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【実機レビュー】「Amazfit Active 2」AI音声アシスタント+オフラインマップ付きスマートウォッチ!超高コスパモデル

「Amazfit Active 2」(アマズフィット・アクティブ・ツー)が手元に届きました。 使用感を共有したいと思います。

Amazfit Active 2は、普段使いしてもお洒落なシンプルデザインが特徴のエントリーモデルのスマートウォッチです。またGPS衛星位置システムとオフラインマップを搭載しており、スマートウォッチ単体でマップを確認しながらジョギングや登山を楽しむ事ができます。

そして最大の魅力はChatGPT(GPT-4o)を統合した AI 音声操作サービスである「Zepp Flow」が利用できるという点。スマートウォチの操作はもちろん、単なる音声アシスタントの域を超えて、あらゆる質問に答えてくれます。
これだけ盛りだくさんの機能を搭載しているにも関わらず、スタンダードモデルは18,900円と低価格で販売している高コスパモデルとなっています。

 

Amazfit Active 2スペック

GPS 機能 5衛星測位
GPS、GLONASS、Galileo、北斗(BeiDou)、みちびき(QZSS)
円偏波アンテナ技術
ディスプレイ 1.32インチ(466×466)
(353PPI)AMOLED
タッチスクリーン プレミアムバージョン:サファイアガラス
スタンダードバージョン:2.5D 強化ガラス
+ 指紋防止コーティング
Bluetooth 5.2 BLE
FeliCa 非対応
NFC 非対応
音楽ストレージ あり
バイブレーター あり
スピーカー なし
マイク あり
センサー 加速度センサー、ジャイロスコープ、温度センサー、
環境光センサー、地磁気センサー、気圧高度計センサ
健康センサー BioTrackerTM 6.0 PPG 生体センサー (5PD + 2LED)
活動量計機能 心拍センサー
消費カロリー
睡眠
移動距離
歩数計機能
血中酸素ウェルネス
バッテリー容量 270mAh
充電時間 約2時間
電池寿命 想定充電時間 2時間
標準的な使用 最大10日間
省電力モード 最大19日間
ハードな使用 最大5日間
GPSモード 最大21時間
ボタン数 2つ
本体素材 プレミアムバージョン:レザーバンド
スタンダードバージョン:クイックリリースシリコン
バンド
防水等級 5ATM
サイズ プレミアムバージョン:31.65g
スタンダードバージョン:29.5g
バンドサイズ 幅20mm
重さ 68.3 g(バンド除く)
対応スマホ Android 7.0 / iOS 14以降
手首周り長さ レザー:150-210mm
シリコン:135-195mm

スタンダードverとプレミアムver

Amazfit Active 2は、スタンダードverとプレミアムverの2モデル展開。
性能は同じですが、プレミアムはディスプレイにサファイアガラスを採用し、本革バンドが付属します。
スタンダードは、シリコンバンドでディスプレイは2.5D 強化ガラスを採用。

当レビューはスタンダートバージョンです。

開封レビュー

【セット内容】

  • Amazfit Active 2本体
  • 専用充電器
  • 取扱説明書

取扱説明書はマルチ言語版。日本語での表記もありますがペアリングと専用アプリのQRコード程度の内容だけです▼

 

ザックリしたフラッシュレビュー

お勧めポイント
 シンプルで普段使いできるデザイン
 Zepp Coachアプリで運動管理が可能
 オフラインマップ対応
  GPX データの取り込み対応
 円偏波アンテナでGPSの掴みが早く正確
 指紋防止ガラスで表面が汚れにくい
 通話・LINEなどのテンプレート返信が可能
 専用アプリストアからミニアプリを追加インストールできる
 日本語対応の通知機能
 5ATMの防水性能
 常時表示画面(AOD)対応
 鮮やかなAMOLEDディスプレイ
 160のスポーツモード対応
 バッテリーが最大10日間持つ
 心拍数・血中酸素濃度を計測可能
 直感的でわかりやすいインタフェイス
 ウォッチフェイスが豊富
 睡眠時の呼吸モニタリング機能搭載
 音楽を入れるストレージ容量がある
 画面操作のレスポンスが高い
 左右の腕の切替機能付き
 Google Fitと連携可能
 Appple ヘルスケアと連携可能

 

残念な点
 おサイフケータイ非対応
 

 

