Android端末にはスマートホンを紛失した時の対策として、端末位置を検索・ロック・データ消去などが遠隔で行える「端末管理アプリ」という機能があります。
この「端末を探す(旧デバイスマネージャー)」という機能は、紛失時のみならず持ち主の居場所を検索することにも活用する事ができて便利です。子供の現在位置を把握するため「見守り携帯」代わりにお古のスマホを子供のカバンに入れて使ったり、パートナーの浮気対策として利用するという怖い話も聞きますね。
しかしながら「端末を探す」を実行した時には、端末に位置検索されたことが通知され、相手にバレてしまいます。そこで今回は「端末を探す」を実行した時に、スマートホンを検索した事を端末に通知させない方法をご紹介します。
「端末を探す」の使い方
最初に「端末を探す」とはどんな機能か解説します。
「端末を探す」にアクセスして、端末のアカウントにログインします。
アカウントを使用している端末が一覧で表示されます(下赤い破線内)ので、調べたい端末を選択します。
すると地図が表示され端末の現在位置が分かります。(サンプルなので広域地図にしていますがピンポイントで表示されます)それ以外にも現在接続されているWIFI名やバッテリー残量も分かります。
端末を紛失したときには、ここで「音を鳴らす」「ロック」「データ消去」する事が可能です。
しかしながら検索した事は端末に通知されます▼
通知バーにはしっかり通知が届きます
「端末を探す」によってこの端末の場所が特定されました
「端末を探す」を実行したことを通知させない方法
通知を非表示にするためには、あらかじめ端末を設定しておく必要があります。
設定を開き「アプリ」→「Google Play開発者サービス」をタップ▼
通知を開き「全てブロック」をオンにする▼
これで幾ら端末の位置を検索してもスマートホンに通知が行きません
ただし検索した瞬間1・2秒だけGPSアイコンが点滅しますが、消えて残りません▼
まとめ
子供にスマートホンを持たせる時、位置情報を把握すために「端末を探す」の機能を利用するのは一般的です。しかしながら調べるたびに通知が届くので、何度も調べると子供に嫌がられてしまいます。
塾通いの小学生に「子ども携帯」「見守り携帯」の代わりに、ゲームなどを入れず電話と位置検索のみを有効にして持たせているなら通知は関係ありませんね。ただし中高生のペアレンタル・コントロールとしては、位置検索の非表示は必須設定です。
この機能は、GoogleアカウントにログインしているPCやタブレットでも位置検索する事が可能です。今回のように通知をオフにしておけば、浮気が怪しいパートナーが家で使っている端末を使って調べるだけ!ステルスでの浮気調査が一発ですね。
ロック解除しなくとも通知は表示されます▼
タカシ
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