後少し速度が出れば、途切れる、遠くまで飛ばしたい、、とイロイロ電波を増強したいwifiですが皆さん何か工夫されていますか?筆者もアンテナの角度を変えたり、コードの届く範囲で置き場を移動したりと「少しでも速度が出てほしい」と常に考えています。
今回はビール缶一つで簡単に速度を上げる事ができる「ビール缶wifiブースター」というwifi速度を上げる小技をご紹介します
ビール缶ブースターとは
みなさんは八木式アンテナをご存じでしょうか?八木式アンテナとは、テレビアンテナに採用されている棒を組み合わせたアンテナです。
アンテナの一番外側の長い棒は、真ん中の受信部に電波を反射させる為だけに存在しており、この棒の存在でアンテナの感度が画期的に向上した発明です。
この「ビール缶ブースト」ではwifiルーターは飛ばす側ですが、反射板を付ける事で電波をブーストできるのではないかという発想のアイデアです。
ビール缶ブースターの作り方
作り方は簡単で350mlのアルミのビール缶を下図の点線のように切ります
飲み口の部分を残して切り下図のようにして完成
ルーターのアンテナを飲み口に挿し込んで完成
ビール缶ブースターの速度計測
さっそく、缶ブースターが本当に電波を増強するのかテストしてみました
ノーマルのルーター計測
最初に何もつけないノーマル状態のルーターで計測
ルーターは1階に置いて、鉄筋の建物内2階と3階で計測してみました
2階「-67dBm」3階「-75dBm」
ビール缶ブースター装着
もう一つオマケに下にもビール缶を装着して、缶ブースターを計測
2階「-58dBm」3階「-74dBm」
2階は明らかに速度が上がりましたが、3階は気のせいレベル
ついでに更に大きなアルミ反射板を追加してみました
これは野外でコンロを使う時用のアルミ風防です
2階「-58dBm」3階「-74dBm」アルミ缶だけの時と全く同じ
アルミ缶ブースターまとめ
筆者は4・5年前から装着していますが、アンテナの向きがピタッと合った時には効果が実感できました。
タカシ
最新記事 by タカシ (全て見る)
- ARグラスが最大69%OFF「100台限定!XREAL開発者製品ラストセール」を実施 - 2024年11月21日
コメント