端末レビュー

画面は1.32インチ(466×466)の有機EL(AMOLED)ディスプレイ。
女性でも違和感なく普段使いできるシンプルデザイン。発色が綺麗で視認性は抜群です。滑らかな表示で、ヌルヌルと反応良く動きます▼

 

指紋付着防止コーティングが施されており、不思議なほど指紋汚れが付きません。高輝度なので屋外でも画面が見やすいです▼

 

ストラップ素材はフッ素コーティングされたシリコンゴム製。筐体ケースは円形デザインです▼

 

裏側には身体測定機能用センサーとスピーカー配置されています▼

 

バンドはクラシックピンバックル式。バンド穴に通してからバンドに挿し込んで固定します。
スタンダードバージョンではバンド素材にクイックリリースシリコンバンドを採用。

ホール数が多いので、手首のサイズに関わらず装着可能です

バンドを含めた重さは実測で約 42グラム。一日中装着していても重くて疲れるという事はない重さです。

 

充電はAmazfit お馴染みの専用クレードルを使うタイプ。マグネットでピタッと貼りつきますが、電極があるので決まった方向のみ貼りつきます▼

 

充電器にはケーブルが付いておらず、USB-Cケーブルで使います。断線の心配もありませんし、持ち運びに便利ですね。

 

ピカピカなミドルフレームとなっており、スタイリッシュなデザインです。
ボタンは全部で2つ。右側についています▼

5ATMという防水規格に対応しており、シャワーを浴びたり雨に濡れる程度の使用にも耐えられます。水道から流水をかけてみましたが問題ありませんでした。

装着感

多機能ですが本当に軽い!スポーツタイプのスマートウォッチと比べると20グラムくらい軽いです。
画面が大きくて見やすいです。※ 私は男性としては腕が細い方です

 

初期設定・スマートフォンにアプリをインストール

Zepp

開発: Huami Inc.
評価(4.0/5)
 無料

icon-itunes
 
   
専用アプリをインストールすることで、スマートフォンの各種機能の設定・管理が可能となります。このアプリを使う事で、ウォッチ内のアプリを追加インストールしたり、スマートフォンから文字盤(フェイス)を変更、スマートホンからの通知の許可などの設定、アクティビティや移動ログの管理・詳細表示が可能となります。
オフラインマップのインストールや、エクササイズのスケジュール管理のZeppコーチなども便利です。

 

デバイスの追加方法

アプリとスマートウォッチの連動は簡単。アプリを起動したらデバイスを追加するだけでペアリングができます。

ペアリング完了後にファームウェアのアップデートが開始されました。

 

独自のアプリストアからアプリの追加ダウンロードが可能です。同社はZeusアプリ開発者キットというプログラムを提供しており、ユーザーが文字盤やアプリを作る事も可能です。

 

ウォッチのフェイスは、タップしてダウンロードする事でウォッチ側に設定できます▼

ウォッチフェイスは全部で400オーバーだそうです。

 

機能と使い方説明

使い方はシンプルですが多機能なスマートウォッチです。項目について一通り解説しておきます。

画面切替

フェイスをスワイプする事で、様々な機能を直接呼び出す事ができます。
操作方法は、スマートウォッチのスタンダードな方式から少し進化しています。一般的なスマートウォッチは、左右スワイプでタイル切替ですが、Active 2は右スワイプでヴィジェットのように、機能やデータが一覧表示されます(AppleWatchのスマートスタック風)

  • ↓下スワイプ:コントロールセンター表示
  • →右スワイプ:縦スタック表示(天気・アラーム・歩数・音楽リモコンなど)
  • ↑上スワイプ:通知センターを表示
  • ←左スワイプ:各種アプリ・タイル表示(健康データ・天気予報などのデータ)

上ボタンを長押しするとデフォルトでは「オフライン音声アシスタント」が起動します。アプリで「Zepp Flow」に変更しておくと便利です。

 

コントロールセンター・設定画面

コントロールセンターは上から引っ張りおろす事で表示されます▼

  1. バッテリー残量
  2. 懐中電灯
  3. ナイトモード
  4. スリープモード
  5. シアターモード
  6. 常時点灯モード
  7. 画面輝度調整
  8. カレンダー(タップで1ヶ月表示)
  9. スマートホンを探す
  10. アラーム機能
  11. Bluetooth機能
  12. 画面ロック
  13. ヘッドホン接続
  14. 設定呼び出し

