サウンド機器メーカーSOUNDPEATS AUDIO(サウンドピーツ・オーディオ)から発売された、イヤーカフイヤホン 『Clip1(クリップ・ワン)』が手元に来ましたので、使用感を共有したいと思います。
SOUNDPEATS Clip1は、耳を塞がない「ながら聴き」に特化したイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンで、同社のイヤーカフ型ラインナップの中でも上位に位置するモデルです。
ページコンテンツ
ざっくりレビューフラッシュ
透き通った高音域
ハイレゾ相当の伝送が可能なLDACに対応
違和感のない落ち着いたデザイン
装着したまま外音が聞こえるオープンイヤー型
左右を自動で判別
2台のデバイスに同時接続が可能(マルチポイント)
専用アプリでイコライザー調整が可能
ENC通話ノイキャンでクリアな通話音質
1回の充電で最高 8時間の使用が可能
10分の充電で約2時間の音楽再生が可能
ゲームなどにも使える低遅延モード実装
IPX5防水で雨や汗の水滴を防げる
形状記憶合金ワイヤー採用で5グラムの軽量仕様
風切り音低減性能を25%向上
LDACを有効時マルチポイント機能などが併用不可
SOUNDPEATS Clip1スペック
| イヤホンタイプ | オープンイヤー |
|---|---|
| Bluetootthプロファイル | HSP, HFP, A2DP, AVRCP |
| 対応コーデック | SBC, AAC, LDAC (ハイレゾ認証) |
| 音楽再生時間 | 単体:最大8時間 ケース併用:最大40時間 |
| Bluetoothバージョン | 5.4 |
| 防水等級 | IPX 5 |
| ドライバーユニット | φ12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー |
| ノイズフリー通話 | AI ENC通話ノイズキャンセリング |
| 充電時間 | イヤホン:約1時間 / ケース:約2時間 |
| バッテリー容量 |
イヤホン:45mAh / ケース:450mAh |
| サイズ | 充電ケース:71.5 × 49 × 35 mm イヤホン:28.45 × 22.32 × 28.03 mm |
| 重さ | イヤホン:5グラム ケース:約55.5グラム |
開封の儀
【パッケージ内容】
- SOUNDPEATS Clip1イヤホン x 1ペア
- 収納充電ケース x 1
- USB-C充電ケーブル x 1
- 取扱説明書
製品レビュー
イヤホン本体
イヤホン本体はいわゆるイヤーカフ型。カラーは ダークグレー。表面はサラサラしています▼
ちなみにカラーバリエーションは、このほかにチタンブラック、ベージュの3色構成です。
ハウジング部のフェイスプレートはオーバル型で「SOUNDPEATS」のロゴマークSが入ってます
ドライバ部分は丸型▼
防水等級はIPX5に対応しています。汗や雨程度の水から防げる防水等級です。
※ ケースは防水ではありません
重さは実測で片側 約 5グラム▼
チャージケース
充電ケースはオープンイヤータイプとしては小さいです▼
リップクリームと並べたサイズ感、ケースの上にもSOUNDPEATSロゴマークの「S」が入っています。

背中側には充電用のUSB-Cポートとリセットボタン▼
ケースへの収納は立てて入れる感じ。吸い寄せられるように気持ち良く収まります▼
イヤホンを格納したケースの重さは実測で約 55グラム▼
ケースにはバッテリーのインジケーターは付いていませんが、1灯ついているLEDの色で残量を確認できます。
1回の充電で約 8時間使えます。ケースに戻しての充電を含めると合計 40時間。これだけバッテリーが持てば、ケースへの充電も週に1度くらいで良さそうです。
使い方
ペアリングはケースを開けるだけ、初回はペアリングモードで起動します。
後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了▼
操作方法
イヤホンの外側のロゴ部がタッチセンサーとなっており、音楽を操作できます
| 左(L) | 右(R) | |
|---|---|---|
| 音楽操作 | ||
| 2回タップ | 再生 / 一時停止 | |
| 3回タップ | 前の曲にスキップ | 次の曲にスキップ |
| 通話 | ||
| 2回タップ | 通話/電話を切る | |
| 3回タップ | 通話切替 | |
| 1.5秒間長押し | 通話拒否 | |
※ リセット:ケースに戻してケースのボタンを10秒間長押し。イヤホンから微かにトンと音が聴こえたらリセット完了。
専用アプリ
SOUNDPEATS
| 開発:yong yang 評価[star rating=”2″ max=”5″ numeric=”yes”] 無料 |
専用アプリからは、イヤホンのファームアップデート、イコライザー最適化機能などを利用できます。
操作・装着感
操作性について
イヤホンを充電ケースのフタを開くだけでイヤホンの電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。
ケースを開けてデバイスと接続すると「コネクテッド」と接続音声が流れます。ケースを開けて急いで耳に入れたタイミングくらいで接続が完了します。
※ 音声はアプリから日本語を選択することも可能です。
使い終わったらケースに戻すと、スマートホンとのペアリングが解除され自動的に充電が開始します。一度ペアリングしてしまえば、デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは必要ありません。
イヤホンの操作感については、背面のハウジング部を軽くタッチ(ノック)すれば受け付けてくれます。SOUNDPEATSイヤホン定番の操作方式ですね。使い慣れている人は戸惑う事はないでしょう。
装着感
耳穴に装着しないという点を除けば、スポーツ用のイヤーフック型イヤホンと大差はありません。メガネとも干渉せずフィットしますが、マスクを脱着時は少し面倒くさいです。
あまりに軽いので、最初は飛んで行ってしまうのでは?と不安でしたが、意外とガッチリホールドされています。グラついたり緩んで来たりもしませんでした。
長時間装着していても痛みや痒みはありませんでした▼
装着方法は、イヤーフックを耳に巻き込むように装着してゆきます。装着が甘いと、片側の音が強く感じるので分かります。
見た目も特殊という感じはありません▼
前から見た様子▼
斜め前から見た感じ▼
斜め後ろから見た様子▼
カナル型で長時間音楽を聴いていると耳穴の中が蒸れて痒くなる事がありますよね。Clip1はオープン型なので蒸れるような事はありません。
音質
新開発の軽量コンパクトな12mmデュアルマグネットドライバーシステムは、より大口径のドライバーに比肩する力強いサウンドを実現。

