iPhone/iPadなどのiOS端末を使いiCloudにバックアップをしていると、「iCloudストレージの保存容量がもう少しで上限に達します」という怖いメールが届く事があります。今回は、貴重な無料容量5ギガを有効活用する為のバックアップ設定について解説します
画像・動画は他のネットストレージにバックアップ
iCloudバックアップで、一番容量を占有してしまう原因の多くが画像・動画などのメディアファイルです。
その容量喰らいの画像や動画を他のネットストレージサービスに移す事で、iCloudの容量の大きな節約になります。
メディアファイルの引越先のお勧めは「DropBox」と「Googleフォト」
DropBox
開発:Dropbox, Inc.
評価:
無料※アプリ内課金あり
カメラアップデート機能をオンにする事で、Wifiに接続した時に自動的にメディアファイルをバックアップしてくれます。
設定から「カメラアップロード」をオンに▼
(関連エントリー:DropBox容量の無料容量を増やす方法・裏技まとめ)
Google フォト
開発:google, Inc.
評価:
こちらはGoogleのメディア専門のネットストレージサービス。容量無制限なのでバックアップし放題です。ただし、大きなサイズのメディアは画質を下げてバックアップされますので注意。
iCloudのバックアップ整理法
メディアファイルを他のネットストレージにバックアップしたら、iCloudのバックアップの整理をします。
設定アプリの【iCloud】を開く▼
【容量】をタップ▼
【ストレージを管理】をタップ▼
すると下に「次回作成時のサイズ」がファイルサイズ順に表示されているので「フォトライブラリ」をオフ▼
確認ダイアログが開くので「オフにして削除」をタップ▼
他にも、画像を使ったアプリなど大きなサイズのアプリのバックアップが不要な場合には、オフにしておきましょう。
iCloudバックアップを再設定
iPhoneのバックアップをiCloudから削除すると、次回からはそのiPhoneではiCloudバックアップが自動的に行われなくなります。自動的にバックアップさせるには、設定アプリの【iCloud】→【バックアップ】を開き、「iCloudバックアップ」をオンに再設定します
「iCloudバックアップを」オン
「今すぐバックアップを作成」をタップし、新しい設定でのバックアップも取っておきます
3.7ギガも節約になりました▼
カメラロールから写真またはビデオを削除する
筆者はフォトライブラリーはバックアップしない設定していますが、OSのアップデートなど何かのきっかけでiCloudにバックアップする設定に戻ってしまう事があります。
ネットストレージに保存したメディアファイルは、端末内から削除して整理する癖をつけておくと、本体ストレージの節約にもなります。
タカシ
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