腕を持ち上げる、もしくは腕を回して画面がオンになります。また常時画面オン機能が搭載されており、常に画面を表示し続ける事ができます。
ちなみに設定したフェイスのまま常時点灯も可能ですが、最大20分間だけ画面を表示し続ける事しかできません。

 

通知センター設定

電話やLINEアプリなどの通知を確認できる機能が実装されています。

専用アプリを起動し、下の「装置」アイコンをタップ。
「通知」を開くとアプリ一覧が表示されるので、LINE、X、インスタグラムなど通知を受け取りたいアプリをオンにする▼

 

LINEなどのメッセージは日本語で表示されます▼

Androidでは、LINEの通知に対して返信機能が使えます。専用アプリから定型文を登録しておき、素早く返信可能です。また、Android版のみ通話着信にSMSで定型文返信する機能も使えます。
また AI 音声操作サービスである「Zepp Flow」を呼び出せば、音声をテキストにおこしての返信も可能です(これもAndroidのみ)

 

右手・左手モード切替

デフォルトではボタンが右側にありますが、これは左手に装着した時に右手で操作する事を想定した配置です。
これを逆に設定することができます。

ウォッチで [アプリ リスト] > [設定] > [個人設定を使用] > [装着の方向] に移動し、「左のボタン」「右のボタン」のどちらかを選択します。これでボタンと文字盤の向きを変える事ができます。

 

ランチャー

ランチャーは、右上ボタンを押す事で表示されます。ほぼ全ての機能がここから呼び出せます▼

 

エクササイズ機能では、ランニングやサイクリングなど、160種類以上のエクササイズに対応しています。防水対応のスマートウォッチなので、プールや水上スキーなどのエクササイズも対応しています。
多くのエクササイズに対応しているので、馬術やカーレースのようなマイナーなエクササイズも網羅されています。チェスやeスポーツという項目もありました。

 

Stravaやadidas Running、komoot、Relive などのアカウントを追加する事で、連携も可能です。

 

各種測定・便利機能

最近注目されている睡眠トラッキング機能も搭載されています。睡眠時の呼吸の状況もログを録る事ができますので、無呼吸症候群の疑いがある人には嬉しいですね。

 

血中酸素濃度・心拍数は、画面右スワイプもしくはランチャーから呼び出すと計測が開始されます。
一通りの計測が全てワンタップで計測する事ができる機能があります。ただし30秒間じっと静止している必要があるのが辛い。

 

スマートウォッチの中にもストレージ容量があり、音楽を転送することでスマートホン無しで音楽を楽しむ事ができます。
スピーカーは搭載されていないので、単体で聴く場合イヤホンとペアリングする必要があります。

音楽の取り込み方法は、Zeppアプリから「デバイス」>>「デバイスアプリケーション設定」の「音楽」をタップしてアップロードします。

 

運動機能・屋外GPS精度チェック

エクササイズ機能

運動中は専用の画面に移行します。

この画面では、間隔・距離・ペース・歩数・スピード・高度・坂・消費・心拍数など、好きなデータを表示、並び替えが可能です。

下にスワイプして進むとマップも確認できます▼

ナビゲーションにも対応していますが、目的地を設定してナビしてくれるというナビではありません。
予めコースを端末にダウンロードしておき、エクササイズスタート時にコースを選択します。

エクササイズの詳細なデータも蓄積されます▼

 

オフラインマップ

Active 2の最大の魅力はオフラインマップ!スマートホンを持たなくても迷う心配がありません。

スマートウォッチへは、Zeppアプリを使ってマップをインストールします。「マイデバイス」からActive 2を選択し、アプリの設定からマップをタップ。

マップが表示されるので、希望の地域と範囲を設定して「マイデバイスのダウンロードリストに追加」をタップ

 

Active 2の画面でダウンロードの許可すると地図の取り込みが始まります。

 

これでオフラインマップが閲覧可能となります。

 

マップアプリを起動すると、現在位置からスタートして地図を見る事が可能です。

皇居を画面に入れてみます

カナリ広範囲のマップから住宅街の5ブロック程度までの拡大表示も可能です。上ボタンでセレクトして、画面左側の↑↓/← → / + -で画面操作が可能です。
上ボタン押すと「拡大・縮小」「左右移動」「上下移動」モードが切り替わります(画面スワイプとピンチイン、ピンチアウトでの操作は不可)

最大拡大率でみると▼

 

