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【実機レビュー】1万円以下で高性能ANC機能+aptX Adaptive対応ワイヤレスイヤホン「Tranya Nova」

サウンド機器スマートウォッチブランド「Tranya(トランヤ)」の完全ワイヤレスイヤホン 『Tranya Nova』が手元に来ましたのでご紹介します。

Tranya Novaは、同社の最上位モデル。43dbまでのANC(アクティブノイズキャンセリング機能)、外音取り込み機能(アンビエントサウンド)、遅延を抑える「ゲームモード」などを搭載しており、ハイレゾクオリティーのaptX Adaptiveコーデックにも対応しています。
最新ハイエンドイヤホン並みの機能モリモリのコストパフォーマンスの高いイヤホンとなっています。

ざっくりレビューフラッシュ

お勧めポイント
 ANC機能で騒音を大幅にカット
 自然な音質の外音取り込み機能
 12mm径ダイナミックドライバー
 aptX Adaptiveコーデック対応
 ANC中の風切り音を大幅カット
 1回の充電で最高 9時間の使用が可能
 10分の充電で120分の再生が可能
 アプリからイコライザー調整が可能
 6マイクでクリアな音声通話
 マルチポイント機能対応
 Qi(チー)ワイヤレス充電に対応
 ゲームなどに有利な低遅延モード搭載
 イヤホンからの音楽操作を自由に設定可能

 

残念な点
 装着検出機能が非対応
 

Tranya Novaスペック

製品名 Tranya Nova
イヤホンタイプ カナル型
チップセット Qualcomm QCC3072
Bluetootthプロファイル HFP / A2DP / AVRCP / HSP
対応コーデック AAC / SBC / aptX Adaptive ※
再生周波数帯域
音楽再生時間 約 9時間
ケース込:36時間
ANC時6.5時間
Bluetoothバージョン  5.3
防水等級 IPX 5
ドライバーユニット 12mm径ダイナミックドライバー
インビーダンス
ノイズキャンセリング QuietMax
低遅延モード 40ms
通話 Qualcomm CVC 8.0ノイズリダクション
装着検出機能 あり
イヤホン充電時間 90分
ケース充電時間
バッテリー容量
イヤホン:45mAh
ケース:400mAh
ケースサイズ 63×26×48mm(幅×奥行き×高さ)

※新コーデック「LC3」も今後のアップデートで対応予定

 

開封の儀

【パッケージ内容】

  • Tranya Novaイヤホン x 1ペア
  • 収納充電ケース x 1
  • イヤーピース 3種類
  • USB-C充電ケーブル x 1
  • 取扱説明書

 

製品レビュー

イヤホン本体

機能はイヤホンとデバイス間がワイヤレスで接続し、なおかつ左右が完全に独立した Bluetooth 接続のカナル型のTWSです。

イヤホン本体はスティックタイプで、濃紺のような濃い青色の艶アリカラー。太陽の下だと綺麗なガンメタ風の青緑色に見えます。

 

Tranyaのロゴがデザインされています▼

 

イヤーピースは楕円形。使えるイヤーチップは限定的です▼

 

IPX5の防滴仕様。汗や雨程度の水から防げる防水等級です。
※ ケースは防水ではありません

イヤーピースは、  S / M / L の3 種類のサイズが用意されています▼

 

重さは実測で片側 約 4.5グラム▼

 

チャージケース

充電ケースは艶ありの濃紺。かなりコンパクトなタイプです。

ケースのサイズは、実測で 幅63 x 高さ 48x 厚さ26 ミリ

リップクリームと並べてみます▼

 

充電ポートのUSB-Cはケースの底▼

 

裏側にはリセットスイッチが配置されています▼

イヤホンを格納したケースの重さは約 44グラム▼

 

