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【実機レビュー】約1万円で買える高コスパ8.7型タブレット「CHUWI AuPad mini 」

中国のタブレットメーカーCHUWI (ツーウェイ) より新しくリリースされたタブレット端末『 AuPad mini」』が手元にやってきました。さっそく使用感を共有してゆきます。

AuPad mini は 8.7インチディスプレイを搭載したAndroidタブレット端末。片手サイズの小型で軽量なタブレットなので、読書やコミックリーダーとして使いやすいサイズです。また、Widevine L1に対応しているので Primeビデオ、Disney+などで高画質動画を楽しむ事が可能です。

レビュー・フラッシュ

お勧めポイント
 Android 15搭載
 ピュアなAndroid OSで余計な機能やアプリが入っていない
  Widevine L1対応で高精細画面で動画サービスが楽しめる
 8.7型のコンパクトサイズでブックリーダーとして使いやすい
 388グラムの軽量設計
 OTG対応
 4G LTE 対応
 仮想メモリで16GBまでの拡張が可能
 5500mAh のバッテリー搭載しており長時間使用が可能
 デュアルスピーカーで臨場感ある音響システム

 

残念な点
 急速充電非対応
 デュアルスピーカーが縦持ち時の左右配置

 

CHUWI AuPad mini スペック

OS Android 15
SoC Unisoc T615
8コアCPU
ディスプレイ 8.7インチ
1340×800
IPS液晶
RAM  4 GB
+仮想メモリ12M
ROM 128 GB
外部MicroSD 対応
(最大1TB拡張可)
リアカメラ 500万画素
フロントカメラ 200万画素
防水 非対応
Wi-Fi 802.11 b / g / n / ac 
GPS GPS
Bluetooth 5.0
バッテリー 5500mAh
 サイズ 幅125.6 mm
高さ:212.94 mm
厚さ:8.4 mm
 重量 約388g

 

開封の儀

【セット内容】
AuPad mini本体、USBアダプタ、USB-Cケーブル、取り扱い説明書

充電は付属のUSBアダプタは 5V/ 2A の通常の充電器でした。PD充電には非対応です。

 

筐体

ディスプレイは 8.7インチの1340×800液晶画面。リフレッシュレート90Hz。ブックリーダーとして使いやすいタブレットです。

サイズは125.6 x 212.94 x 8.4 mmIPS液晶ですが発色も綺麗で、視野角度は浅い角度からでも見えます。メディア端末としては十分に合格点だと思います

ベゼル幅は上下(縦持ち時)が実測で 約11ミリ

上下のベゼル幅は約6mm▼

 

インカメラは画面を縦持ちした時に上側に来るように配置されています。

 

筐体はアルミ合金(CNC)で形成されています▼

 

端末の厚みは約7.5mm。実測画像では保護ガラスの分厚いです。

 

背面には5.0MPのカメラの1眼仕様です。

 

縦持ち時の右側には、電源ボタン、ボリュームボタン、イヤホンジャックが配置されています。

 

下側には、スピーカーが2つ配置されています▼

 

端末上面はSIMカードスロットとUSB-Cポートが配置されています。

 

 

内部レビュー

バンドルアプリは、Google系の基本アプリとのみ。消せないメーカーのアプリは入っていないので余計な負担がありません。

 

ベンチマークテスト

AnTuTu Benchimark (v11.0.7)を使って処理能力をテストしてみます

総合スコア: 368845ポイント
CPU:136016ポイント
GPU:20599ポイント
搭載するプロセッサーは、Unisoc T615 オクタコアプロセッサーを採用 。エントリーレンジの端末となります。メモリー構成は、 内部ストレージ128GB、RAM 4GB(+12G増設可能)を搭載しています。
エントリーモデル程度の処理性能なので、軽いゲームで遊ぶのが精一杯です。しかしながら、ブラウジングや動画視聴、LINEなどの通常のアプリでモタつくような事はありません。

 

widevine 対応について

この端末は、WidevineがL1のセキュリティレベルに対応しています。
ちなみにWidevineがL1対応とは、Amazon PrimeビデオではFHD画質での再生をする場合、L1のセキュリティレベルに対応している必要があります。

何本か映画を観てみましたが、快適に視聴可能でした▼

 

NetflixはL1なのでHD画質で鑑賞できます▼Amazon Prime ビデオ、Disney+、huluになどもL1対応です。

 

カメラ

AuPad miniのカメラは、フロント2MP・リア5.0MPを搭載しており、ある程度の写真撮影も可能です。動画は 1080P/30fpsvideo。スタビライザー機能(手振れ補正)はありません。

カメラモードは「キャプチャー(フォト)」「動画」のみ

静止画に関しては色々な設定が可能となっています。顔検出シャッター機能も付いています。

 

イン・アウト、どちらのカメラも画像はチャットやビデオ会議に使える程度です。

暗所撮影は結構綺麗に写ります。しかしながら、晴れの日の木陰のような明暗のハッキリした場面では、明るい場所に露出が調整され暗部が潰れてしまいます。タブレットに写真機能を求めていないと思いますので、この程度で十分だと思います。

WEB閲覧・メディア視聴

動画鑑賞

スピーカーはデュアルステレオスピーカーを搭載しています。縦持ち時の下側左右に2方つ配置されているので、横向きに持つと右か左側の片方から聴こえて来てしまいます。

スピーカーの音質は少しチャカつきを感じますが、自然に動画を楽しむ事ができました。大音量にすると音が割れ気味になります。
本格的に映画鑑賞したい場合、外部スピーカーやイヤホンを使いたいです。
バッテリー容量5,500mAh。映画なら2・3本観れそうです。

 

コミックリーダー

コンパクトサイズなので、マンガリーダーとしてはピッタリです。8.7インチなので、漫画は見開き状態で読むには少し厳しいサイズです。

Chromeブラウザを使ってのPCモードでWEB閲覧すれば、スマホより大きいので1ページの情報量が多いのがいいですね。

 

GPS・衛星位置情報システム

衛星位置情報システムはGPSとだけありました。しかしながらGoogleマップを開いてチェックしてみると、GPSの掴みが悪い室内でもマップアプリを起動した途端にピタッと位置を特定してくれました。

車に積んでおいてナビ代わりにも使えるレベルの精度だと思います。

 

価格・まとめ

AuPad miniの8.7インチという画面サイズ は、iPad Mini(8.3インチ)とほぼ同じです。このサイズのタブレットのファンも多いですね。
コミックリーダーやKindleなどの電子書籍リーダーとしては、片手持ちができる8インチクラスのタブレット端末が圧倒的に使いやすいです。

軽いゲーム+ネットサーフィン+メディア端末としては丁度良いスペックに仕上がっていると思います。
サブ端末やメディア端末としての性能は十分に満たしていると思います。

CHUWI AuPad mini の価格は税込み11,900円、現在Amazonではタイムセールの対象となっており、10,355円で購入可能です。
1万円でこのクラスのタブレット端末が手に入るならコスパは非常に高いです。

 

CHUWI AuPad mini
8.7インチwi-fiモデル
 

 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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