冬のイベント会場とか、自転車で手が冷え切ってしまった時など、暖を取る方法が何もなく逃げ場も無い絶望的な状況ってありますよね。今回は、そんな時スマホをカイロ代わりにして暖を取る方法をご紹介します。
スマホに熱を持たせて暖を取る方法
通常はスマホが熱くなると熱暴走したり電池の減りが早くなるので、冷やす方法を考えますよね。逆にこの「熱を持つ」状況を作り出してしまえば、その熱で温まる事ができます。これは緊急時用ですので、多用するとバッテリー寿命が短くなりますのでご注意ください
Android端末編
スマホで動画を観たり高負荷のゲームをプレイすると端末が熱くなりますが、この状況を再現する「放電アプリ」というジャンルが存在します。これを使う事で簡単に端末を温める事ができます
放電アプリで端末暖め実験
アプリを起動したらチェックを入れて「放電開始」ボタンをタップします。筆者は振動がうるさいので「バイブ動作」以外を全てオンにしてテストしました
スタート時の室温は20℃、端末表面が16℃
放電開始!
2分で19.9℃
4分後、31.7℃まで上がりました
冷え切った手には十分に温まれる温度です
(画面ではバッテリー温度27℃と表示されています)
iPhone端末編
iPhone端末には放電用のアプリはありません。以前はバッテリーモニター系アプリに放電機能がついていたのですが、Appストアの方針のようで、現在は放電機能がついたアプリというジャンルがリジェクトされてしまい存在しないようです。
そこで、定番のベンチマークアプリを使って手動で端末に付加をかけて温める方法をご紹介します。
AnTuTu Benchmark—hardware performance test
開発:Beijing AnTuTu Technology Limited
アプリをスタートしたら計測開始ボタンをタップするだけ▼
3Dムービーが再生され、ベンチマークテストが次々実行されます。
計測2回実行後37.9度▼
※室内温度20℃/端末温度17℃からスタートしました
まとめ
放電アプリは、一見無意味なアプリですね。しかし、リチウムイオン電池は全て使い切ってから充電する「リフレッシュ」作業を行うと電池の持ちや寿命が延びるとされています。その為に用いるのが「放電アプリ」なんです。iPhoneにも電池リフレッシュアプリがあれば熱を持たせる事が簡単なのですが、今は手動で行うしか方法は無いようです。
普段は熱くならないように気を遣うスマホ端末ですが、熱を持たせる事でちょっとした暖を取る用途にも使えますね。
タカシ
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