホワイトボディで、サイズはいわゆるお掃除ロボットの一般的なサイズです。ル○バを見た事がある方は、それを想像してみて下さい。
ちなみにル○バはφ356 mm、T10は350mmです。

 

高さは約 8センチですが、センサー部を含めると9.8センチあります。ベットや家具の下程度なら入り込んで掃除ができます▼

 

裏側をひっくり返すとタイヤとメインブラシ、サイドブラシが確認できます▼

 

ダストボックスは、ぼらんを押すだけで外れます。ちなみにフィルター、ボックスともに水洗い対応です。お掃除用のツール(ブラシ)も付属しています▼

 

本体の電源とホーム(自動集塵ベースに戻る)ボタンは本体上部に付いています。オートオフに対応しているので、大本の電源は普段はオフにしません。

ダストボックスが外れていると赤く光ります。安全機能で掃除スタートしません。

 

セルフゴミ収集ステーション

セルフゴミ収集ステーションにはボタン類はありません。スロープのような出っ張ったパーツが無いので、部屋の片隅に置いといても邪魔になりません。

 

頭を開けてダストパックをセットします▼

 

 

アプリ連携

モップステーションは、専用のスマートホンアプリを使う事で細かい設定が可能です。掃除のスケジュール管理ができるほか、現在の掃除状況を手元で監視できます。Google Home または Amazon Echo をお持ちであれば、お掃除の開始時間や方法を話しかけるだけで指定できます。

ultenicアプリ

開発: Shenzhen Ultenic Technology Co.Ltd.
評価(3.0/5)
無料

icon-itunes
 

アプリの設定・項目

アプリはメールアドレスを登録しアカウントを作成します。登録が済んだら、アプリを起動しWifi設定の後、ロボット掃除機の機種を選択します▼

 

可動方法・動作検証

アプリの指示に従うだけなので難しい事はありません。

リビングキッチンでテスト走行しました。広さは 20畳くらいあると思ますが、対面キッチンもありますし、大きいリビングテーブルセットの下には入り込めなそうです。また床に色々と置いてあるので掃除できる床面積は限定的です。最初のマッピング作成走行時は、隣の畳の部屋に入らないようにモノを並べておきました。一度走行させてマッピング完成後は、禁止エリア設定で入らないようにできます。

一番最初は、部屋のマップを作成するためにモップを外して吸引モードのみで稼働させました。走行しながら部屋のマップを作成してくれます。

驚いたのは、センサーが遠くまで届くようでスタートと同時に広範囲をスキャンしてマッピングしていました▼

 

Wi-fi外からでも操作が可能なので、外出先からでも掃除スタートさせられます▼外出先から4G回線でテストしてみました。帰宅したら部屋が綺麗になってました。

 

障害物にはソフトに当たるので、家具を傷つける心配は無さそうです。

 

モップがけする場合は、ダストボックスに水を入れてモップを装着するだけ▼

 

掃除機の吸引モーター音は60db以下とお掃除ロボットとしては静音な方です。しかしながら、自動集塵ベースに戻ってゴミを受け渡す時は、グゥォーっと結構な音がします。さすがに寝てる間に寝室を掃除できるレベルではありませんが、テレビの音声は聞き取れる程度の音です。段差は1.5センチまで対応とありましたが、2cmくらいはグイグイ乗り越えていきましたた。

掃除中はマップ上で掃除ロボットの現在位置を確認できます⚡が充電ベースで●がT10の現在位置。
掃除したエリアは10平米、掃除時間は10分という結果でした。障害物で掃除できない部分が多いので、こんなものだと思います▼

 

掃除が終わると自動的に自動集塵ベースに帰って、ゴミをステーションに回収後に充電を開始します。またアプリや本体のホームボタンでも充電ベースに戻るように指示できます。

ベースに戻った後は集塵ベースに回収されるので、掃除機本体のダストボックスは、ゴミを吸い上げられて何も残っていません。

「自動集塵回収なし」という設定でゴミの収集能力をテストしてみました。

 

前日掃除機をかけた部屋で動かしたのですが、家具の下などに入り込んで結構ゴミを集めてくれました。我が家は結構汚いんですね..▼

 

スマートホンからアプリを起動するのが面倒な時は付属のリモコンから操作ができます。

 

掃除の指定方法

絡んでしまうコード類などは、徹底的に片付けて掃除スタートするか、障害物を置いてガードしておく必要があります。部屋のマッピングが済んだら高度な設定が可能となります。

 

仮想境界線機能

仮想境界線機能が搭載されており、進入禁止のエリアを指定する事が可能です。

マップ画面から「マップとゾーン」をタップ。すると禁止ゾーンの指定が可能となります。

禁止設定は、「掃除機と水拭き」「水拭き」の2種類を禁止する事ができます▼※ 赤エリアが禁止エリア

 

お掃除予約機能

指定した時間に掃除を開始するようにタイマーをセットする機能が実装されています。

アプリを上にスワイプして「清掃予約」>>「+」から予約をいれます。

開始時刻、エリア、吸引力や水量の設定が可能です▼

毎日繰り返し予約も可能なので、仕事に行っている間に自動的に掃除してもらう事もできますね。

 

消耗品・メンテナンスについて

お掃除ロボットなので、オートで掃除、充電をしてくれますが、ゴミ捨てや水替え、ブラシ掃除などのメンテナンスは人の手が必要です。

部品 メンテナンス頻度 交換頻度
ローリングブラシ 週に1回 6~12か月ごと
サイドブラシ 週に1回 3~6カ月ごと
フィルター 週に1回 2か月ごと
センサー類 週に1回
ホイール 週に1回

またUltenicの消耗品は、Amazonやメルカリ、Aliexpressで購入可能です。

 

まとめ・価格・販売サイト

色々なお掃除ロボットを使って来ましたが、個人的にはUltenic T10の一番の魅力は、集塵充電ベースのコンパクトさだと思います。小さくてスロープが付いていないので、部屋の隅に小型の空気清浄機を置いた程度のサイズしかありません。お掃除ロボットの分はハミ出るんですけどね。

 

販売サイト・価格

Ultenic T10の価格は58,990円(記事執筆時)。Amazonのメーカー公式ショップでは 15,000円オフのクーポンが配布されています。実質約 4万3千円で購入可能です。

 

Ultenic T10 ロボット掃除機
 3000pa 自動ゴミ収集 水拭き 両用 お掃除ロボット
 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

The following two tabs change content below.
アバター画像

タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

コメント

*
*
* (公開されません)

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Return Top