寒い日に外でスマホを操作すると手が非常に厳しい!すぐに室内・車内に逃げ込める移動程度なら少しガマンするだけで済みますが、野外イベントやポケモンGOなど、逃げ場がない時の寒さは本当に辛いですね。タッチペンやスマホを操作できる手袋という手段もありますが、思い通りにスワイプできずイライラします。
そこで、手帳型スマホケースをベースに、USB式のウォーマーを付けて手を温めながら操作できるスマホカバーは実現可能なのか?実際に造ってみました。
手帳型ケースを手のコタツにしたい!
私は寒い日に、手帳型スマホケースのカバーの隙間が意外と温かいので、無意識に指を突っ込んでいる事があります。
そこでココにヒーターを付けて炬燵(コタツ)にしてしまいたいと常々考えていました。
今回、その妄想を形してみようと思い立ち実行してみました。
USBカーボンファイバーヒーターを使って設計
ネットで「USB式のカーボンファイバーヒーター」の部品を探したのですが売っていませんでした。
そこで秋葉原の秋月電子に探しに行ったところ「シートヒーター(面状発熱体)12V3W」という商品を見つけたのですが「最高温度60度+まで上がりますので火傷に注意して下さい」と書いてあり危なすぎるので却下。
結局はAmazonで安い(送料込で590円)カーボンファイバーヒーター付きの手袋を買って部品を取る事にしました▼
この手袋が安い理由は小さすぎて子供しか付けられないワケあり商品
小さすぎて指先しか入りません▼
ヒーター部を取り出してみます▼
取り出したカーボンヒーターシート(縦14cm * 横10cm)▼
このサイズなら1枚だけで間に合いそうです。
透かすと炭素繊維が走っています▼
モバイルバッテリーに接続してみると数分で40度!いい感じです(室温18°)▼
電流量は0.2Aしか消費しないので、モバイルバッテリーも長持ちしそうです▼
私は裁縫ができないので、このまま乱暴に手帳型ケースに貼り付けてしまいます▼
完成▼
開いて逆折りにしても大丈夫▼
モバイルバッテリーから給電▼
これでヌクヌク炬燵ケースになりました▼
実際に外に出てフィールドテストしてみましたが、右手しか挟めないので左手を温める時には開いた状態で使います。
想像ほどは温かくなかったのですが、そこそこの温もりがありました。良い感じでしたがコードが邪魔で使用中止。
結局はPCのトラックボールに貼り付けて使っています。仕事場のトラックボール(マウス)は常にキンキンに冷えていますので、非常に助かっています。
スリッパの先に入れたりコートの内側に貼るホッカイロとしても使えそうですね。ただし、あまり温度は上がらないので、密着しないと暖を取ることができません。手袋なので2個ヒーターシートが取れます、もう1個はカメラのレンズヒーターに使ったり、何かに利用しようと考えています。
今回部品取りに使った手袋▼
今回の「温かいスマホケース」ですが、使い捨てカイロと同じく極寒の日には無力でした。私は、冷えきってかじかんだ手を温めるには『ハクキンカイロ』を使うようにしています。かなりのパンチ力があり、長時間温かいので野外活動時には手放せません。
結局は、これがあるので温かいスマホケースは不要でした。
愛用のハクキンカイロミニ▼
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タカシ
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