「Fidgetキューブ」の手遊びは大人の「ヤリたい放題」？！スマホ依存対策になるのか検証【レビュー】

みなさんはフィンガースピナーというガジェットをご存じでしょうか？ハンドスピナー・指スピナーなどとも呼ばれるオモチャで、単に指の上に乗せて回すだけの手遊びグッズです。

最近フィンガースピナーのような退屈しのぎの手癖アイテムに注目が集まっています。考え事をする時に手もち無沙汰でペン回しをしてしまうような感覚ですね。

手遊びアイテムはイライラ、不安、ストレス解消はもとより、暇な時についついスマホを開いてしまう『スマホ依存症軽減』にも効果があるようです。今回私はフィンガースピナーでは無く、クラウドファンディング(Kickstarter)で５億円集めた事で話題になった、６面体に色々な手遊びギミックが詰まっているFidgetCube(フィジェット・キューブ)をAmazonで購入しました。

本当にスマホを開く回数が減るのか？一週間手元に置いた実験結果です。

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ストレス解消キューブ
ギミック紹介
まとめ

ストレス解消キューブ

Amazonで購入した中華製で本物ではありません。

ギミック紹介

１面目(Click-クリック)

無限プチプチのようにボタンを潰すように押しまくるギミック。5つのボタンのうち３個のボタンのみが音がするように設計されています。

音が鳴るボタンはランダムでは無いので、自分の意思で音がするボタンを押すことになります。しかしながらキューブを回転させて見ない状況でブラインド押しすると、どちらのボタンか判らないので遊べます。
音が出るボタンと出ないボタンを使って「ポチ・ポチ・スカッ」と知らない間にリズムを打っていたりします。

２面(Roll-ロール)

鉄のベアリングを回転させるギミックと、数字合わせの南京錠のようなギアダイヤル回転体が付いた面。鉄のボールはトラックボールのような感覚で、転がすだけでなく押すとクリックも出来ます。

真ん中のギアダイヤルは何か抵抗があるようで、たまに重かったり軽かったりするのが『かっぱえびせん』のように癖になります。トラックボールは、早く回すと抵抗がなくユックリ回すとチョロQを押し出す時ような感覚。

3面(Flip-フリップ)

部屋の照明スイッチのようなシーソー式のスイッチ。これが一番音が鳴ります。

4面(Glide-グライド)

クリクリ動かす小さなジョイスティック。アナログコントローラーのような感覚で、つい弾いて遊んでしまいます。

5面(Spin-スピン)

回転させる小さな円盤。ただ回し続けるだけ！古いiPodの曲選び時のようなカリカリ音があっても良いかも？

6面(Breathe-ブリーズ)

worry stoneと呼ばれる心を落ち着かせる石がモデルのギミック。滑らかな凹みに指先を入れて精神を落ち着かせます。手触りがスベスベしていて触れていて本当に気持ち良いです。ついつい指を置いてしまいます。

この面を下にして机に置く事を想定しての平らなギミックです

まとめ

使ってみて一番気になったのが音！スイッチとボタン、ジョイスティックは少し音が出ます。他のギミックも小さなチャカチャカ、カサカサ音が鳴ります。静かな会社や図書館など他の人がいる環境では、音が出るギミックは周囲に迷惑が掛かるので使えないでしょう。静かなギミックでも、デスクがパーテションで区切られていなければ手遊びしている様子が、貧乏ゆすりのように他人をイライラさせるかもしれません。個室以外の環境ではフィンガースピナーの方が向いているかもしれません。

何も生み出さない徹底的に非生産的なオモチャですが、意外と私は気に入っています。以前は無意識でスマホを開いてしまうような状況でも、フィジェットキューブを持っている事の方が多いですね。スマホ依存解消とまではいきませんが、机の脇にスマホと並べで置いておくとコチラを手に取ってしまいます。しかしながら気が付けば手遊びしていて、自分が落ち着きが無くなったような気がします。それではダメですね。

気が付けば机の下でイジイジしています▼