pple関連の著名アナリストであるミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏などの報告によると、Appleは赤外線カメラモジュールを搭載した新型AirPodsの量産を2026年に計画しているとのことです。
カメラ搭載AirPods
1. 搭載されるカメラ
噂によると、搭載されるのはiPhoneのFace ID(顔認証)レシーバーに似たIR(赤外線)カメラです。
つまり、自撮りや風景写真を撮るためのものではなく、「周囲の環境認識」や「ジェスチャー検知」に使われる可能性が高いと言われています。Foxconnがサプライヤーとして新しい製品導入(NPI)の準備を進めているという具体的な情報もあります。
2. 最大の目的は「Vision Pro」との連携
このカメラ付きAirPodsの核心は、Appleの空間コンピュータ「Vision Pro」とのエコシステム強化にあります。
現在、Vision Proでの操作は視線と手の動きで行いますが、AirPodsにカメラがつくことで、以下のような進化が期待されています。
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空間オーディオの進化: ユーザーが顔を向けた方向や周囲の構造をより正確に認識し、没入感のある音響体験を提供。
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ジェスチャー操作の拡張: ヘッドセットのカメラの死角になる部分でも、AirPods側のカメラが手の動きを捉え、よりスムーズな「空中ジェスチャー」が可能に。
3. 「空中ジェスチャー」で操作が変わる?
Appleは以前、「インエアジェスチャー(空中で行うジェスチャー)」の特許を取得しています。
これまでのAirPodsは軸をつまんで操作していましたが、カメラ搭載モデルでは、空中で手を振ったり、特定の手の形を作るだけで、曲送りや音量調整が可能になるかもしれません。さらに、Vision Proを使っていなくても、AirPods単体で簡易的な空間認識ができるようになる可能性もあります。
4. いつ発売される?
現在のアナリスト予測では、2026年〜2027年頃の量産開始が見込まれています。
年間1,000万台規模の生産が計画されているとも言われており、一部の特殊なモデルではなく、AirPods Proのような主力ラインナップ、あるいは全く新しいシリーズとして登場する可能性があります。
まとめ
AirPodsは単なる「音楽を聴くデバイス」から、Appleが推進する空間コンピューティング(Spatial Computing)の重要な入力デバイスへと進化しようとしています。
「Vision Pro」と「AirPods」が視覚と聴覚の両面で連携し、さらに空間認識能力まで共有する未来。Appleが描くエコシステムの完成度が、また一段階上がりそうです。
タカシ
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