ケースにはバッテリーのインジケーターは付いていませんが、1灯ついているLEDの色で残量を確認できます。

Qiワイヤレス充電には対応しています

緑点灯:100-50% /  黄色点灯:49-10% / 赤点灯:10%以下

バッテリーについて

1回の充電で約 9時間※使えます。ケースに戻しての充電を含めると合計 35時間。通勤・通学程度でしか使わないのであれば、ケース本体への充電は数日おきで間に合いそうです。また、緊急時には 10分の急速充電で2時間の使用が可能です。
※ ANCオン時は6.5時間

 

通話テスト

Novaにはイヤホンにマイクが内蔵されており、ハンズフリー通話機能が実装されています。CVC 8.0ノイズリダクションによるクリアな通話品質を可能にしています。

両方のイヤホンにマイクが3つ(合計 6基)実装されており、雑音をカットした快適な会話を可能にしています。

何度も運転中に通話しましたが、車の騒音に負けることなく自然な会話ができました。声が変質したり途切れるような事もありませんでした。また片耳モードでも普通に会話ができました。

 

使い方

ケースをから取り出すだけで接続済みのデバイスとペアリングされます。初回はペアリングモードで起動します。後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了。

専用アプリ

Tranya Audio

開発: Shenzhen Quangu Technology Co., Ltd
評価(5.0/5)
無料

icon-itunes
 

 

専用アプリ「Tranya Audio」からは、イコライザー機能、ANC、アンビエントサウンドモードの切替え、タッチ操作の設定が可能。
イヤホンのファームウェアアップデートもできます。

 

操作方法

操作はタッチ式。イヤホンの背中側のロゴ部分をタップする回数で操作を行います

  左(L) 右(R)
音楽操作
1回タップ 再生 / 一時停止
2回タップ 前にスキップ 次にスキップ
3回タップ ボリューム- ボリューム+
長タップ ANC機能切替 ※
通話
1回タップ 通話
2回タップ 電話を切る
1.5秒長押し 通話拒否

※ノイズリダクション➡アンビエントサウンド➡ノーマルモードがローテーションして切り替わります
※ イヤホンをケースから出し、左右のイヤホンを同時に2秒間タッチすると再ペアリングモードに入ります
※工場出荷状態に戻すにはイヤホンをケースに戻しリセットスイッチを2秒押し

Tranya Audio アプリからタッチ機能をカスタマイズする事もできます▼

4回、5回タッチまであるのは珍しいですね。でも、それだけ連射タッチするのは大変そうです。

 

操作・装着感

操作性について

充電ケースから取り出すだけでイヤホンの電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。

ペアリングが完了すると「コネクテッド」とイヤホンから声が聴こえます。私のタイミングだと耳に入れた時に、ペアリングが完了するタイミングでした。

またケースに戻すと自動的に充電が開始され、ペアリングが解除されます。デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは必要ありません。

イヤホンの操作感については、背面のハウジング部を軽くタッチ(ノック)すれば受け付けてくれます。操作は1回タップで再生・一時停止となっています。触れただけで誤作動するのを避けたい場合、1回タップを無効にして他のボタンに割り当てる事をお勧めします。

 

装着感

イヤホンの内側の丸みが耳にフィットします。スポーツジムでも使いましたが、落ちたり緩んだりする事はありませんでした。
重さも気になりません。一日中装着していましたが、違和感や痛みはありませんでした。
オーソドックスなスティック形状で、不自然な存在感はありません▼

 

斜め正面から見た様子。見慣れたスティックタイプのイヤホンという感じ▼

正面から見ても目立ちません▼

 

音質

12mmのダイナミックドライバーを搭載しており、明瞭さと音の分離を向上させる独自のSonicMaxテクノロジーを採用しています。

 

デフォルトではチップセット依存のフラットで寂しく籠った音質です。専用アプリでイコライザー機能を調整すると大きく化けます。
プリセットの「バランス」を使うと、音がクリアになって広がりが出ました。以下、イコライザーありきの音質のレビューをします。
解像度的にはかなり繊細な音まで聴こえます。高級ハイエンドモデルには敵いませんが、余計な味付けをしている1万円台のイヤホンより癖がなく整っています。

