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【実機レビュー】6,200mAhの超大容量バッテリー搭載で軽量薄型を実現した中華SIMフリースマホ『Vernee Thor Plus』

Amazonで中華ガジェットを中心に販売をしている「hommee-jp」の方から、中華SIMフリースマホVernee Thor Plusをご提供頂きましたので、実機をレビューしてみたいと思います。

こちらの端末は、6,200mAhの大容量バッテリーを搭載しており、公称スペックでは750時間もの長時間の待ち受け、動画を20時間連続再生できるとしています。大容量バッテリーにも関わらず、厚さ7.9mmの、重さ189gと一般的な5.5インチ端末と同じ程度の軽量薄型設計になっているのが特徴です。

Vernee Thor Plus スペック

Vernee Thor Plusスペック

CPU MediaTek MT6753 オクタコア1.3GHz
OS VOS
Android 7.0ベース
RAM 3GB
 ROM 32GB
画面サイズ 5.5インチ
1280 x 720 (HD)
 カメラ画質 リア: 13MP
フロント:8.0MP
micro SD スロット ○最大 128GB
SIMカード nano + nano
(DSDS対応)
Bluetooth  v4.0
Wi-Fi Wi-Fi 802.11b/g/n
 バッテリー 6,200mAh
 入出力端子 MicroUSB
 サイズ 153 x 76.7 x 7.6 mm
 重量 189g
ネットワーク 2G: GSM 1800MHz,GSM 1900MHz,GSM 850MHz,GSM 900MHz
3G: WCDMA B1 2100MHz,WCDMA B8 900MHz
4G LTE: FDD B1 2100MHz,FDD B20 800MHz,FDD B3 1800MHz,FDD B7 2600MHz
カラー 黒/ゴールド

 

開封の儀

【セット内容】
・Vernee Thor Plus本体
・USB充電アダプター(EUプラグ)
・MicroUSBケーブル
・取扱い説明書(英語・中国語)
・SIM取出しピン

今回の端末はAmazonのバイヤー会社「hommee-jp」さんから提供頂きました。
こちらの会社からAmazonで購入すると、KKMOONのスマホスタンドと日本国内用の5V/2AのUSB急速充電アダプターが付属されます

 

製品レビュー

背面はメタルボディ▼2万円前後の端末のチープさがありません

 

右側面はボリューム+/-、電源ボタン▼

 

左側面はSIMカードスロットとEndurance(耐久)モードボタン▼

 

端末上部には3.5mmステレオジャック▼

 

 

 

インターフェイスはMicroUSB▼

 

前面のホームボタンが指紋認証部を兼ねています。
実際に押す事はできず、振動による疑似クリック感を実現しています。

指紋認証は素早く認識率も高いです▼

 

べゼル幅は左右4mm/上下16mm▼

 

重さは約191g▼

 

 

5.5インチ端末としては平均的なサイズだと思います▼

 

 

内部レビュー

vernee社の最新スマートホンは、Android 7.0ベースの独自のOS(VOS)になっています。しかしながらXiaomiのMIUIような制約がある訳では無く、Androidに独自の設定や機能が付加されているだけです。
ピュアAndroidとも言える状態で、インストールされているのはGoogle系バンドルアプリのみです。

 

日本語ロケールが入っているのでスタート画面から即日本語化が可能でした▼

 

ナビゲーションキーはホームボタン左右に配置されています▼

 

設定より画面内に表示(オンスクリーンキー)にする事も可能です▼

 

内部ストレージは24.46GBのうち499MPのみ使用していました▼端末に搭載しているROMは32GBなので、足りない分はOSで使用していると思われます

 

SIMスロットの1方がMicroSDカードスロットと共用になっています▼

内部ストレージとしてマウントする事はできずに外部ストレージとして認識されます。

 

スピーカー

スピーカーの音質は軽くてチャカチャカしているので、音楽・動画鑑賞には向いていません。イヤホンやBluetoothスピーカーなどを使うのが良いでしょう。

 

SIMカード

APNは日本のキャリアやMVNOの情報が大量に設定されていました▼

DocomoのSIMとLINEモバイルでは問題なく4G(LTE)+VoLTEで接続する事ができました。

※SIMを設定したばかりの時には3Gでしか接続できませんでしたが、少し使っているうちに4G(LTE)に接続できました。
以降は再起動しても即4G接続され、3Gで接続されていません(都内23区)

 

DSDS接続実験

SIMカードスロットはnanoSIMが2枚挿す事が可能で、DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応しています。※スロット2はMicroSDカードと共用

SIMカードを2枚挿してDSDS接続テストしてみます。

DocomoのSIMとLINEモバイルのSIMを挿してみました▼

この端末は4G(3G)+2GのDSDSのみに対応しているようで、片方のSIMは2Gとなり電波を掴みません。実質日本ではデュアルSIM/シングルスタンバイですね。2枚挿しても、その都度切り替えて使うという事になります。

 

充電・バッテリー

付属の専用充電器の表記は5V・7V・9V/2A

9.16V/0.97A(約8.852W)程度で急速充電されました▼

 

ちなみに市販の5V/2.1A急速充電器で充電すると5V/0.8Aしか速度がでませんでした。当端末はQuick Charge3.0には未対応ですが、一応使ってみると純正アダプター程ではありませんが、急速充電することができました。

QC3.0アダプターで充電:5.17V/1.30A(約6.7W)▼

 

