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【実機レビュー】ゲーミングキーボードJamesDonkey A3 Grey Cyan!超軽く打てるリニア軸!有線、無線での接続が可能

キーボードメーカーの JamesDonkey(ジェームス・ドンキ―)の『JamesDonkey A3 Grey Cyan(グレーシアン)』が手元に来ましたので、さっそくレビューしたいと思います。

『YUNZII JamesDonkey A3』といえば、白ボディに赤いキートップのファミコン風のレトロデザインのRosy(ロージー)が有名ですね。
今回ご紹介するのはRosyではなく Grey Cyan(グレーシアン)です。RosyはGateron G Proの銀軸 / 白軸を採用していますが、Grey Cyanはメーカーオリジナルのカスタム・ムーン黄軸を採用した軽い押下圧のゲーミングキーボードです。

 

JamesDonkey A3 Grey Cyanスペック

スイッチの押下圧 37±8gf
キーストローク
トータルトラベル(Total Travel)
3.8±0.2mm
アクチュエーションポイント 2.0±0.4mm
スイッチ  Ice Crystal
Customised Moon Yellow
軸タイプ リニア
キーボードレイアウト 81キー
接続インターフェイス USB-C
Bluetoothバージョン 5.1
ケーブル長 1.5m
バッテリー容量 3,000mAh
バッテリー充電時間 約4時間
バッテリーの持ち 3-4週間
(バックライトオフ)
重量 1005±20グラム
サイズ 329 x 148 x 42 mm

開封レビュー

【パッケージ内容】
・JamesDonkey A3本体 x 1
・接続用USBケーブル x 1
・2.4GHzワイヤレス接続用のドングル
・キーキャッププーラー x 1
・スイッチプラー x 1
・六角レンチ(裏ブタ空け用) x 1
・ドライバー x 1
・予備ガスケット x 2
・ユーザーガイドx 1

 

筐体

このキーボードは、Fキー、矢印キー付きの75%のコンパクトなUS ANSI 配列キーボードです。

ボディはABS + PC素材のシャーシを採用。キートップは白とグレー、シアンの3色構成でレトロ風なデザインです▼

 

筐体右上には、マルチメディアを物理的に操作できる「マルチメディアボリュームノブ」を搭載。物理的にボリュームをコントロールでき、スイッチを押し込むと再生中のメディアがミュートされます。

ボリューム調整スイッチは、押すだけでミュートが電話の時に凄く役に立っています

 

有線接続はUSB Type-Cを採用しています。隣には接続切替スイッチを配置▼

 

キーキャップは圧入されているだけなので、付属のキーキャッププーラーで簡単に取り外しが可能です▼

 

軸は独自の Ice Crystal軸。この軸はムーン黄軸のカスタム軸(Customised Moon Yellow)です▼

 

3ピンと5ピンの両方のスイッチと互換性があるホットスワップ可能なソケットが搭載されており、スイッチも簡単に交換可能です

 

キートップ(キャップ)は2色形成のPBTキーキャップ。優れた耐久性と長い耐摩耗性を実現しています。

 

スタビライザーはネジ込み式▼

 

キートップはサラサラで肌触りが良いです。
キーの形状は「シリンドリカル」でU字型に凹んでいます。

キートップの角の丸みが強いです

 

足を引き出すと角度を付ける事ができます。背面は付属の六角レンチで分解できます。

 

高さは2段階に調節可能

 

キーボードを真横から見ると、ステップ・キーボードになっています。傾斜はゆるめです。
スカルプチャー構造で、しっかりと内側に向かって凹レンズのようになっています▼

 

接続方法・バッテリーの持ち

デバイスとの接続方法は、USB-C有線、Bluetooth、2.4GHzワイヤレス接続の3つのモードが用意されています。

2.4GHzワイヤレス接続用のドングルが付属しています▼
バッテリー容量は3000mAhで、全てのバックライトがオフの状態で最大4週間使用できます。

 