中高音域で、ボーカルの声は特に前に押し出している感じではなく、クリアで自然に聴こえます。声にパンチの無いヴォーカルの声でも、楽器に掻き消されません。私が目安にしているメレディス・ブルックスのBitch(ビッチ)を聴くと、少し苦しいですがギターのジャーン♪ジャーン♪に負けてはいませんでした。この辺もイコライザーの調整でヴォーカルが活きます。

低音域は、力もあり量も伝わってきます。カナル型なので、低音域を強調すると脳が揺れるような重低音が楽しめます。しかしながら、音質もハイレベルな低音が表現されています。ある程度の深い低音も聴こえます。低音はレンジが広く低音が好きな方にもおすすめできます。

歯擦音が気になる曲、いわゆる「サ行が刺さる曲」を聴いてみると、若干刺さる音がありますが気になる程ではありません。

音場は平均的な広さに感じます。若干狭いかな?音の残響感が近いので、ライブ音源では音の鳴っているところが全体的に少し近く感じます。

aptX Adaptive コーデックで聴いてみると、デフォルトのチューニングでも綺麗に化けます。それでもイコライザー調整した方が更に抜け感が上がります。

 

ノイズリダクション機能

ノイズリダクションは、イヤホンの左右どちらかを長タップする事で切り替わります。スマートホン用の専用アプリ(Tranya Audio)からでも切り替えが可能です。

ノイズを打ち消す性能は、最大 43dbまでの音量に対して効果があります。ノイズが集中する中低周波数帯域を対象としています。

電車のガタンゴトン音や車の通りの多い道路ではANCオンにした瞬間に静寂になります。かなり優秀だと思います。またノイズキャンセリング機能特有の耳への圧迫感は平均的です。

また カフェなどでも周囲の雑音、他人の会話もかなり打ち消してくれました。音楽を小さく鳴らしておけば、男性の話し声も聴こえません。また「風切り音カット機能」が実装されています。扇風機の前で試しましたが、ANCモードはかなり軽減されます。

 

アンビエントサウンド

アンビエントサウンド(外音取り込み機能)は、デジタル的に外音を取り込む機能で、会話や環境音を聞きながら音楽を楽しむ事ができる機能です。
「外音が聞こえる状態で安全にジョギングしたい」「テレワークで宅配便のピンポンに対応したい」人などに人気の機能です。
この機能は外音を増幅して取り込むので少しデジタル的な音になりがちですが、意外と自然な外音が聴こえました。
歩いていて後ろから車が来た時に分かりますし、普通の音量で音楽を聴いていても、人との会話がかろうじて聞き取れます。

 

音切れ・音飛び・遅延

数日間、買い物や・仕事に持ち歩いていました。スマホに通知が届いた時に一瞬途切れる事がありますが、それ以外は途切れたり音飛びはありませんでした。
遅延に関しては「ゲームモード」を実装しています。ノーマルモードでも遅延が少なく、動画を観ても人の口の動きと音(声)のズレを目を凝らして見ても分かりませんでした。

 

まとめ・価格

Tranya Novaを使い続けた印象は、価格に対する機能と品質の高さが魅力です。ANC機能に関しては、1万円台のイヤホンと同等にカットしてくれます。
aptX Adaptiveコーデック対応というのもポイントが高いですね。
イコライザー調整、イヤホンからのタッチ設定など、自分の気に入ったカスタマイズが楽しいイヤホンです。

Tranya Novaの価格は¥7,980 (税込)。Tranya 公式ショップのほか、Amazon、楽天で購入可能です。

今回はメーカーの方からAmazonの割引クーポンを発行していております。公式ショップでも有効です。
※アマゾンページのクーポンを併用可

割引コード:Nova10off
割引:10%オフ
有効時間:1月31日まで

 

 

Tranya Nova
ANC 完全ワイヤレスイヤホン QCC3072チップ搭載
 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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