著作権切れの文学作品を有志のみなさんで翻訳・公開されている「青空文庫」。もう、かなり歴史が長いので、読書好きな人は利用されている方も多いのではないでしょうか?筆者も純文学を読み返したい時などに、よく利用させてもらっています。今回は青空文庫を無料で快適に読む方法について考察・解説してゆきます
青空文庫リーダー
「青空文庫」は一つのカテゴリーにになっていますので、今では「青空文庫リーダー」という青空文庫を読むことに特化したアプリが存在します。しかし、青空文庫リーダーは有料版が多く、無料版だと広告が入ってしまいます。読書している時に広告バナーがチラチラ見える事のストレスは凄いですね。
専用アプリですので、当然読むことができますが、今回は「青空文庫リーダー」は除外して他の方法を考えてみます
追記:iPhoneの青空文庫リーダーアプリの比較記事を公開しました▼
Kindleアプリを利用する方法
「Kindleアプリ」と聞くと、Amazonから購入した電子書籍専用のリーダーアプリだとお考えの方も多いと思います。もちろん、Amazonからダウンロードする事が前提のアプリですが、実は「無料サンプルカテゴリー」が存在し、その中で「青空文庫」の本を無料で読むことができるのです。
開発: AMZN Mobile LLC
評価:
試しに「青空文庫」と検索してみます
13,000件以上ヒットしました
表紙に「サンプル」と表示されますが一冊全て読むことができます
「この本の情報」を確認すると「パブリックドメイン作品です」と表示されます
Amazonの電子書籍リーダーなので、アプリとしての完成度も高く快適です
ブラウザで読む方法
「青空文庫の公式サイト」では、ブラウザから直接本を読む機能が提供されています。PCから読むには「えあ草紙」が便利ですが、Flashが使えないスマホからは利用できませんので、「青空 in Browser」を使って読みます。
※iPhoneの場合、Safariは対応していませんのでChromeを使ってアクセスします
読みたい作品の「青空 in Browser」をタップ
ブラウザなので、そのまま「google検索」もできます
各種リーダーの設定も豊富で、「読み上げ機能」にも対応しています。
その他、青空文庫を読む方法
「青空文庫」からはテキスト形式でダウンロードする事ができるので、書籍リーダーアプリやコミックリーダーのテキストモードなどでも読む事が出来ます。しかし、読むまでに手間がかかりますし作品管理なども大変になりますので、あまり実用的ではありません。
Android端末の場合、定番の「縦書きビューワ」に「青空プロバイダ」をダウンロードすれば無料で快適に青空文庫を読む事ができます
縦書きビューワ
開発:2SC1815J
カテゴリー:コミック
評価:
料金:無料※記事掲載時
「青空プロバイダ」
「青空文庫リーダー」はAndroid端末アプリの方が充実しており、本の本文には広告が入らないアプリもあります。しかし、広告が入らなくて使いやすいアプリを見つけても電池の消耗が気になるアプリが多く、何度も乗り換える事になりました。筆者はiPhone/Android端末の両方で、様々なアプリで青空文庫を読んでみましたが、結局はKindleアプリでの青空文庫読書に落ち着いています。
Android端末の場合、上でご紹介した「縦書きビューワ」と「青空プロバイダ」の組み合わせもお勧めです。
学校の「夏目漱石作品を読んで・・」などの読書感想文の宿題にも活躍しそうですね。
タカシ
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