Amazfitのマップは色分けされて表示されるので見やすいです

スキーマップ

世界10,000箇所以上のゲレンデに対応し、ウォッチ上でスキー場のコースを表示するマップのダウンロードも可能です。
スキーマップをダウンロード後、現在地がスキー場の近くにあれば、スノーボード/ダブルスキー/クロスカントリースキーをオンにすることで地図ページが自動的にロードされ、スキーマップを使用することができます。

日本の対応ゲレンデ一覧:Embrace the Thrill of Snow Sports – amazfit-global-store

GPS精度

デュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術「MaxTrack™ GPS Technology(マックストラック ジーピーエス テクノロジー)」を使用しています。高層ビルの間や高い木のある公園などでも衛星信号を拾うことでマルチパス干渉を減らし、既存モデルよりもさらに高い精度で動きを追跡します。

犬の散歩の時にウォーキングモードで歩いてみました▼

 

GPSの掴みはとにかく早くて正確!住宅街で細かい道を歩いて精度を調べてみましたが、道どおりにピタッと記録されました。

ランニング機能やデータは盛りだくさんで、ラック周回のラップ記録や目標値を設定して「仮想ぺーサー」を表示する事もできます。レースゲームのゴースト機能のような感じで、モチベーションのアップに役立ちます。

 

YAMAP(ヤマップ)やヤマレコで作成した GPX データが使えるナビゲーション機能

Amazfit Active 2 には、ダウンロードしたオフラインマップ上でインポートした登山ルートをナビゲーションする機能搭載しています。
あらかじめYAMAP(ヤマップ)やヤマレコで作成した GPX データ等を、Zeppアプリ経由でインポートし、リアルタイムで表示しながら、ナビゲーションすることが可能です。YAMAPやヤマレコのアプリをインストールできない GPSウォッチとしては嬉しい機能ですね。

 

Zepp Flow音声アシスタントについて

Amazfit Active 2 は、米 OpenAI 社の大規模言語モデル(LLM)「GPT-4o」を統合した LUI(Language UserInterface)をサポートする AI 音声操作サービス「Zepp Flow」が音声操作で利用が可能です。
スマートウォッチの機能や各種設定を指で操作しながら探していくのではなく、自然な音声会話を通じて直接スマートウォッチを操作でき最も少ないステップで希望のアクションを実施できるようになります。
複雑な処理や質問にも答えてくれます
 

バッテリーの持ちについて

Active 2のバッテリー容量は270mAh搭載しています。通常使いで10日間、ハードな使用で5日間の使用が可能です。Amazfit T-Rex 3など、本格的なアウトドアモデルは、2倍以上バッテリーが持ちますが、軽量でゴツくないシンプルモデルはこの程度で十分だと感じました。
ただし、GPSを使うと激しくバッテリーを消費しますので、毎日 1時間の屋外エクササイズなどに使ったとして4日弱くらいだと思います。

山行で使った場合を想定すると、GPSは常にオンですね。GPS精密モードで21時間日半持ちます。縦走登山で毎日 10時間行動しても2日は持ちそうです。丸一日持ちますので、毎日テン場や山小屋で充電すれば十分でしょう。

● 想定充電時間 2時間
● 標準的な使用 最大10日間
● 省電力モード 最大19日間
● ハードな使用 最大5日間
● GPSモード 最大21時間

 

まとめ・価格・販売サイト

Amazfit Active 2は、モデル名は「Amazfit Active 」の後継もでるのように見えますが、実際はAmazfit GTR miniの後継モデルです。
GPS搭載、オフラインマップ対応、ボタンが1個から2個へ、AI音声アシスタント対応など、ほぼ別モノに大きく進化しました。

Amazfit Active 2の価格は スタンダードバージョン:¥18,900(税込)、プレミアムバージョン:¥21,890(税込)
オフラインマップ入りのモデルとしては、破格の価格設定ですね。

オフラインマップが使えるスマートウォッチは、GarminやSuuntoが有名です。しかしながら、Active 2と同等の機能の製品は最低でも6万円はしますね。
安くて多機能な本格的なスマートウォッチが欲しい人にはお勧めです。スポーツタイプのスマートウォッチの大きくゴツいデザインが苦手、シンプルデザインのスマートウォッチが欲しいという方にも嬉しいモデルとなっています。

プレミアムバージョンは、正式販売開始日:2025年4月18日(金)となっており、予約受付中となっています

Amazfit Active 2
AIによる音声操作/オフラインマップ機能搭載
 

 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします
 
 
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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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