3眼カメラのタフネススマホ爆誕「DOOGEE S68 Pro」！カメラ性能・スペックレビュー

中国のスマートホンメーカー DOOGEEより新端末『S68 Pro』が発売されました。

DOOGEE社は、防水・防塵対応のアウトドアスマートホンに特化したメーカーで、最近ではトランシーバー機能や小型無線のハードを搭載したタフネス端末までリリースしています。
今回のS68 Proは、SoCにMediaTek のHelio P70を搭載したミドルレンジの端末で、リアカメラにiPhoneのタピオカメラ風のトリプルカメラを搭載しているのが特徴です。

ページコンテンツ

DOOGEE S68 Pro
筐体
内部スペック
- 衛星位置システム
カメラ
対応バンド / SIM
まとめ / 価格
割引クーポン

DOOGEE S68 Pro

OS	Android 9.0
SoC	MediaTek MTK6771 (Helio P70)
ディスプレイ	5.9 インチ 1080×2280 Pixcels
RAM	6 GB
ROM	128 GB
フロントカメラ	16MP
リアカメラ	21MP + 8MP+ 8MP
microSD スロット	最大 128 GB
SIM	NanoSIM + NanoSIM DSDS対応
認証方式	顔
Wi-Fi	対応(5G対応不明)
Bluetooth	対応(ver不明)
バッテリー	6,3000 mAh
対応バンド	2G GSM: B2/3/5/8 (1900/1800/850/900) 3G WCDMA: B1/2/4/5/8 (2100/1900/1700/850/900) 4G LTE-FDD: B1/3/7/8/20
インターフェイス	USB-C
防水	IP68 IP69K,MTL-810G
サイズ	163.5 x 80 x 16.45mm
重量	238 g
その他	Glonass, Beidou, Galileo,NFC

筐体

画面は5.9 インチでFHD+ (1080×2280)のIPS液晶ディスプレイ。
ディプレイはGorilla glass4.0でコーティングされています。

同機が認証を受けている「IP68」防水・防塵規格とは、「粉塵からの完全保護＋水面下で使用が可能」という保護等級です。さらに水に対しては高温、高水圧、スチームジェット洗浄の環境下でも有害な影響を受けないことが要求される「IP69K」規格、アメリカ国防総省の超堅牢試験規格「MIL-STD-810G」にも準拠しています。
1.5mの水中に30分間の防水に対応しており、耐衝撃は1.5mからの落下に耐えられるとしています。

カラーバリエーションは、ブラックとオレンジの２色

生体認証（ロック解除）はFaccID（顔認証）と指紋認証システムに対応しています。指紋認証部は端末背面に配置されています。
アウトドアでの使用は、手袋をしていたり両手を離せない状況が多いので、タフネススマホに顔認証はマストですね▼

6,300mAhの超大容量バッテリーを搭載しており、最大756時間のスタンバイが可能としています。49時間の動画再生、22時間のゲームプレイが可能です。充電に関しては24Wの急速充電に対応しています。

ワイヤレスリバースチャージ方式に対応しており、他の機器に電力を供給する事も可能です▼

NFCに対応しているので非接触決済の利用が可能です。しかしながらFelica未対応なのでモバイルSuicaやおサイフケータイ機能は利用できません。

内部スペック

MediaTek の最新SoCのHelio P70を搭載しており、公表されているベンチマークは、Antutu7.1で約14万のミドルアッパーレンジ端末。
AI処理用のAPUをマルチコアで搭載しており、マルチコア＆マルチスレッド処理に関して Helio P60に比べ10%〜30%のAI処理性能が向上しています。また搭載GPUの「ARM Mali-G72 MP3」の描画性能に関しては、Helio P60に比べ13%のパフォーマンスが向上しています。
メモリー周りはRAM 6GB。内部ストレージ（ROM）128GBと余裕のあるスペックになっています。
外部ストレージは128 GBまでのMicroSDカードに対応しています。

衛星位置システム

衛星位置システムは、GPS,A-GPSの他に、ロシアの衛星位置システムGlonass（グロナス）, 中国版GPSのBeidou, EUが構築した全地球航法衛星システムガリレオ（Galileo）に対応しています。
これだけの衛星位置システムに対応していれば、僻地でも位置情報を見失う事が無さそうです。

カメラ

リアカメラはソニーのイメージセンサーIMX230採用の2100万画素(F/2.2)のメインカメラと、800万画素の超広角レンズ、800万画素のマクロレンズのトリプルカメラ構成。フロントカメラは1,600万画素（F/2.0）のシングルカメラを搭載しています。

超広角レンズは130°の画角▼

マクロレンズは約3cmの接写が可能です▼

セルフィカメラは80 °の広角レンズを採用しており、Aiビューティモードを搭載しています▼

対応バンド / SIM

DOOGEE S68 Proは、DSDS(デュアルSIM / デュアルスタンバイ)に対応しており、SIMカード２枚挿しでの運用が可能です。

ドコモ：プラチナバンド4G帯の Band19、および3G帯のプラスエリアバンドB6に対応していません。そのため山間部や郊外エリアでの使用は難しい地域がありますが、主要バンド4G帯のB1, B3に対応していますので街中での使用では問題ありません。

SoftBank：バンド（LTEバンド1,3,8 / WCDMAバンド1,8）にも対応していますので、日本国内でも快適に使えます。

AU：AUのSIMを挿しての使用は対応していません。

対応バンド：
2G GSM:
B2/3/5/8
(1900/1800/850/900)
3G WCDMA:
B1/2/4/5/8
(2100/1900/1700/850/900)
4G LTE-FDD:
B1/3/7/8/20

まとめ / 価格

タフネススマホに求められる機能として、GPSトラッカーやアウトドアナビが重要なので、全ての衛星位置システムに対応している本機は合格でしょう。
また登山やキャンプで、デジカメを水没や落下の危険がある中で使いたくないので、カメラ性能も大切です。

高精細レンズ+ マクロ+超広角のトリプルカメラを搭載していれば、ある程度の撮影はスマホで間に合いそうです。アウトドアスマートホンの業界も、ようやく実用に耐えうるカメラ性能を搭載してきましたね。
S68 Proは水中カメラとしても使えるレベルの防水性能なので、スノボーやスキーなどのウィンタースポーツでも活躍しそうです。

標準価格＄229.99。海外ECサイトでプリセールを開催しており＄199.99での販売されています。