RGB

RGB演出の設定はキーボードのFnキーと一緒にキーを押す事で色、パターン、速度などが変更可能です。

  • Fn + TAB:バックライトのモード切替
  • Fn + →(←):キーボードカラー切替
  • Fn +「-_」「=+」:バックライト点滅速度

ゲーミングキーボード的な電飾ピカピカ設定もできます。動画では白色に発行しているように見えますが、実際には七色です▼

 

波紋効果にも設定できます▼

 

単色で点滅しないモードも用意されています。

 

打鍵音・鍵打感

スイッチは3.8mmのキーストロークを持つJAMESDONKEY 独自のIce Crystal軸(アイス・クリスタル)を採用。
ムーンイエローリニアスイッチ(以下:ムーン黄軸)のカスタム軸です。
キーストロークとアクチュエーションポイントはムーン黄軸と同じですが、スイッチの押下圧が 軽くなっています。このキーボードのアクチュエーションポイントは2.0 mm。メカニカルキーボードの平均は2.2mmなので0.2mm浅いです。

ムーン黄軸押下圧:47±10gf
アイス・クリスタル軸押下圧:37±8gf

スイッチの押下圧 37±8gf
キーストローク
トータルトラベル(Total Travel)
3.8±0.2mm
アクチュエーションポイント 2.0±0.4mm

この軸は、リニアタイプでアクチュエーションポイントに到達しても「カチッ」という音やクリック感がないのが特徴です。キーを押し下げる深さで重さが増してゆきます。

Cherry MXキーで言えば赤軸、黒軸、銀軸がリニア軸です。このスイッチは押下圧が37gしかありません。Cherry MX赤軸の45gと比べても軽さが際立っており、慣れるまではキーの上に指を置くだけで誤って入力してしまう事もありました。

リニア軸なのでメカニカルキーボード(ゲーミングキーボード)独特のカチャカチャ音はありません。ノイズはクリックポイントでは無く、底を打った時に鳴ります。リニア軸は一番静かなスイッチなので、音が気になる環境では最適な軸です。
また天板がアルミ合金ではないので、メカニカルキーボード特有の、強く叩くと天板の反響でキーン・カーンという金属音は鳴りません。

 

A3は耐衝撃のガスケット構造(gasket pro)を採用しており、キースイッチを保持するプレートを柔軟性のある素材で挟み込むことで、軸がぶれず騒音と振動が低減される構造を実現しています。

キー全体がたわむ事で音を吸収する構造になっています

 

Ice Crystal軸の打鍵音の動画をあげてみました。キースイッチにぐらつきは無く、スタビライザー部も均一で安定しています。▼

ちなみに「Nキーロールオーバー」に関してのスペック表記はありませんが、複数のキーを同時に押してみた感じでは対応しています。10キーロールオーバーに対応していると思います。ゲーミングキーボードとしては必須スペックです。
また、ゲームでも遊んでみましたが、誤入力や変な動きをする事も無かったので、「アンチゴースト機能」も搭載されていると思われます。

専用アプリ

専用のアプリを使えばキーのリマップ、マクロ、イルミネーション切替、多岐にわたる設定が可能となります。ボリュームノブを他の機能に割り振ることもできます。

まとめ

このキーボードの一番の特徴は、キーの押下圧が37gと軽い事です。ゲーム+実用で使うなら限界の軽さな気がします。
ものすごくサクサク打てますし、打鍵感もソフトでなめらかな感じです。

JamesDonkey A3は、メカニカルキーボードの入門機としても良いと思います。力を入れずに反応するので、長時間のタイピングで指が疲れる人、スピードキーでサクサク作業したい人、ゲームに反応を追求したい人には是非お勧めしたいキーボードです。

私の最初の印象は、打鍵反応が良すぎると感じましたが、慣れると他のリニア軸がもっさり感じます。長時間の文字打ちにも疲れません。

 

販売サイト・価格

JamesDonkey A3 Grey Cyanの価格は89.99ドル。 キーボード専用の通販サイトMechkeysとAliexpress にて購入可能です。

・MECHKEYS ➡ JamesDonkey A3 Grey Cyan
・Aliexpress ➡ JamesDonkey A3 Grey Cyan

 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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