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【実機レビュー】天井投影が可能な小型プロジェクター Dangbei N2

ホームプロジェクターメーカーのDangbeiより発売されている、小型のプロジェクター「Dangbei N2(ダンベイ エヌツー)」をメーカーさんの方からお借りしました。実機を使い倒して使用感を共有したいと思います。

Dangbei N2は、専用スタンドを使う事で簡単に天井投影ができる小型プロジェクターです。
プロジェクターを投影する壁がなくても、天井の開いているスペースが使えることから注目の機種です。
私も天井の壁紙に直接投影してみましたが、かなり快適に鑑賞できました。

ザックリ・フラッシュレビュー

良かったポイント
 小型で持ち運び用に便利
 オート台形補正機能で斜めからの投影でも補正ができる
 自動フォーカス機能搭載
 専用スタンドで天井投影が可能
 自動フィット機能で簡単にスクリーンに投影
 6Wスピーカー2 つ搭載
 スマホ、タブレットからキャスト投影可能
 120インチの大画面投影対応
 短い距離で大画面に投影が可能
 輝度が高く明るい部屋でも綺麗に映せる
 天井から吊して使用可能

 

残念ポイント
 内蔵の動画アプリが限定的
 電源アダプターが大きい
 ポート類が少ない

 

Dangbei N2スペック

光源寿命 30,000時間
ディスプレイ技術 LCD
Bluetooth 5.0
解像度 ‎1920 x 1080
HDR10, HLG
スローレシオ 1.26:1
コントラスト比 2000:1
自動補正 ±30°台形補正(垂直水平)
オートフォーカス あり
カメラによる自動フォーカス
自動障害物回避 あり
ノイズ 26dB @25℃
推奨投影サイズ 80〜120インチ
最大投影サイズ 120インチ
記憶容量 8GB eMMC
明るさ 400 ISOルーメン
投影方式 自動/前面/背面/前壁/後壁/壁掛け
スピーカー 6W x 2
ポート ・1* HDMIポート
・1 * USB2.0ポート
・1 * 3.5mmオーディオ端子
サイズ 19.7cm x 13cm x 20.7cm
重さ 2.2 kg

 

 

開封レビュー / 同胞物

  • 1 x Dangbei N2
    プロジェクター
  • 1 x リモコン
  • 1 x 電源アダプター
  • 1 x 取扱説明書
  • 2 x 単四電池

 

筐体

筐体は縦長のコンパクトなデザイン。前面レンズ下のグリルは排熱口となっています▼

 

レンズは大口径で明るいです

 

ティッシュの箱を並べるサイズ感が分ると思います(19.7cm x 13cm x 20.7cm)▼

 

インターフェースはUSB-A(2.0)とHDMIが1ポートずつ。少し寂しい感じですが必要十分です▼

 

底面には1/4インチのネジ穴がありますので、三脚などにマウントできます。天井に逆さまに吊り下げる時にも使えます▼

 

操作パネルは上面に電源ボタンのみが配置されています▼

 

コンパクトタイプなので操作はリモコンから行います▼

 

専用スタンド

N2には専用スタンドが用意されており、自在に角度を変えた投影が可能となります。
※ 「量販店モデル」としてスタンドセットで販売しておりましたが、現在はスタンド単体での販売となります。

スタンドにセットするとR2-D2のようで未来的なデザインになります。真上に向けて天井投影も可能です。

 

リモコン・電源

リモコンには動画配信サービスのNetflix、YouTube、Prime Videoを一発起動ボタン(ショートカットボタン)も実装されています。

必要な電池は単四電池2本です。

電源ケーブルは、アダプタありタイプ。ケーブル自体でソコソコの重さがあるので、本体と一緒に持ち歩くと荷物になります。

 

機能レビュー

輝度・解像度

電源を入れると、オートフォーカスでピント合わせが始まります。

今回はN2の得意とする天井に投影してみました。私の仕事部屋はシーリングライトと梁が邪魔ですね。

 

