ロボット掃除機メーカーYeedi(イーディ)より「Yeedi vac 2 pro」がクラウドファンディングの Makuake に登場しました。
「yeedi vac 2 pro」は、クリーナーとしての吸引掃除に加え、独自のモップシステムで水拭きも同時にこなせる 1台 2役のお掃除ロボットです。また集めてきたゴミは、自動的にゴミ収集ステーションに吸い上げられてゴミパックに溜まるので、ゴミ捨て作業が圧倒的に楽になりました。
またアプリと連携する事で、エリアの指定や掃除予約など細かい指示も可能です。いわゆるIoT機器なので、Wifiと接続して遠隔掃除も可能で、アレクサやOK Gooleから音声で掃除方法の指示を出す事もできます。少し前に手元に届きましたので、数週間使ってみました。
ページコンテンツ
ざっくりフラッシュレビュー
振動モッピングシステムで押し付けたようなモップがけ可能
仮想境界線、モップ禁止エリア設定可能
Google Home , Amazon Echo 対応
8 cmの薄型設計で細い隙間も掃除可能
カーペット検知機能で完全自動化
180分間の長時間稼働が可能
最大76dB の静音設計
ゴミ収集ステーションでゴミ捨てが自動化
15mmまでの段差乗り越え機能
最大 3,000Paの強力な吸引力
3Dマッピング式で効率的な走行が可能
ダストボックスが水洗い可能
ピンポイント掃除指定が可能
掃除機の吸引力、モップに使う水量は3段階に調整可能
ホワイトカラーのみなので汚れが心配
Yeedi vac 2 pro
型番 | YDVN11 |
---|---|
ドッキングステーションモデル | CH1822 CH1918 |
走行スタイル | ビジュアルマッピング |
清掃スタイル | オート/エリア/カスタム |
吸引口 | メインブラシ |
高さ | 77mm |
バッテリー | 5,200 mAh リチウムイオン |
バッテリー駆動時間 | 180分間 |
充電時間 | 6.5 時間 |
吸引力切換え | 4 段階 |
吸引力 | 静音:600pa 省エネモード:1,500pa 通常モード:2,800pa パワフルモード:3,000pa |
水量指定 | 3 段階 |
騒音レベル | 最大 76dB(A) |
重さ | ロボット掃除機:約 3.83 Kg 洗浄ステーション:約 7.85 Kg |
本体サイズ | ロボット掃除機:350 x 350 x 77 mm ゴミ収集ステーション:300×420×430mm |
カラー | ホワイト |
複数階マップ | 対応 |
その他機能 | 仮想境界線、モップ禁止エリア、衝突、落下防止等 |
モーター | Nidecブラシモーター |
開封レビュー
【セット内容】
- 掃除機Yeedi vac 2 pro本体
- セルフゴミ収集ステーションCH1822
- 振動モッピングシステム
- 充電ステーションCH1918
- スロープ板
- サイドブラシ x 1
- 電源コード x 2
- ダストパック x 1
- 取扱説明書
※ セルフゴミ収集ステーションは、全てに付属しているわけではありません。
取扱説明書は、日本語で細かく丁寧に解説されていました▼
Yeedi vac 2 pro特徴
お掃除ロボットとしての吸引と振動するモップで強力に清掃▼
掃除終了後、自動で集塵ステーションに戻り、ごみや埃をごみパックに自動吸引してくれます▼
また、カーベットエリアは自動でよける機能や、立ち入り禁止エリアの設定、段差落下防止機能など、お掃除ロボットとしての機能も充実しています。
掃除機としての吸引力も最大3,000paと強力です▼
筐体
筐体はホワイトボディで、サイズはいわゆるお掃除ロボットの一般的なサイズです。ル○バを見た事がある方は、それを想像してみて下さい。
ちなみにル○バはφ356 mm、モップステーションは344mmです。
高さは約 8センチなので、ベットや家具の下に入り込んで掃除ができます▼
裏側をひっくり返すとタイヤとメインブラシ、サイドブラシが確認できます▼
ダストボックスは、引っ張るだけで外れます。ちなみにフィルター、ボックスともに水洗い対応です。お掃除用のブラシも本体に付属しています▼
本体の元電源とリセットボタンは本体カバーを開いた所に付いています。オートオフに対応しているので、大本の電源は普段はオフにしません。メンテナンスやダストボックスの掃除の時に使います。
セルフゴミ収集ステーション
セルフゴミ収集ステーションにはボタン類はありません。
付属のスロープを付ける事で、帰還がスムースになります▼
頭を開けてダストパックを装着します▼
どうやってゴミを吸い上げるのだろう?と底を見ると、ゴミ回収ステーションの底にはU字型のダクトが通ってました。
ドッキングした様子▼
ちなみにセルフゴミ収集ステーションが不要という方のために、本体+充電のみのステーションというセットも販売されます。
ゴミパックは不要で手動でダストボックスを掃除したい方や、部屋に置くスペースが無い場合に使えますね。
アプリ連携
モップステーションは、専用のスマートホンアプリを使う事で細かい設定が可能です。掃除のスケジュール管理ができるほか、現在の掃除状況を手元で監視できます。Google Home または Amazon Echo をお持ちであれば、お掃除の開始時間や方法を話しかけるだけで指定できます。
yeedi
開発: Shenzhen Reecoo Fashion Electronic Co.,Ltd 評価 無料 |
アプリの設定・項目
アプリはメールアドレスを登録しアカウントを作成します。登録が済んだら、アプリを起動しWifi設定の後、ロボット掃除機の機種を選択します。
その後、アプリに表示されるQRコードをロボット掃除機のカメラにかざすだけ▼
設定から「日本語」にしておかないと、ロボットが英語を話します。忘れずに設定しましょう💦