どちらかと言えばドンシャリ系の音質で、特に高音が強くクリアで綺麗です。また開放型の弱点である低音域ですが、上手にチューニングされており、メリハリがあり楽器の特徴をしっかりとらえた弾むような上品な低音が楽しめます。キクドラムがズンズンのEDMを聴いてみると、脳が揺れるような不快感がないので長時間聴いていても疲れません。
ドンシャリ系ですが、中音域もしっかり出ており声量の弱り女性ヴォーカルの声でもしっかり前に出て聞こえます。またピアノの音の押し出しも問題ありません。
音場は広く感じます。ライブ音源を聴くと会場に居るような臨場感があります。
ライブ音源に関してはClip1に限らずオープンイヤーでを聴くと独特な会場の臨場感を再現している気がします。私は好きです。
透き通った透明感がある音質ですが、ハイトーンボイスの女性ヴォーカルの声が、キンキン耳障りに聞こえる事もありません。歯擦音が気になる曲、いわゆる「サ行が刺さる曲」を聴いてみましたが、曲によっては若干刺さります。
全体的にクリアで広がりがあり、歪みがなく音の抜けも良く長時間聴いていても疲れません。ただし音域の強弱があるので、音楽ジャンルによって音量が違います。ボリューム調整が必要です。
音楽の苦手なジャンルはありませんが、クラッシックやオーケストラより、どちらかと言えばボカロ、ジャズ、EDM、ポップスなどにお勧めです。
専用アプリではプリセットイコライザーと音域ごとのカスタムイコライザーがあります
私はiPhoneを持ち歩いているので、AACコーデックで聴いてみましたが、家ではAndroidでLDACコーデックで聴いていました。音の解像度と音圧が上がり、グィーンと一回り音場が大きく広がる感じです。どうせ聴くならLDACがお勧めです。
また私は移動時にAudible(オーディブル)でオーディオブックを聴いていますが、外音でかき消される事なく楽しむ事ができました。
イヤーフック型の音質の個人差について
しかしながら、オープンイヤー型はイヤーフックで耳に装着するので、耳の形によって装着位置が異なるので、音の聞こえ方に個人差があります。
特に「立ち耳」の友人は、どうしても耳穴から離れてしまい全体的に音が曇って遠く聞こえるようです。
音切れ・音飛び・音漏れ
長期休みと仕事にメインで使っていました。街・公共交通機関、スーパーマーケット、あらゆるシーンで使いましたが、途切れたり音飛びで気になるようなことはありませんでした。スマートホンに通知が届いた時などは一時的に途切れる事がありました。この程度の途切れは、どのイヤホンでも良くある現象なので気になりませんね。
オープン型なで、音漏れが気になると思います。Clip1は、音の出口をドライバーユニット先端に配置することで、音漏れも防止する構造になっています。
静かな部屋だと2mくらい離れていてもかすかに聴こえます。屋外や電車では迷惑になる程の音漏れはありません。しかしながら、一般的なカナル型と比べると音漏れはあります。電車で音楽が聞こえないからと、音量を上げるとチャカチャカ音が聴こえます。
通話音質
通話用のENC通話ノイズキャンセリングマイクを搭載しています。日常的に電話・LINE通話に使いましたが、クリアに問題なく話ができました。通話で相手の声が遠いと感じる事があり、何度か通話音量を上げました。
まとめ・価格
オープンイヤー型の欠点である低音域を補った素晴らしいチューニングで音楽を楽しめます。。ハイレゾ音源にも対応しているので、手軽にオープンイヤーイヤホンを使ってみたい方にお勧めできます。
ランニングやウォーキング、サイクリング、車通りの多い道を歩く時など、オープン型を使用している方が増えましたね。
外音を聞き取りながら音楽を楽しみたい場合、骨伝導ヘッドホン、イヤーカフ型、オープンイヤー型が選択肢に入ると思います。
また普通のイヤホンで外音取り込み機能(パススルー)という方法もあります。
どれも使ってみましたが「外音を感じながら音楽を楽しみたい」場合、オープンイヤー型が一番自然に聴けるデバイスだと思います。
オープンイヤー型は、ノイズキャンセリングと対極のデバイスなので、外音と上手に付き合いながら音楽を楽しむイヤホンです。
SOUNDPEATS Clip1の価格は、¥9,980(税込)。SOUNDPEATS公式ショップのほか、Amazon、楽天で購入可能です。
※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。
タカシ
最新記事 by タカシ (全て見る)
- 【実機レビュー】ながら聴きが捗るイヤーカフイヤホン!SOUNDPEATS Clip1 - 2026年2月16日



























コメント