コンセントをEUプラグから 日本式のプラグに変換して使う必要があります。

今回はオマケで付属していましたが、無ければ百均でも販売されています▼

バッテリーセーブモード

この端末の最大の特徴は、6200mAhの大容量バッテリーを搭載している事と、バッテリーセーブモードの存在です。とにかく長時間の連続使用のみを強く意識した設計になっています。

端末横のEnduranceモードボタンを押すと、バッテリー残量が15%になった状態から丸一日持つとしています。※通知バーから「Ultra Power-Saving mode」をタップしても切り替え可能です。

スクリーンショットを撮影するとカラーになってしまうので写真を撮りました▼

 

Enduranceモードは、デフォルトでは電話とSMSの基本機能のみが使用可能ですが「+」をタップする事でアプリを追加する事もできます。またEnduranceモードにするとWi-Fi、モバイルデータ通信、GPSがオフになります。必要に応じてオンに切り替える必要があります。

白黒のセーブモードでゲームもプレイ可能です▼ゲームを超長時間プレイできますね。白黒で良ければ。。ですが

基本的にEnduranceモードは緊急時の延命モードといった機能です。バッテリーの持ちですが、Enduranceモードを使って節電しなくとも3・4日は余裕で使えてしまします。3DのCGグリグリのゲームをプレイしない限り、本当にバッテリーは減らなかったです。

 

ベンチマークテスト

AnTuTu Benchimark (v6.2.7)を使って処理能力をテストしてみます

スコア37,587。3Dスコアは4,671▼

エントリーモデルとしては悪くないスコアです。色々なアプリを開いてみましたが、モタモタする事も無く使用する事ができました。もちろんCPUのスペックを必要とするデレステのような3Dゲームは、カクカクしてしまい まともに遊ぶ事はできませんでした。
ゲームの起動テストは下記エントリーでご紹介しています▼

ゲームプレイ用に中華SIMフリースマホを購入する時の注意点とSoC「MT6753」の実力をVernee Thor Plusでチェック
中華SIMフリーAndroid端末の性能が上がり、持て余す程の高スペック端末が次々と発売されています。しかしながら端末の性能が十二分でも、中華スマートホンでは和製アプリやゲームが動かない!ダウンロード出来ないという事がしばしば起こります。そこで今回は、中華スマホを買う際の注意点を解説し、また例として先日レビュー記事を公開した、中華スマホ『Vernee Thor Plus』の個別のゲーム動作確認も併せてご紹介します。中華スマホで動かないアプリやゲーム中華スマホメーカーには、AndroidのOSをベースに様々な独自OSを搭載している...

 

デバイス情報

 

【各種センサー情報】

 

 

カメラ性能

vernee thor plusはF2.0、13MPのリアカメラを搭載しています。

 

カメラの機能は限定的です▼

 

撮影フィルター類▼

 

ピント合わせが早く、シャッターも素早く切る事ができます。

クリックでオリジナル画像(サイズ注意)▼

発色は綺麗ですね

マクロ撮影に強く、超接写が可能でした▼

ハイエンド端末には及びませんが、13MPありますし、この価格帯のエントリーモデルとしては十分に合格レベルです。

※撮影画像やカメラ性能など詳細情報は別エントリーで掲載予定です

追記:カメラ性能のレビュー記事を投稿いたしました▼

軽量薄型の大容量バッテリースマホ「Vernee Thor Plus」カメラ性能チェック編【実機レビュー】
先月末に6,200mAhの超大容量バッテリーの軽量薄型SIMフリースマホ『Vernee Thor Plus』のレビューをエントリーしました。遅くなりましたが、引き続き写真を撮影してカメラ性能について検証してみます。vernee thor plusカメラvernee thor plusはF2.0、13MPのリアカメラを搭載しています。 カメラの機能は限定的です▼ 撮影フィルター類▼ 撮影画像渋谷で街撮りして来ました。設定は完全なデフォルトで、HDRモードオフ、ピントのみ合わせての撮影です。※クリックでオリジナルサイズで画像が表示されるものありますが、サイ...

 

まとめ

VerneeのエントリーモデルThorシリーズは3台目のレビューですが、今回のThor Plusで初めて5.5インチ画面を採用しています。

左からThor Plus/ Thor E/ Thor▼

※「Thor E」にも、バッテリーセーブモードが搭載されていました。

今回ご紹介した「Vernee Thor Plus」は大容量バッテリーを搭載しているにも関わらず、薄型で軽量な端末を実現しているのが特徴です。今まで何台も大容量バッテリーの中華スマホを使ってみましたが、当然バッテリーが大きい分重くなりますので、疲れてしまい長時間連続で持ち続けることが辛かったです。一方「Vernee Thor Plus」は、一般的な5.5インチ端末と同程度の端末サイズに収まっているのが素晴らしい。

例えば、大容量バッテリー搭載で人気の中華スマホ「OUKITEL K6000 Plus」に比べても、バッテリー容量が120mAh多いにも関わらず、重さが17g軽く、厚さも2mm薄くなっています。

OUKITEL(上)と厚さ比較▼

あまり充電する時間やタイミングが取れない人や、パズル系の軽いゲームしかプレイしない人にとっては魅力的な端末だと思います。

今回はメーカーの方から割引クーポンを発行して頂いております
クーポンコード:B6ER2IY3
割引:15%オフ
有効期限:9月25日20時~10月31日まで

 

 

 

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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