ガジェットメーカーのAukeyより、Bluetoothレシーバー「AUKEY BR-C13」が発売になりました。今回はメーカーの方から商品をご提供頂きましたので製品をレビューしてゆきます。
こちらの製品は、有線機器をBluetooth無線化するレシーバー機能に特化した製品です。BR-C13は、他の製品のようにBluetoothトランスミッター機能を搭載していません。しかしその分、ボリュームボタンとマイクを搭載し有線イヤホンやヘッドホンをスマートホン用に無線化できるレシーバーとなっています。
AUKEY BR-C13スペック
通信方式: Bluetooth標準規格 Version4.1
最大通信距離: 約10m
マルチポイント(同時待受け):対応(2台スマホ、タブレットのみ対応)
対応プロフィール: A2DP, AVRCP, HSP, HFP
※A2DP対応なので、ワンセグの視聴も可能
連続再生最大時間: 約10時間
連続待受最大時間: 約150時間
充電時間: 約2.5時間
内蔵バッテリー:リチウムポリマー
電源: DC5V
重量: 約16g
開封の儀
【セット内容】・AUKEY BR-C13レシーバー本体 / 取扱説明書 / 保証書シール / 3.5mmステレオプラグ用ケーブル / 充電用MicroUSBケーブル
マニュアルは日本語対応▼
製品レビュー
取り出すと本当に小さくて軽い印象です
表面にはLEDインジケーターとボリュームボタン、マルチファンクションボタンを配置▼
側面にはMicroUSBコネクタ、3.5mmステレオジャック、真ん中の穴はマイクです▼
後ろはクリップ式になっているので洋服に挟んで使えます▼
充電はMicroUSBケーブルを使い充電中はLEDライトが赤く点灯します▼
使用感
使ってみた印象は、完全に有線イヤホンをBluetoothイヤホン化する事に徹したレシーバーだと感じます。
イヤホンをレシーバに挿せば、それだけで日常的に使っているBluetoothイヤホンと使い勝手は変わりません。マルチファンクションボタンで再生・一時停止 / ボリュームの調整も可能です。もともと有線イヤホンはケーブルが長いので、コードが邪魔になると思っていました。しかし「ねじりっこ」や輪ゴムなどで短くまとめれば気にならなかったです。
通話機能テスト
こちらのレシーバーにはマイクが搭載されており、通話も可能となっています。LINEのテスト通話機能を使ってマイクの感度をチェックしてみます。
レシーバーにはクリップが付いていますので、襟元に挟んで通話してみました。周りにテレビなどの雑音があると、少し音がハウリング気味ですが聞き取る事はできます。静かな室内では使えますが、屋外での通話は厳しいかもしれません。
一通りの通話機能が搭載されています
着信を拒否する:電源ボタンを約2秒押し続ける
最後の番号をリダイヤルする:電源ボタンを2回押す
音声切り替える:通話中、電源ボタンを2回押す
動画視聴時の音の遅延について
ブルートゥースイヤホンで動画を視聴したり、ゲームをプレイすると音が遅れて聞こえる遅延問題があります。
こちらのレシーバーを使いYouTube、AbemaTV, DTVを視聴してみました。ワンテンポまでは遅れませんが、微妙に口と音が一瞬噛み合っていません。とはいえ、腹話術師の いっこく堂さんの「おとが、おくれて、きこえます」のように、違和感があるほどではありません。ボーっと視聴する程度なら気にならないと思います。大画面での視聴は辛いでしょう。
音質
レシーバーに「音質」評価というのは変な感じがしますが、音楽に特化した機器なので視聴してみます。当然「音質」に関しては、、使うイヤホンやヘッドホンによって違いますので何とも言えません。またスペック上では対応コーデックが確認できませんでした。
音に関しては期待していませんでしたが、イヤホン・ヘッドホンの特性どおりに鳴ってくれます。
もちろん有線に比べると音の劣化はありますが、高性能イヤホンを付ければ低価格イヤホンの音質は軽く凌駕します。
まとめ
iPhoneからはイヤホンジャックが消えましたので、このレシーバで無線化して今までのお気に入りイヤホンを使い続ける事もできますね。また安い有線スピーカーをノートパソコン用のBTスピーカーとして使ったりも可能で、意外と応用範囲の広い製品だと思います。
記事掲載時の価格は1,599円で手に入ります。1つ持っていると意外と活躍できるガジェットだと思います。
タカシ
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