前回docomoプラチナバンド対応の中華スマホ『MEIIGOO M1 』の実機レビューをエントリーしました。今回は引き続き、実際に写真を撮影してカメラ機能について検証してみます。
MEIIGOO M1 デュアルカメラ
『MEIIGOO M1 』はリアカメラにSONYのイメージセンサーIMX214を採用した13.0MP + 8.0MPのデュアルカメラが搭載されています。
撮影モード
端末には デュアルカメラの性能を活用するための専用カメラアプリがインストールされており、多彩な撮影モードが用意されています。
左右のフリックで撮影モードを変更▼
VIDEO:FHDまでのサイズのビデオ撮影が可能
Facebeauty:美顔モード
Bokeh:フォーカス設定してボケ写真を撮影するモード
Photo:オート撮影
パノラマ:パノラマ写真の撮影
Pro Photo:マニュアルモードで彩度・画面の明るさ・コントラスト・露出・ISO・ホワイトバランスの設定が可能
Mono:モノクロ写真
ボケ写真モード(Bokeh)
フォーカス位置と絞り値のみを設定できるモードで、背景・前景をボかした被写界深度を出した写真を撮影する事ができます。
フォーカス対象をタップして絞りで「ぼけ値」を調整▼
※F値は表示されません
プールの手すりにピントを合わせて撮影しました(タップでオリジナル画像※サイズ注意)▼
見ても判るようにプールの向こう側の木もボケずに残っています。対象物にピントが合うというより、タップした位置を中心にボケフィルターを掛けているような印象です
もう一枚。駐車場の植え込みにピントを合わせてボケモードで撮影してみます▼
ピントを合わせた付近は後ろの車やパイロンまでボケ範囲から外れています
撮影画像
オート撮影でiPhone7のデフォルトカメラと撮り比べてみます。
少し明るく写る傾向がありますね▼
海を撮影してみます▼一見あまり違いが無いように感じますが、石垣と島を見ると緑が強めに出ているのが分ると思います。iPhoneは青が紫がかって写る傾向があるので、MEIIGOO M1の方が実際の海と空の色に近いです。
緑強調を確認するために竹林を撮影してみます。
陰影がハッキリしていて緑が鮮やかに写っています▼
緑の彩度強調は少しやりすぎ感があります。しかしながらiPhoneと比べ、違う植物がハッキリわかる緑のトーンは評価できますね。2台のカメラの中間が丁度良い色味な気がします。
逆光撮影
自動的に鮮やかに撮影されるので、少し幻想的に写ります▼空の色も常に鮮やかでアニメ風に仕上がっているような印象です
暗所撮影
暗所撮影はあまり得意ではないようで、iPhone7との差がでましたね▼
マクロ撮影
45mm程度まで接写する事ができ、iPhoneより近接で撮影することができます▼背景の青の色はiPhoneより実物に近いです
まとめ
ボケ機能に関しては、タップした位置を中心に遠近関係なくボカすフィルターのような機能でした。この機能は正直なところ使い道が難しいと感じました。また彩度が少しデフォルメされて撮影されますが、気になる程ではありません。思ったような色合いにならない場合、マニュアルモード(Pro Phone)で撮影する事である程度調整できます。
色々撮影しててみた感想は、旅行のパンフレットのような補正を掛けるカメラという印象です
2日間使い倒してみましたが、カメラに癖がありますね。なので癖に慣れるほどに、思い描いたような写真が撮影できるようになります。2万円台で買える端末のカメラ性能としては大合格です。
端末レビュー記事はこちら▼
タカシ
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