TerraMaster、10GbE対応のビジネス向け8ベイNASキット「F8-422」をリニューアル

2021年4月22日、日本・東京 – TerraMasterは本日、ビジネス向けモデルとして、10GbEネットワークと8ベイを搭載したNASキット「F8-422」をリニューアルしました。直販価格は139,900円です。

F8-422では10GBASE-Tに準拠したRJ45ポートを備えており、従来の1GbEより高い性能と効率を実現しながら、互換性を実現。既存のケーブルを再配線することなく、低予算で効率的に10GbE環境にアップグレードできます。

リニューアル版のF8-422では、新たにアルミニウム製のハウジングを採用し、内蔵されたドライブに対して高い保護性能とともに、高い放熱性能を提供します。また、2基のスマートクーリングファンを内蔵し、動作時のドライブの温度を低く保ちます。

新製品は中小規模ビジネス、およびエンタープライズのお客様に対し、求められている高速性と大容量を提供します。ビデオ編集、3Dアニメーターといったコンテンツクリエイターのための最適な製品となるでしょう。

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F8-422の主な特徴

F8-422の主な特徴

1. 高性能・高速性を提供

リニューアル版F8-422ではプロセッサにIntel® Celeron® J3455 1.5GHz (最大2.3GHzt) を採用し、メモリ8GBを搭載しています。Seagate IronWolf 6TB HDDをRAID 5で構成した場合、最大610MB/sの転送速度を実現します(弊社検証による)。この高速リード/ライト性能は、プロのコンテンツクリエイターが大容量データを扱う際に極めて有効です。

F8-422に備え付けの10GBASE-T RJ45ポートは、すでに敷設されているCAT 6/6Aケーブルをそのまま利用しながら、1GbEの10倍の速度を実現します。また、HDDはRAID 0/1/5/6/10/JBOD/SINGLEといった複数のRAIDモードをサポートします。

2. 強化されたTOS 4.2

リニューアル版のF8-422では、最新のTOS 4.2に刷新しました。これにより豊富の機能や、新しいユーザーインターフェイスをご体験いただけます。Webサーバー、Wake-on-LAN(WOL)、IPv4/IPv6、強化されたSSLセキュリティ、サポート/モニタリング機能の強化など、豊富かつユーザーフレンドリーな機能を備えています。

TOS 4.2では、複数ユーザーやストレージスペースの割り当て、セキュリティなどを、容易かつフレキシブルに行なえ、ビジネスに最適なストレージ空間を提供します。管理者は、NASの状況に応じたアラート通知を確実に受け取ることもできます。一方で利用者はWebブラウザを介して、ドラッグ&ドロップで直感的にファイルの転送を行なうことができます。

3. 統合されたストレージと豊富なバックアップオプション

リニューアル版F8-422に搭載されたTOSでは豊富なバックアップ機能を搭載しており、ストレージを効率よく管理できます。ユーザーはAOMEI Backupperといったユーティリティを介して、Time Machineの機能や、2重バックアップといった機能が利用できます。データはほかのTNAS製品や、クラウドストレージ、USB外付けストレージなどにバックアップできます。これら豊富なバックアップオプションによりデータ損失による被害やダウンタイムを低減できます。

4. フレキシビリティと汎用性

リニューアル版F8-422では、ビジネスに有効で、なおかつ無料の多くのアプリケーションが利用できます。バックアップツールやセキュリティツールをはじめ、eコマースアプリ、簿記アプリ、メディアプレーヤー、開発ツールといったさまざまなアプリで、ビジネス形態を問わず活用できます。また、WordPress、MyWebSQL、Apache、メールサーバー、CRM、Webサーバー、phpMyAdmin、MarinaDB、アンチウイルス、Git、Go、Java、MyBB、Python、SVNといった、人気でかつ広く普及しているソフトウェアを利用することもできます。

リニューアル版F8-422の推奨小売価格は139,900円。日本では直販およびAmazon.co.jpで販売中です。