中国のタブレットメーカーUAUU(ユアユー) より新しくリリースされたタブレット端末『 UAUU M10」』が手元にやってきました。使用感を共有してみたいと思います。

M10は 8インチディスプレイを搭載したAndroidタブレット端末。片手サイズの小型で軽量なタブレットなので、読書やコミックリーダーとして使いやすいサイズです。また、Widevine L1に対応しているので Primeビデオ、Disney＋などで高画質動画を楽しむ事が可能です。

レビュー・フラッシュ

UAUU M10スペック

開封の儀

【セット内容】
M10本体、USBアダプタ、USB-Cケーブル、取り扱い説明書、

※ 取り扱い説明書は日本語で書かれています

充電は付属のUSBアダプタは 5V/ 2A の通常の充電器でした。PD充電には非対応です。

筐体

ディスプレイは 8インチの2000 x 1500（2K）液晶画面。アスペクト比4:3ブックリーダーとして使いやすいタブレットです。

サイズは198.2×136.1×7.5mmだいたいA5サイズです。IPS液晶ですが発色も綺麗で、視野角度は浅い角度からでも見えます。メディア端末としては十分に合格点だと思います

ベゼル幅は上下(縦持ち時)が実測で 約19ミリ

上下のベゼル幅は約8mm▼

インカメラは画面を縦持ちした時に上側に来るように配置されています。

筐体はアルミ合金（CNC）で形成されています▼

端末の厚みは約7.5mm。実測画像では保護ガラスの分厚いです。

背面には8.0MPのカメラの1眼仕様です。

縦持ち時の右側には、電源ボタン、ボリュームボタンが配置されています。

下側には、スピーカーが2つ配置されており、USB-Cポートと3.5mmステレオミニプラグが配置されています▼

LTEには対応してないのでSIMスロットはなく、MicroSDカードはスロットイン式（直に挿し込むタイプ）です。

内部レビュー

バンドルアプリは、Google系の基本アプリとLINE、各種SNSアプリ、Neflix、Primeビデオ程度。消せないメーカーのアプリは入っていないので余計な負担がありません。

顔認証システムに対応しています▼

ベンチマークテスト

AnTuTu Benchimark (v10.3.4)を使って処理能力をテストしてみます

総合スコア： 161569ポイント
CPU：5863ポイント
GPU：20695ポイント
搭載するプロセッサーは、Allwinner製のA523 オクタコアプロセッサーを採用 。エントリーレンジの端末となります。メモリー構成は、 内部ストレージ128GB、RAM 4GB（+8G増設可能）を搭載しています。

エントリーモデル程度の処理性能なので、軽いゲームで遊ぶのが精一杯です。しかしながら、ブラウジングや動画視聴、LINEなどの通常のアプリでモタつくような事はありません。

widevine 対応について

M10はWidevineがL1のセキュリティレベルに対応しています。
ちなみにWidevineがL1対応とは、Amazon PrimeビデオではFHD画質での再生をする場合、L1のセキュリティレベルに対応している必要があります。Amazon Prime ビデオ、Disney+、huluに関してはL1対応です。

何本か映画を観てみましたが、快適に視聴可能でした▼

残念ながらNetflixはL3なのでSD画質です▼

カメラ

M10のカメラは、フロント5MP・リア8.0MPを搭載しており、ある程度の写真撮影も可能です。動画はリア・フロントカメラ共に1080P/60fpsvideo。スタビライザー機能（手振れ補正）はありません。

カメラモードは「ポートレート」「フォト」「動画」

静止画に関しては色々な設定が可能となっています。顔検出シャッター機能も付いています。

イン・アウト、どちらのカメラも画像はタブレットとしては珍しく彩度が高く鮮やかな盛った画像です。

暗所撮影は結構綺麗に写ります。しかしながら、晴れの日の木陰のような明暗のハッキリした場面では、明るい場所に露出が調整され暗部が潰れてしまいます。タブレットに写真機能を求めていないと思いますので、この程度で十分だと思います。

WEB閲覧・メディア視聴

動画鑑賞

スピーカーはデュアルステレオスピーカーを搭載しています。縦持ち時の下側左右に2方つ配置されているので、横向きに持つと右か左側の片方から聴こえて来てしまいます。

スピーカーの音質は少しチャカつきを感じますが、自然に動画を楽しむ事ができました。ある程度大音量にしても、音が割れるような事はありません。
本格的に映画鑑賞したい場合、外部スピーカーやイヤホンを使いたいです。
バッテリー容量5,000mAh。映画なら2・3本観れそうです。

コミックリーダー

4:3のアスペクト比なので、マンガリーダーとしてはピッタリです。8インチなので、漫画は見開き状態で読むには少し厳しいサイズです。

ChromeブラウザはWEB閲覧は、スマホより大きいので1ページの情報量が多いのがいいですね。

GPS・衛星位置情報システム

衛星位置情報システムの対応状況は不明です。しかしながらGoogleマップを開いてチェックしてみると、GPSの掴みが悪い部屋でもマップアプリを起動した途端にピタッと位置を特定してくれました。

車に積んでおいてナビ代わりにも使えるレベルの精度だと思います。

価格・まとめ

AUAUU M10の8インチという画面サイズ は、iPad Mini（8.3インチ）とほぼ同じです。このサイズのタブレットのファンも多いですね。
コミックリーダーやKindleなどの電子書籍リーダーとしては、片手持ちができる8インチのタブレット端末が圧倒的に使いやすいです。

処理性能が限定的なのでゲームをプレイしたい人には向きませんが、軽いゲーム＋ネットサーフィン＋メディア端末としては丁度良いスペックに仕上がっていると思います。

AUAUU M10の価格は税込￥18,999 。Amazonで購入可能です。またページ内に1,250円の割引クーポンが発行されています。

10月7日からは更に安く買えるクーポンコードが発行されています

UAUU(ユアユー) M10

Android 14 2Kタブレット8インチ

Amazon

 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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