長い間、不動の人気を誇るタワーディフェンスゲーム『クラッシュ・オブ・クラン』のSupercellから待望の新作ゲーム「クラッシュ・ロワイヤル日本語版」がリリースされました。今までのSupercellのゲームは早く始めるほどにアドバンテージが大きいアプリでしたので、筆者も飛びついてプレイしてみました。早速、レビューをお届けしたいと思います。
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ゲームシステム
クラッシュ・ロワイヤル(通称クラロワ)はオンライン・タワーディフェンスゲームで、マッチングした世界中のプレイヤーとリアルタイムでバトルします。カードゲームの要素も取り入れているので、戦略性や運にも左右されるのが特徴です。
手持ちのカード(戦闘ユニット)でデッキを組みます
戦闘システムは、時間と共に溜まるエリクサーを使ってユニットを召喚(スワイプして場に配置)してゆきます。手持ちの4枚のユニットカードはランダムで決定し、次のカードもランダムで決まりますので、運の要素も多々あるのが面白いところです。
勝敗は、お互いのタワー3本のうち、本陣を破壊すれば勝利となります。時間切れ引き分けの場合、「1分のサドンデス」が開始されエリクサーが溜まる速度が上がります。基本的に3分の時間制限がありますので、手軽に時間つぶし程度に遊ぶ事が出来るのも特徴です。
ユニットのゲット方法
戦いに勝利すると宝箱をゲットする事ができ、各宝箱のグレードによって中に入っている賞金やカード枚数が決まっています。
例えば、ゴールドの宝箱であればゴールド70~80 / カード 10枚 /レア1枚確定
宝箱の色に関係なく、レアカードをゲットする事ができるのが嬉しいですね
カードは、ショップでも購入する事ができ、販売されているカードの種類は一定時間毎に入れ替わります。
また、各ユニットのレベル上げするには、同じユニットのカードを一定枚数消費します。筆者はクラクラでお世話になった「アーチャー」のカードが安かったので、とりあえず買えるだけ買ってレベルを上げました。
残念な事に、宝箱を開けるには一定時間(3~8時間)待つ必要があり、宝箱ユニットが4個埋まってしまうと、バトルに勝利しても宝箱はもらえず、トロフィー数を上げるくらいしかメリットが無くなってしまいます。※課金アイテムのエメラルドを使うと即開けする事ができます
課金圧力について
クラクラの場合、レベルが上がる程に施設/ユニットのアップグレードに費やす時間が長くなり、それを時短する為に課金アイテムを使用していました。それでもクラクラには「ガチャ」が無いので、ユニットの入手などに関しては無課金ユーザーでも不公平感が無く楽しむことができました。
クラクラの施設アップグレードは10日以上が当たり前
しかし、このゲームの場合、ショップにガチャと同様の宝箱が存在します。一番グレードの高い宝箱は1600エメラルド(1,600円)で、カード180枚(スーパーレアx6/レアx36確定)と、課金ユーザーのメリットが高いので、クラクラと同様に中華勢の爆買い上位独占の懸念も残ります
強烈に強くなりたい人にとって課金圧力は高めですが、結局は同レベル程度の人とのマッチングになりますので、課金者に無課金者がボコボコにされる訳ではありません。自分のペースで宝箱のレアカードをワクワクしながら待つのも楽しいと思います。
戦略性について
上位の戦闘を観て戦略をチェックしたところ、ユニットを即出しするのでは無く、エリクサーを溜めてユニットをまとめて召喚している人が多いようです。相手の出方を伺って攻撃・防御を切り替えてみたり、腹の探り合いが手に取るように判り戦略性は高いと感じました。
守りと攻めのタイミングを見定めて、自陣が敵に攻撃されていても無視して一気に敵陣を攻め落としたり、攻守の駆け引きが、チェス・将棋が好きな筆者にはたまりません。
デッキの組み方ですが、強いユニットばかりでデッキを組むとエリクサーが足りなくなりますので、安くて機動性の高いバーバリアンやアーチャー・ゴブリンなども混ぜて構成するのが一般的なようです。中でも特にバーバリアンは人気のようで、誰のデッキにも入っていました。
総評としては短時間で結果がでますので、時間つぶしにポチポチ遊ぶには良いゲームだと思います。筆者はのんびりユニットを育ててみたいと思っていますが、対戦相手が強いレアユニットを持っていると、無性に欲しくなりますので課金衝動があるかもしれません。
クラッシュ・ロワイヤル (Clash Royale)
タカシ
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