動画配信サービスのアプリは「Netflix」「Youtube」「Youtube Kids」「Prime Video」の4種類▼

 

アプリストアが用意されており追加インストールも可能です。ゲームなどもありますが、Googleではなく独自のストアなのでアプリは限定的です。

ちなみにDisney+、Hulu、u-Nextはアプリはありません。パソコンやスマートホンからキャストして投影可能です。AmazonのTVスティックを使うという方法もあります。

 

画質は暗部も潰れてしまう事なく、鮮やかな画像が楽しめます。ピントはオートフォーカス。リモコンからフォーカス調整も可能です。

 

【投影距離と画面サイズ】

明るさ 400 ISO ルーメンの投影。照明をつけた部屋での視聴は少し厳しいです。

画像はシャープで鮮明という印象です。

※あまり大きく映すと画面が粗くなるので、推奨サイズの80インチ(2.2メートル)程度で視聴するのがお勧めです。

【投影距離と画面サイズ】

  • 130cm:45インチ
  • 170cm:60インチ
  • 220cm:80インチ
  • 270cm:100インチ
  • 320cm:120インチ

 

オートフォーカス、オート台形補正機能

オートフォーカスは、電源投入時に自動的に補正されます。また、ピントが気に入らない時は、リモコンボタンで再度フォーカス合わせが可能です。

台形補正(キーストーン補正)機能とは、真正面から投影せずとも、斜めから投影した台形を長方形に補正してくれる機能です。
この機能により、プロジェクターを邪魔な正面に置く必要がなく、好きな場所に置いて投影する事ができるようになります。部屋の真ん中に邪魔になる設置をせずとも、片隅に常設しておけるので結構便利な機能です。

オートキーストーンでの設定がピタッと来ない場合、投影設定から手動でキーストーンの設定も可能です。4P(4つの角)の位置を調整して補正ができます。見る方向に合わせた補正が出来て見やすいです▼

横方向だけではなく、縦方向にも台形補正が可能です。また天井に逆さまに設置しても正常に投影されるような設定も可能なので、置き場所を選びません。

オートフォーカス、自動台形補正、画面調整、障害物回避機能は、CMOSセンサーとAIアルゴリズムの組み合わせた「InstanPro AI」テクノロジーにより自然に実行されます。

 

スピーカー

「ドルビーデジタル」に対応したデュアルスピーカー(6W * 2)を搭載しています。

本体がコンパクトなので、スピーカーは小さ目ですが違和感なども無く自然に聴こえます。迫力に欠けますが、セリフは明瞭に聞き取る事ができました。

本格的なホームシアターとして運用したい場合Bluetoothスピーカーも接続できますし、有線のイヤホンジャックも付いていますのでPCスピーカーを転用しても良いかもしれません。

 

まとめ

Dangbei N2の魅力は、コンパクトボディと天井投影スタンドの存在。
壁に余白が無くてプロジェクターの導入を諦めていた人には嬉しい機種だと思います。私はチェアの背もたれを倒して、フットレストを出して天井に投影して映画を鑑賞しました。

ちなみに天井の壁紙はエンボス加工されていてガタガタですが、あまり気になりませんでした

寝室に置いてベットで寝転んで鑑賞・ゲームプレイなんて使い方も良いかもしれません。

オートフォーカスと自動台形補正機能は自然で、合わせが早くピタッと短時間で合わせてくれます。

ハイエンドモデルではありませんが、2000:1の高コントラスト比により鮮やかな映像が楽しめます。

テレビ番組が視聴できないスマートTVが流行していますが、Dangbei N2はスマートプロジェクターとして活躍しそうです。

 

価格・販売サイト

Dangbei N2の販売価格は、税込み65,800円。専用スタンドは税込み9,800円。
本体は楽天から購入可能です。Amazonでは現在取り扱いを停止しているようでした。

 

Dangbei N2プロジェクター
Netflix公式ライセンス ホームプロジェクター
 
 
 

Dangbei N2 プロジェクタースタンド:Amazon / 楽天市場

※ メーカーさんの方からサンプル品をお借りしてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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