【LINE】「OpenChat（オープンチャット）」NGワード機能の設定と迷惑メンバーの強制退会方法

LINEは2019年8月19日、グループ機能を大幅に拡張した新機能「OpenChat（オープンチャット）」をリリースしました。バージョンが9.12.0（iOS）または9.13.0（Android）以上のLINEアプリから利用できるようになりました。

オープンチャットの主な特長は、トークルームごとにプロフィールを設定・変更できる匿名のチャットルームで、最大5000人の参加ユーザーが情報を共有できます。
しかしながらスタンプの連続投稿や裸画像・グロ画像の投稿などの不適切な投稿するメンバーや、利用規約で禁止されている出会いを求める投稿が多く、「嫌がらせするメンバーを退会させたい」などの対策を求める声が上がっていました。

そこでオープンチャットに新機能「NGワード機能」が実装されました。これにより不適切な投稿を繰り返すメンバーをチェックして強制退会させる事が可能となりました。

今回はLINEオープンチャットでNGワードの設定方法と、NGワードを投稿した人の履歴をチェックする方法、オープンチャットから強制退会させる方法をご紹介します。

ページコンテンツ

NGワード機能の使い方
- NGワードの追加方法
NGワードの削除方法
強制退会させる方法
- NGワードを投稿したユーザーを調べる方法
- NGワード投稿するユーザーを強制退会させる方法
まとめ

NGワード機能の使い方

スパムフィルター（NGワード）禁止設定は、トークルームを作成した管理者のみが設定する権限を持っています。

チャットルームから設定を開き「Bot」から「スパムフィルター」をタップ▼

Android端末でもほぼ同じです▼

「NGワードと完全に一致するメッセージのみを削除」「NGワードを含むメッセージを削除」の中から選択。

NGワードの追加方法

これでLINEが用意したNGワードに引っ掛かる文言を含むメッセージは、投稿と同時に自動的に削除されます。
しかしながら、漏れてしまう投稿に関しては管理者が独自に追加設定する事ができます。

「NGワードを登録+」をタップ▼

フォームにNGワードを入力して「+登録」をタップ。すると下に追加されたNGワードが追加されます▼

NGワードの削除方法

設定したNGワードを削除するには、NGワードの右側の「x」をタップします▼

強制退会させる方法

NGワードを投稿したユーザーを調べる方法

スタンプ連発や不適切な投稿を繰り返すユーザーや、管理者が強制退会させる事ができます。

オープンチャットのルーム内から設定を開き、「Bot」→「スパムフィルター」を選択。

「履歴」タブをタップすると禁止ワードを投稿したユーザーが確認できます▼

NGワードを一定の回数以上使用したメンバーが表示されます。
表示回数はデフォルトで３回になっていますが、変更が可能です▼

NGワード投稿するユーザーを強制退会させる方法

強制退会させる権限は、オープンチャットのルームを作成した管理者のみが可能となります。

オープンチャットのルーム内から設定を開き、「メンバー」をを選択。
オープンチャットに参加しているユーザー一覧が表示されるので、NGワードを連発しているユーザーをタップ。

「強制退会」をタップ▼

強制退会をタップして部屋から追い出します。しかしながら、同じQRコードを使って再参加されてしまう事もありますので、「強制退会＆再参加を禁止」を選択して、二度と参加出来なくするのが得策でしょう▼

まとめ

試しに私も色々なオープンチャットに参加してみましたが、夏休み中のためか中高生の無法地帯でした。

禁止されている出会い投稿やスタンプ連打、放送禁止ワードが氾濫していました▼

オープンチャットは「フレンドになる程ではないがチャットルームを作って、メンバー同士が情報を共有」という目的の機能で、今までリクエストが多かった機能です。
しかしながら、完全匿名で最大５千人が参加可能という事なので、マックスで作成したルームの混乱は当然の結果でしたね。
現在は、問題が多発したため「ルーム検索機能」と「ピックアップ」が使えない状態になっています。
匿名利用は荒れる事必至なので、現状のQRコードでの招待方式のみでコアなチャットルームとしての利用に落ち着くかもしれませんね。