中国のスマートホンメーカー Ulefone より新端末『Ulefone Armor X5 』が発売されました。
Ulefone は、防水・防塵対応のアウトドアスマートホンを数多くリリースする事で有名なメーカーで、最近では小型無線のハードを搭載した本格的なタフネス端末までリリースしています。
Armor X5 は 同社のアウトドア向けスマートホン「Armor シリーズ」の最新モデルで、堅牢なタフネス端末ですが、普段使いにも耐えうるスタイリッシュでコンパクトなボディを採用した端末です。
Ulefone Armor X5
OS | Android 9.0 |
---|---|
SoC | MediaTek MT6763 (Helio P23) |
ディスプレイ | 5.5 インチ 1440 x 720 Pixcels |
RAM | 3 GB |
ROM | 32 GB |
カメラ | フロント:5MP リア:13+2 MP |
microSD スロット |
最大 256 GB |
SIM | NanoSIM + NanoSIM DSDS対応 |
認証方式 | 顔 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー | 5,000 mAh |
対応バンド | 2G GSM: B2/3/5/8 (1900/1800/850/900) 3G WCDMA: B1/2/4/5/8 (2100/1900/1700/850/900) 4G LTE-FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20 28A/28B |
インターフェイス | USB-C |
防水 | IP68 / IP69K |
サイズ | 158 x 77.5 x 13.35 mm |
重量 | 235 g |
その他 | Glonass, Beidou, Galile,NFC |
筐体
画面は5.5 インチで 720P HD+ (720×1440 pixels)のIPS液晶ディスプレイ。
非ノッチ画面でフロントカメラは上部ベゼルに配置されています。アスペクト比は18:9
ボディは、ソフトTPUとアルミニウム合金、強化ポリカーボネート素材を採用しており、落下ダメージやボディのねじれなどにも強い設計となっています。
同機が認証を受けている「IP68」防水・防塵規格とは、「粉塵からの完全保護 + 水面下で使用が可能」という保護等級です。さらに水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格、アメリカ国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810G」にも準拠しています。
-20℃ ~ 60℃までの過酷な環境下での使用にも耐えられるとしています。
スピーカーやイヤホンジャックなどは防水加工が施されており、防水モードに切り替えるウォータープルーフボタンが付いています。
生体認証(ロック解除)はFaccID(顔認証)のみとなっており、指紋認証システムには対応していません▼
この端末の特徴は、カスタマイズボタンというインターフェイスが用意されており、このボタンを押す回数や長さにより様々な機能を一発で呼び出す事ができます。画面操作ができない状況が多いアウトドアユースには嬉しい機能です。
呼び出せる機能は、ボイスレコーダー、緊急電話、フラッシュライト、水中カメラモード、スクリーンショット、アプリ登録など。このモードからはトランシーバーアプリの「Zello 」を使ってボタン1つで会話する事もできます
手袋パターン機能を搭載しており、手袋を装着したままデバイスのタッチスクリーンを操作できます。
タッチスクリーン対応の手袋だけではなく、厚さ1.5mm以内の通常のコットンやレザーグローブもサポートします。
NFC機能も搭載されているので モバイルGoogle Payなども使えます▼
5,000mAhの超大容量バッテリーを搭載しており、最大440時間のスタンバイが可能としています。34時間の音楽再生、9時間の動画再生が可能です。充電に関しては10W(5V / 2A)の急速充電に対応しています。
内部性能レビュー
SoCにMediatek製のミドルクラス向けプロセッサーHelio P23(MT6763)を採用していいます。Antutuスコアは約8万ポイント。
最近では22万ポイントの端末でもミドル(ハイ)レンジとされていますので、この端末は限りなくエントリークラスに近い処理性能です。
メモリーは3GB、内部ストレージの容量は32GB。256GBまでの外部ストレージ(MicroSDカード)を挿して使う事が可能です。
OTG機能(USB On-The-Go)にも対応しているので、PCを介さずにUSB接続によりデータの読み込みが可能となります。
またUSBケーブルを使って他の端末に給電する事も可能です。
この端末にはアウトドアで便利なメーカーオリジナルの専用アプリが多数インストールされています。
騒音計/水平器/高度計/拡大鏡/水平気 / 垂直計/アラーム
心拍計 / Gセンサ/コンパス / 圧力計など
カメラ
リアカメラは1300万画素(F/1.8)のメインカメラと200万画素の深度撮影用ToFレンズのデュアルカメラ仕様。前面カメラは500万画素(F/2.0)のシングルカメラを採用しています。
水中カメラとしても使う事が可能です。
カスタムボタンを押して、水中カメラモードに切り替える事が可能です。水中モードでは、タッチスクリーンが無効化されカメラのみの利用しかできなくなります。ボリュームキー「+」を押して写真を撮影し、ボリューム「ー」でビデオモードになります。
対応バンド / SIM
Armor X5は DSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード2枚挿しでの運用が可能です。※ SIM1 , 2の両スロットが4G対応なので、デュアルVoLTE待ち受けが可能です(DSDV)
ドコモ:4G帯(LTE)主要バンドであるB1、東名阪の高速通信バンド(B3)に対応しています。 さらに高い建物の影や地下、郊外に強いプラチナバンド(B19)にも対応していますので、ドコモに関しては快適に使えます。3G帯のプラスエリア(B6)には非対応ですので、僻地や山間部では電波が掴み難くなります。
SoftBank:LTEバンド1,3,8 に対応していますので、日本国内での使用は問題はありません。
AU:LTEプラチナバンドB18に対応していませんが、B26に対応しているのでVoLTE SIMは使えます。また通話に3G帯 BC0(CDMA2000) を使用する非VoLTE SIMには対応していません。
G GSM:
B2/3/5/8
(1900/1800/850/900)
3G WCDMA:
B1/2/4/5/8
(2100/1900/1700/850/900)
4G LTE-FDD:
B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20
28A/28B
まとめ / 価格
Ulefoneのアウトドアスマホの「Armorシリーズ」ですが、似たような型番のモデルが乱立しており煩雑で判り難くなってます。
1万mAhの超大容量バッテリーを採用して、小型無線のハードウェアを搭載した本格派の『Armor 3 / 3T 』シリーズと、5,000mAhの大容量バッテリー搭載スタイリッシュ系タフネススマホの『Armor 5~』の2シリーズに大別されます。
今回リリースされた『Armor X5』は、昨年夏に発売された「Armor 5」の焼き直した廉価モデルのようです。
Armor 5ではM字型ノッチを採用しており、RAM 4 GB、内部ストレージ 64GB、でしたが、X5はRAM 3 GB, 内部ストレージ32 GB、カメラ性能も若干落としてのリリースとなります。搭載しているSoCは同じですが、Armor 5採用されていたQiワイヤレス充電も省くなどのコストカットしたスペックとなっています。
Armor X5は、5の半額という価格設定で、標準価格$131.99。Bangoodではプリセールを開催しており$99.99での販売となっています(~10月31日)
【Banggood】Ulefone Armor X5
割引クーポン
今回ご紹介した端末は、セール対象になっている事が多く、割引クーポンが発行されている場合があります。
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タカシ
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