可動方法・動作検証
アプリにクイックスタートガイドがチュートリアル式に表示されるので、指示に従うだけなので難しい事はありません。
リビングキッチンでテスト走行しました。広さは 20畳くらいあると思ますが、対面キッチンもありますし、大きいリビングテーブルセットの下には入り込めなそうです。また床に色々と置いてあるので掃除できる床面積は限定的です。最初のマッピング作成走行時は、隣の畳の部屋に入らないようにモノを並べておきました。一度走行させてマッピング完成後は、禁止エリア設定で入らないようにできます。
一番最初は、部屋のマップを作成するためにモップを外して吸引モードのみで稼働させます。走行しながら部屋のマップを作成してくれます▼
Wi-fi外からでも操作が可能なので、外出先からでも掃除スタートさせられます▼外出先から4G回線でテストしてみました。帰宅したら部屋が綺麗になってました。
障害物にはソフトに当たるので、家具を傷つける心配は無さそうです。本当は椅子も机に上げて掃除スタートが正解です。
モップがけする場合は、お尻に付いているダミーを外し、振動モッピングシステムに付け替えます▼
振動モッピングシステムの下には、クリーニングクロスがマジックテープで貼り付けてあります▼
モップ部が上下に振動して床に圧着されるので、綺麗になっている実感が凄い▼
掃除機の吸引モーターとモップがスタンプするので、音はソコソコします。さすがに寝てる間に寝室を掃除できるレベルではありませんが、テレビの音声は聞き取れる程度の音です。段差は1.5センチまで対応とありましたが、2cmくらいはグイグイ乗り越えていきましたた。
アプリを眺めていると、部屋のマッピング(地図作成)しながら、掃除をしてくれます。
またマップ上では掃除ロボットの現在位置を確認できます●が現在位置▼
掃除が終わると自動的にセルフゴミ収集ステーションに帰って、ゴミをステーションに回収後に充電を開始します。またアプリや本体のボタン長押しでもセルフゴミ収集ステーションに戻るように指示できます。
充電ドックに戻る指示を出した様子▼
掃除したエリアは9平米、掃除時間は30分という結果でした。障害物で掃除できない部分が多いので、こんなものだと思います▼
クリーニングクロスは一度の掃除で↓これだけ汚れました
キッチンマットを外して走行してもらいましたが、結構ゴミも汚れも綺麗になりました。ビフォーアフターを撮影するのを忘れました💦
掃除機本体のダストボックスは、ゴミを吸い上げられて何も残っていませんでした▼
掃除の指定方法
上でご紹介したマッピング(最初の掃除)は、マップを作るので掃除禁止エリアや掃除方法を設定できません。絡んでしまうコード類などは、徹底的に片付けて掃除スタートするか、障害物を置いてガードしておく事と良いようです。
マッピングが済んだら高度な設定が可能となります。
仮想境界線機能
仮想境界線機能が搭載されており、進入禁止のエリアを指定する事が可能です。
マップ画面から「マップを編集」をタップ。すると仮装境界線とモップ禁止エリアの指定が可能となります。
エリアの設定は、仮想境界線とモップ禁止ゾーンの指定が可能です▼※ 赤エリアが立ち入り禁止、オレンジがモップ禁止エリア
仮想境界線を設定後は、次回からは禁止エリアとして判定され立ち入らなくなります。
高度なマップ機能
高度なマップ機能を有効にする事で、3種類の掃除方法から選択できるようになります。
- エリア:部屋をブロック分けして好きなエリアだけを掃除するモード(禁止エリア有効)
- 自動:掃除ロボットに任せて掃除するデフォルトの方法(禁止エリア有効)
- カスタム:四角いエリアで囲った場所のみを掃除するモード
掃除機の吸引力、およびモップに使う水量は3段階に調整可能です。
お掃除予約機能
指定した時間に掃除を開始するようにタイマーをセットする機能が実装されています。
アプリを上にスワイプして「清掃予約」>>「+」から予約をいれます▼
毎日繰り返し予約も可能なので、仕事に行っている間に自動的に掃除してもらう事もできますね。
消耗品・メンテナンスについて
お掃除ロボットなので、オートで掃除、充電をしてくれますが、ゴミ捨てや水替え、ブラシ掃除などのメンテナンスは人の手が必要です。
部品 | メンテナンス頻度 | 交換頻度 |
---|---|---|
クリーニングクロス 振動モッピング |
各使用後 | 洗浄50回ごと |
エッジブラシ | 2週間に1回 | 3~6カ月ごと |
メインブラシ | 週に1回 | 6~12カ月ごと |
スポンジフィルター/高性能フィルター | 週に1回 | 3~6ヶ月ごと |
3D検出センサー 回転ホイール 落下防止センサーバンパー マッピングセンサー 充電コネクタ ドッキングステーション |
週に1回 | / |
またyeediの消耗品は、Amazonやメルカリ、Aliexpressで購入可能です。
まとめ・価格・販売サイト
yeedi vac 2 proを数週間可動させています。モップタイプの掃除ロボットは色々と販売されていますが、振動するタイプは初めてです。濡らした不織布を貼り付けただけのタイプとは全く別物。比べ物にならないくらいパワフルに拭き掃除してくれます。
販売サイト・価格
5月 6日午後 2時 (日本時間) より、Makuakeにてクラウドファンディングが開始されています。
【クラウドファンディング価格】
・本体と充電ステーションのセット:39,990円~42,680円
・自動集塵ステーション付きセット:56,490円~66,980円
※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。
タカシ
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