
今回は、気になる値上げの原因と、いつから本格的な影響が出るのかを詳しく解説します。
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1. なぜ高くなる?3つの大きな原因
値上げの理由は、単なる物価高だけではありません。そこには「国の方針」が大きく関わっています。
① 免税枠(1万円の壁)の見直し
これまで日本国内では、課税価格が16,666円以下(個人輸入の特例)であれば、関税や消費税が免除される仕組みがありました。
しかし、海外通販の爆発的な普及により、国内の小売店が不利になるという批判が高まっています。政府は現在、この免税制度の撤廃や厳格化を議論しており、これが「実質的な値上げ」の最大の要因です。
② 物流費(送料)の世界的な上昇
中国政府による配送補助が縮小傾向にあることに加え、以下の要因が送料を押し上げています。
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万国郵便連合(UPU)の規定変更: 中国からの格安送料を支えていた優遇措置が段階的に廃止。
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燃料費・人件費の騰貴: 世界的なインフレにより、物流コストそのものが底上げされています。
③ 「格安免税」に対する国際的な包囲網
日本だけでなく、アメリカやEUでも「少額輸入の免税措置」を悪用した(とみなされる)格安プラットフォーム(Temu, Shein, AliExpressなど)への監視が強まっています。これにより、プラットフォーム側が手数料を上げたり、価格に税金を上乗せせざるを得ない状況になっています。
2. 実行時期はいつから?
気になる時期ですが、既に「段階的に始まっている」といます。
| 項目 | 影響が出る時期 | 状況 |
|---|---|---|
| 送料の値上げ | 既に実施中 | 以前のような「送料無料」の商品が減り、追跡付きの有料配送が主流に。 |
| 関税・消費税の厳格化 | 2025年後半〜2026年 | 税関でのチェックが非常に厳しくなっており、少額でも課税されるケースが増加。 |
| 免税枠の法改正 | 2026年度以降の見通し | 日本の税制改正により、免税措置の完全撤廃や引き下げが本格議論されています。 |
3.どう対策すべきか?
「安く買える時代は終わった」と嘆くのはまだ早いです。賢く買い物を続けるためのポイントを整理しました。
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「まとめ買い」から「分散買い」へ: 免税枠(16,666円)をギリギリまで攻めるのではなく、税関で目をつけられないよう、必要最低限をこまめに分ける(ただし、送料とのバランスに注意)。
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公式ストアの「チョイス(Choice)」を活用:
配送が安定しており、送料が無料または定額に抑えられている「Choice」マーク付きの商品を優先する。
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コインやクーポンを最大活用:
価格が上がる分、アプリ内の「コイン」や期間限定のプロモーションコードでの割引が重要性を増しています。
💡 まとめ
「100円で何でも届く」という時代は、残念ながら終わりを迎えつつあります。しかし、依然として国内で買うより圧倒的に安いアイテムが多いのも事実。
これからは「関税・消費税を含めても、国内で買うより価値があるか?」を見極める判断が求められる時代になりそうです。
タカシ
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