片耳タイプのオープンイヤー型イヤホンを2種類購入してみました。
オープンイヤー型イヤホンとは、文字通り耳の穴を塞がない形で聴く事ができる音楽デバイスで、周囲の音を確認しながら音楽を楽しむ事が可能です。
オープンイヤー型イヤホンは、合法的に自転車での使用が可能で、最近ではテレワーク需要で売れ行きが伸びているガジェットの一つです。
「C7」「Y-12」という2機種をまとめてご紹介します。
オープンイヤー型イヤホンC7スペック
型番 | C7 |
---|---|
再生周波数帯域 | 20Hz – 20,000Hz |
通信距離 | 10m |
音楽再生時間 | 約 8 時間 |
感度 | 98 ±3 db |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
防水等級 | なし |
ドライバーユニット | Φ8mm |
インビーダンス | 不明 |
イヤホン充電時間 | – |
バッテリー容量 |
120 mAh |
イヤホン重量 | 約 6.5 グラム |
セット内容は、C7イヤホン本体とMicroUSBケーブル、収納ケース、取扱説明書
取説は英語と中国語のみ
オープンイヤー型片耳イヤホンC7
本体は、アルミ合金風ですがプラスチック製
重さ約 9.5グラム
カラーバリエーションは、ブラック、シルバー、レッドの3色展開
ボタンは1つのみのマルチファンクションボタンで、昨日は再生/一時停止、音声ガイダンス呼び出しのみ。一応、通話機能もあります。
充電は内側にMicroUSBポートがついています
先端部に小さい穴があり、音はそこからでてきます
耳掛け式と呼ばれるタイプで、耳の上の方に引っ掛けるようなに装着します
先端の孔は、耳にくっついて塞がれます。これで聞こえるのだろうか?
音質・聴き取り
購入した時は、今流行の骨伝導ヘッドホンをイメージしていましたが、普通に孔から音が漏れてくるだけです。
実際に使ってみると音が遠くて不鮮明。スマートホンだと、室内でも音量を最大にして、ようやく聞き取れるくらいです。
静かな室内で使うと、動画で話している内容は聞き取る事ができますが、外だと全くダメです。
大きい音で漏れた音を耳で聴き取るので、当然周囲への音漏れも酷い。
音楽を聴くと、遠くで音楽が流れている雰囲気が味わえる程度。店内放送の音楽を聞いているような感じです。
当然音質も求めるべくもなく、何の曲だか判別するのがやっとのレベルです。
オンライン会議やテレワークでの使用には、正直耐えられないと思います。
オープンイヤー型イヤホンY-12
同じような片耳イヤホンをもう一つ買ったので、ついでにご紹介しておきます。
上のC7を購入する前に買ったY-12という似たようなオープンイヤー型イヤホンです。こちらもC7と同様にアルミ風塗装のプラスチックボディ制で、先端に音が出る孔が空いています。
バリやつなぎ目も酷い作りで、ガシャポン玩具レベルです。
装着方法や位置もほぼ変わらず。音質に関しても大差ありません。
実用で使えるシーンは少ないんじゃないかな?
オープンイヤー型の片耳イヤホンまとめ
今回、オープンイヤー型の片耳イヤホンを購入した使用目的は、PCに接続して簡単に短時間だけ使えればと期待しました。
しかしながら、どちらも単にイヤーピースを外しただけの安いBluetoothイヤホン。耳の穴を塞いでいないというだけの品物でした。
今回2つ同時にレビューしましたが、もうレビューというより注意喚起に近いです。
似たような中華製の片耳イヤホンは、どれもほぼ似たような造りなので、あまりお勧めできません。
環境音を聴きながら作業したい時には、骨伝導イヤホン(ヘッドホン)やネックスピーカーがベストだと思います。
自転車音楽は、AfterShokz 制の骨伝導ヘッドホン一択じゃないかと思います。
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タカシ
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