中国のスマートホンメーカー Ulefone より新端末『Armor 10 5G』が発売されました。
Armor 10は、 防水・防塵に対応したアウトドア向けスマートホンです。Ulefone 「Armorシリーズ」のフラッグシップモデルで、同社タフネススマホ初の5G対応端末となります。
Ulefone Armor 10 5G
OS | Android 10.0 |
---|---|
SoC | MediaTek Dimensity 800 (MT6873) |
ディスプレイ | 6.67 インチ 2400 x 1080 Pixcels |
RAM | 8 GB |
ROM | 128 GB |
MicroSDカード | 最大 2 TB |
フロントカメラ | 1,600万画素(f/2.2) |
リアカメラ | 6,400万画素(f/1.89):メイン 800万画素(f/1.89):超広角 500万画素(f/2.8):マクロ 200万画素(f/2.0):深度撮影センサー |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 顔 /指紋 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
5,800 mAh | |
対応バンド | 2G GSM: B2/3/5/8 (1900/1800/850/900) CDMA 1X: BC0/BC1 TD-SCDMA: B34/39 WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 LTE-TDD: B34/38/39/40/41 LTE-FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/ 17/18/19/20/25/26/28A/28B/66 5G NR: N1/3/41/77/78/79 |
GPS | GPS/Glonass/Galileo/Beidou |
インターフェイス | USB-C |
防水 | IP68 / IP69K |
サイズ | 幅:82.8 mm 高さ:176.5 mm 厚さ:14.55 mm |
重さ | 328 g |
筐体
画面は6.67 インチIPS液晶を採用したFHD+ (2400 x 1080)ディスプレイ。
画面のアスペクト比 20:9。前面のセルフィカメラは、画面左上のパンチホールノッチ内に格納されています。▼
端末左側面には、フラッシュライトや音声録音、カメラシャッターなどに割り当てが可能な、カスタムボタンが付いています▼
生体認証は、指紋と簡易顔認証。指紋認証システムは端末背面に配置されています
本体は IP68等級の防水・防塵規格に対応しています。「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。
水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格に対応。
水深1.5メートルの水中に30分間沈めておいても大丈夫▼
またアメリカ国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810G」にも準拠しています。耐衝撃は1.5 mからの落下耐性を有しています。
Ulefoneのアウトドア端末には、水平器/高度計/拡大鏡/水平気 / 垂直計/アラーム/心拍計 / Gセンサ/コンパス など、屋外活動に便利なオリジナルの専用アプリが多数インストールされています。
Ulefone端末お馴染みのグローブモードも搭載しており、手袋をはめたままの作業が可能です。この機能は、スマートホン対応手袋だけでは無く、厚さ1.5ミリまでの手袋やレザー手袋でも反応するとしています。
バッテリー
5,080mAhの大容量バッテリーを搭載。
有線/Qiワイヤレス充電ともに15Wまでの高速充電に対応しています▼
カメラ
フロントカメラは、Aiビューティモードを採用した1,600万画素(f/2.2)のシングルカメラを搭載しています▼
リアカメラは、Samsungのイメージセンサー「ISOCELL Bright GW1」採用の6,400万画素の高精細メインカメラ+800万画素(f/1.89)の118.8°の超広角カメラ、500万画素の(f/2.8)のマクロカメラ、200万画素(f/2.0)深度撮影センサー用レンズの4眼構成。
118.8°の超広角カメラの画角は圧巻です▼
動画は4k/30fpsまでに対応しています。
内部スペック
SoCには、5G通信に対応したMediaTek製の新型チップセット「Dimensity 800(MT6873V)」を搭載しています。
Dimensity 800は、ARM Cortex-A76(2.0GHz) x 4 + A55(2.0GHz)x4のオクタコア構成のSoCで、MediaTek社としてはミドルレンジモデルとしては初の7nm FinFET製造プロセスを採用しています。
AnTuTuスコア(v8)の総合は約320,000万ポイント。ミドルレンジ端末としては最高クラスの処理性能となっています。
これだけの処理性能があれば、高負荷のゲームでもサクサク遊べますし、普段使いで困る事は無いとおもいます。
搭載RAMは8 GB、ストレージ(ROM)の容量は128 GBの構成となっており、 2 TBまでのMicroSD外部ストレージに対応しています。
衛星位置システム
衛星位置システムは、通常のGPSの他に、ロシアの衛星位置システムGlonass(グロナス), 中国版GPSのBeidou, EUが構築した全地球航法衛星システムガリレオ(Galileo)に対応しています。
これだけの数の衛星位置システムに対応していれば、僻地でも位置情報を見失う事が無さそうです。
対応バンド / SIM
DSDV(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンドB3に対応していますので、都市部での使用は問題ありません。またプラチナバンドB19にも対応していますので、高い建物の影や地下、郊外での通信にも強いです。また3G帯のプラスエリアB6に対応しているので、僻地や山間部で若干電波が掴みやすくなります。
5G帯に対しては、Sub6のn78/79に対応していますが、ミリ波非対応です。一応ドコモ端末で利用可能です。
SoftBank(Y!モバイル):LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8の全てに対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
5G帯に対しては、Sub6のn77に対応しているのでソフトバンクSIMで利用できます。
AU:主主バンドのB1、プラチナバンドB26(18を内包) に対応しています。通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMにも対応していますが、AUバンドの場合は要検証となります。
5G帯に対しては、Sub6のn77/n78対応していますので利用できます。
2G GSM:
B2/3/5/8
(1900/1800/850/900)
CDMA 1X:
BC0/BC1
TD-SCDMA:
B34/39
WCDMA:
B1/2/4/5/6/8/19
LTE-TDD:
B34/38/39/40/41
LTE-FDD:
B1/2/3/4/5/7/8/12/13/
17/18/19/20/25/26/28A/28B/66
5G NR:
N1/3/41/77/78/79
まとめ / 価格
UlefoneのArmorシリーズは、Armor7、8、9、エントリーモデルのX7、X8、7E、X7 Proなど、様々なモデルが2か月スパンで増え続けています。
メジャーレーベルの無印Armorは、サーマルカメラ搭載のArmor 9以来の4カ月ぶりのリリースとなっています。
Armor 10 5Gのスペックを一通り見て来ましたが、欲しい機能を集約した良い端末に仕上がっているという印象です。
またカメラ構成に関しても、6,400万画素の高解像度カメラと超広角、マクロの組み合わせは絶妙だと思います。
日本の3大キャリアのバンドにフル対応しているので、中華アウトドアスマホにありがちな「郊外に行ったら使えない」という悲しい事態も避けられそうです。
【標準価格】
Ulefone Armor 10 5G:$ 549.99
Ulefone Armor 10は現在、海外ECサイトBanggoodでプレセール販売されています。12月7日から13日までは、399.99ドル。先着200台はUlefone watchがプレゼントされます。
商品名 | クーポン | 価格 | 期限 |
---|---|---|---|
Banggood | |||
Ulefone Armor 10 5G | プレセール | $ 399.99 |
~12/13 |
ECサイト/割引クーポン
今回ご紹介した端末の割引クーポンが発行されている場合があります。
下記ページからチェックしてみて下さい
タカシ
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