2021年3月発売のASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone」シリーズの最新モデルとなる「ROG Phone 5 グローバルモデル」がお手頃価格まで降りてきていますので、スペックをざっくり紹介します。

「ROG Phone 5」は、同シリーズの標準モデル。また上位モデルには背面にミニディスプレイを備える「ROG Phone 5 Pro」、スマートフォンで世界初となる18GBの大容量メモリーを搭載する数量限定モデル「ROG Phone 5 Ultimate」がラインアップされています。

「ROG Phone 5」は6.78インチの有機ELフルHD+ディスプレイを搭載。ディスプレイは「Gorilla Glass Victus」の高耐久画面を採用。144Hzのリフレッシュレート、300Hzのサンプリングレートに対応。ゲームで求められる、滑らかな画面表示と高い応答性を兼ね備えたディスプレイです。
プロセッサーには、現在最高クラスのSoC「Snapdragon 888」を搭載、冷却システム、ゲーミングモードなど、ゲームを快適にプレイする事に特化した最強ゲーミング端末となっています。

ASUS ROG Phone 5 グローバルモデル仕様

筐体

ディスプレイはノッチを採用しておらず、上部ベゼル部にフロントカメラを内蔵しています。画面サイズは6.67インチ、解像度は 2,448×1,080 のFHD+のサムスン製AMOLED（有機EL）液晶画面。リフレッシュレート 144Hz,300Hzのタッチサンプリングレートで駆動。タッチ操作を高速で行う必要のあるゲームに有効です。

ボディはブラックとシルバーの2色展開。背面のロゴもドット調デザインに変更。ドット2色がグラデーションを描くように光る派手な演出です。

冷却システム

放熱性能はCPUを中心に設置し3Dベイパーチャンバーを採用するなど、内部の設計を一新することで、最高のパフォーマンスを引き出せるように進化しました。

本体を冷却する外付けクーラー「AeroActive Coolor 5」も3から5へとバージョンアップしました。表面温度の冷却能力は前モデルの最大4℃から最大15℃へと大幅に向上しています。
CPUのセンター配置化にともない、前モデルの「AeroActive Cooler 3」はROG Phone 5では利用できません。

ゲーミング機能

ゲーミングスマートホンでは必須の ショルダーボタン（トリガー）は、　超音波タッチセンサーのAirTrigger5を本体の側面に2つ搭載しており、ゲームパッドのLボタンとRボタンのように使うことができます。
また、「モーションコントロール機能」では、本体を傾けたり振ったりする動きにゲーム内の操作を割り当てる事が可能で、直感的な操作が可能です。より繊細な動作に対応したとしてます。

特殊モード「Xモード」は、メモリーを解放してゲームに割り当てるなど、ゲームプレイ時に性能をブーストする専用機能となっています。

ROG Phoneお馴染みのゲームの管理ソフト「Armory Crate」も採用されており、超省電力モードから高パフォーマンス・高リフレッシュレートの「X MODE・X MODE＋」を搭載。操作性能など、ゲームやプレイスタイルに合わせてユーザーがカスタマイズ可能です。
また「Armory Crate」では、ゲーム内の音響効果にあわせて振動する「ハプティックオーディオ」、色を反転することで索敵を簡単にする「スカウトモード」など、ゲームをより快適にプレイできる機能が満載です。

スピーカー・音響システム

12×16mmの大型スピーカーを2基、マイクを4基搭載し、評価機関のDXOMARKではオーディオスコア評価は「79」の高評価を得ています。またROG Phone 3では廃止されて、専用ドックに配置されていた3.5mmステレオジャックも復活しています。

ヘッドホン出力用には、ESSのハイエンドDACであるES9280AC PROを搭載する事で、オーディオ専用プレイヤー並みの高音質なサウンド出力を実現しています。

バッテリー

ROG Phone 5では本体中央のCPUの両サイドに3,000mAhのバッテリを2つ搭載する構造を採用。CPUをセンターに配置することで熱効率を高めています。
ちなみにバッテリ駆動時間の公称値はROG Phone 3から少しだけ短くなっています。
最大65Wの急速充電に対応し、これにより最短52分で満充電、30分の充電でも4400mAhまで充電できるとしています。
Quick Chargeも4.0対応から5.0対応へと進化しました。ちなみにQiワイヤレス充電には非対応です。

内部スペック

搭載するプロセッサーはQualcommのフラッグシップSoC「Snapdragon 888」を採用。TSMCの7nmプロセスからSamsungの5nmプロセスに移行しています。
CPUコアのKryo 680は前モデル（SD865）と比較して最大パフォーマンスで25％、電力効率で25％の向上が図られています。同社が発表しているAntutuベンチマークスコアは 74,7427ポイントです。

メモリ/ストレージの組み合わせは、（RAM / ROM ）8 GB + 128 GB /12 GB + 128 GB / 12 GB + 256 GB /16 GB + 256 GBの 4種類バリエーションのモデルが用意されています。
メモリは新世代LPDDR5規格を採用しており、旧世代と比べて29％高速化されています。ストレージも高速なUFS 3.1規格を採用しています。

カメラ

ゲーミングスマートホンですが、カメラ周りも必要十分なスペックを有しており、フロントのセルフィカメラは2,400万画素。リアカメラは、 6,400万画素(F/1.8)標準レンズのメインカメラ、1,300万画素(F/2.4) 120°の超広角レンズ、500万画素（F/2.4）のマクロの3眼構成となります。

ASUS ROG Phone 5 まとめ・価格

ROG Phone 5は 7型に近い大型画面で、厚さも9.9mmと約1センチの大きな筐体で、重さも239gとズッシリしています。
ゲーミング機能を盛り込んだ結果ですが、長時間プレイするには結構厳しいサイズ感な気がします。NUBIAから発売されたゲーミングスマートホン「RedMagic 6R」は重さ186グラムと、一般的なスマートホンと同じ程度の重さなので、機能モリモリを選ぶか、取り回しを選ぶか悩ましいところです。

【ASUS ROG Phone 5 価格】

ROG Phone 5は、海外ECサイトのBanggoodでセールを開催しています。

ECサイト/割引クーポン

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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