紛失防止トラッカーといえば「見つける天才」紛失防止タグAppleのAirTagが圧倒的な性能です。置き忘れ、忘れ物、失くし物などを探し出す性能はピカイチ。最近では、自転車の盗難対策や認知症介護に活用する使い方もされているようです。しかしながら、AirTagの価格は4780円(税込)するので、あちこちに付けておくには高額すぎます。
Eufy SmartTrack Link は、AirTagのジェネリックデバイスです。SmartTrack は AirTagの主要機能をカバーしており低価格で購入可能です。Eufy SmartTrack Linkは2990円(税込)。この価格なら気軽に色々なアイテムに付けておけますね。
AirTagに無い機能もありますので、使い勝手を共有レビューしたいと思います。
Eufy SmartTrack Linkの特徴
内蔵スピーカーを鳴らして音で探せる
電池交換可能(CR2032)
IPX4等級防水
複数人で位置情報を共有できる
SmartTrackのボタンを押してスマホを探せる
「探す」ネットワークで世界中のiPhoneで位置の特定が可能
「紛失モード」で見つかった位置を通知してくれる
ストーカー目的に使えない厳重な対策
Siriで探す事ができる
自分のではない端末を持っていると警告を表示
ストラップホールが付いている
開封レビュー
Ankerお馴染みのカラーリングの箱に入っていました▼
セット内容は、Eufy SmartTrack Link本体と簡単な取説だけです▼
詳細な取扱説明書は公式サイトよりPDFでダウンロードできます
実機レビュー
薄型でシンプルなデザインです。真ん中の部分はボタンになっています。
裏にはQRコードがプリントされています。紛失モードをオンにすれば、所有者の連絡先を表示するようにすることができます。
ちなみに本家のAirTagはNFCに対応しており、スマホをかざすと所有者情報が表示されます。
防水規格は IPX4どまり。小雨や水滴などに対する防水となっています。本家AirTagはIP67等級に適合しています(最大水深1メートルで最大30分間)
サイズ37 × 37 × 薄さ6.5mm▼
AirTagと並べてみます▼
電池の交換方法が少し面倒。裏面の▼部分にカッターの刃などを入れて割開く感じ。
電池はボタン電池のCR2032
iPhoneからだと「Find My(探す)」アプリの「デバイス」から+で追加できます。
出来る事はAirTagとほぼ同等でAppleの「探す」ネットワークに対応しておりす。
そして他のiPhoneユーザーがそのAirTagのそばを通ったときに、AirTagの位置情報をiCloudに送信し位置情報が通知されます(Find My network)。
このプロセスは完全に匿名で行われ情報は暗号化されるので、プライバシーは守られます。またバッテリーやデータ使用量を心配する必要もないとしています。
この機能を使用するには、検索にiOSデバイスまたはMacを使用する必要があります。 WindowsパソコンのiCloud からでは見つけられません。 暗号化されたBluetoothビーコン信号の解読に、iOS・Macのセキュアチップに格納された鍵情報を使用するためのようです。
AirTagには無い「スマートホンを探す」機能が搭載されています。SmartTrack の中央を押す事でスマートホンを鳴らして探す事ができます。
AppleWatchを使っている人は不要ですが、持っていない人には便利な機能です。
タップすると探すアプリ上のマップで位置を確認する事ができます▼
Android端末で使える?アプリ別対応機能
Eufy Securityアプリ | Appleの「探す」アプリ | |
---|---|---|
持ち物を探す機能 | ✓ | ✓ |
現在位置の特定 (Bluetooth接続圏外の場合) |
– | ✓ |
スマホを鳴らす機能 | ✓※1 | – |
置き忘れ通知 | ✓※2 | ✓ |
デバイス共有 (複数アカウントでの情報共有※3) |
✓ | – |
※1:通常時でも、マナーモード設定時でも鳴らすことが可能です
※2:Android OSの「Eufy Security」アプリに対応
※3:SmartTrack (デバイス) 1個につき、最大6つのアカウントに接続でき、情報を共有できる機能。権限により一部機能に制限があります
iPhoneの場合でもスマホを鳴らすとデバイスの共有を使わない場合、Bluetoothに接続するなどバッテリーの消費にしかならないので、公式アプリはインストールする必要が無いと思います。
デバイスの共有機能について
AirTagは、AppleIDと紐づけられるのでデバイスの共有が出来ません。 AppleIDを共有するという事は現実的ではないので、複数人でAirTagの位置情報を共有する事は事実上できません。一方SmartTrackは専用アプリから最大6件共有可能となっています。
メンバー共有機能が使えるのかチェックしてみました。
特に位置情報を共有したいアイテムはありませんが、犬の首輪に付けて共有しようと考えました。
犬が逃げた場合や、散歩に行っている犬の現在位置を知る事ができれば便利ですね。
しかしながら、グループ共有しいてる人が公式アプリを開いても、当然Bluetoothの範囲外になってしまいます。数十分前の位置情報のまま。
探すネットワークで位置情報を特定して、自動的に公式アプリに渡すといった動作はしてくれないようです。
散歩している本人(SmartTrackを持っている人)が公式アプリの位置情報を「常に許可」していないとダメです。
つまり犬を見失った時、探すネットワークに登録している人のみが位置を確認する事ができるという事ですね。
迷い犬対策に!と色々悩みましたが、防水性能がIPX4では犬に装着するには弱いですね。一番気になるのは バックグラウンドで位置情報を取得し続けるとバッテリーを消費します。諦めました。
追記:「+Style」からもジェネリックAirTag「まもサーチTag」も販売されました↓
まとめ・価格・販売サイト
私はAirTagを財布と車のカギに付けていますが、手元から離れると通知が届く機能が便利です。免許を忘れて車に乗るような事が無いですからね。
忘れ物というより置き忘れが多いので、本当に助かっています。ぐちゃぐちゃの荷物の山から鍵や財布を探しだした事は数知れず。
最近では車を停めたコインパーキングを見失う事が多いです。TDLのような巨大なパーキングでは無く、ちょっと停めた街のコインパーキングです。
「位置は覚えたから大丈夫!パーキングアプリは不要」と思っている時に限って場所を忘れます。この前は「大きい公園の南側」とGoogleマップでチェックしたのですが、近隣には大きい公園が3つ並んでいました。本当に焦りました。半べそで30分以上歩き回ってようやく発見しました。
そこで車にもAirTagを常設しておこうと考えていました。しかしながら、2022年7月からApple製品各種が大きく値上げとなり、AirTagは3,800円が4,780円へ1000円近く値上げとなりました。
SmartTrackの価格は 2,990円(税込)。今回買ったSmartTrackは車に置いておく事にします。
Amazon、楽天などのECサイトから購入可能です。
タカシ
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