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【実機レビュー】1万円以下でハイレゾ/LDAC対応のオープンイヤーイヤホン!SOUNDPEATS GoFree2

サウンド機器メーカーSOUNDPEATS AUDIO(サウンドピーツ・オーディオ)から発売された、完全ワイヤレスイヤホン 『GoFree2(ゴーフリー・ツー)』が手元に来ましたので、使用感を共有したいと思います。

GoFree2は、7千円台の価格にも関わらずハイレゾ/LDAC対応に対応した耳を塞がないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。
ジョギング、ウォーキング、家事中のながら聴きなど、外音を遮断したくない環境下で、外音と上手に付き合いながら音楽を楽しむには最適なイヤホンとなっています。

 

ざっくりレビューフラッシュ

お勧めポイント
 16.2mm ダイナミックドライバー搭載で迫力のサウンド
 透き通った高音域
 最大96kHz/24bitのハイレゾ音源の再生が可能
 違和感のない落ち着いたデザイン
 装着したまま外音が聞こえるオープンイヤー型
 2台のデバイスに同時接続が可能(マルチポイント)
 専用アプリでイコライザー調整が可能
 ENC通話ノイキャンでクリアな通話音質
 1回の充電で最高 9時間の使用が可能
 ゲームなどにも使える低遅延モード実装 
 IPX5防水で雨や汗の水滴を防げる
 9グラムの軽量本体で耳に負担が掛からない

 

残念な点
 Qi(チー)ワイヤレス充電に非対応
 

SOUNDPEATS GoFree2スペック

イヤホンタイプ オープンイヤー
Bluetootthプロファイル A2DP 1.3,AVRCP 1.6,HFP 1.7,SPP 1.2,GATT
対応コーデック LDAC,AAC,SBC
音楽再生時間 9時間
(充電ケース込み35時間)
Bluetoothバージョン  5.3
防水等級 IPX 5
ドライバーユニット 16.2mm ダイナミックドライバー
ノイズフリー通話 ENC通話ノイキャン
充電時間 約90分
バッテリー容量
イヤホン:60mAh
ケース:450mAh
サイズ 充電ケース:(L*W*H):84.4*65.3*28.9mm
重さ イヤホン:9グラム
ケース:約71グラム

 

開封の儀

【パッケージ内容】

  • SOUNDPEATS GoFree2イヤホン x 1ペア
  • 収納充電ケース x 1
  • USB-C充電ケーブル x 1
  • 取扱説明書

 

製品レビュー

イヤホン本体

イヤホン本体はいわゆるイヤーフック型。カラーはマットブラック。表面はサラサラしています▼

ちなみにカラーバリエーションはブラックのみです。

ハウジング部のフェイスプレートはビー玉のような透明デザインで「SOUNDPEATS」のロゴマークSが入ってます

 

ドライバ部分はオーバル型▼

防水等級はIPX5に対応しています。汗や雨程度の水から防げる防水等級です。
※ ケースは防水ではありません

 

重さは実測で片側 約 10グラム▼

 

 

チャージケース

充電ケースはそこそこのサイズがあります。サイズ・形が石鹸そのもの▼

 

一般的なサイズのマウスと並べたサイズ感

 

ケースの上にもSOUNDPEATSロゴマークの「S」が入っています。

ケースのサイズは、 幅84.4 x 高さ65.3 x 厚さ28.9ミリ

 

表面はサラサラしていて触り心地が良いですが、指紋というより手の油・汗の跡が付きやすいです。

 

背中側には充電用のUSB-Cポート▼

 

ケースへの収納は寝かせる感じ。吸い寄せられるように気持ち良く収まります▼

 

イヤホンを格納したケースの重さは実測で約 74グラム▼

 

充電ポートはUSB-C。ケースにはバッテリーのインジケーターは付いていませんが、1灯ついているLEDの色で残量を確認できます。緑点灯:100-50% /  黄色点灯:49-10% / 赤点灯:10%以下

 

バッテリーについて

1回の充電で約 9時間使えます。ケースに戻しての充電を含めると合計 35時間。これだけバッテリーが持てば、ケースへの充電も週に1度くらいで良さそうです。

 

使い方

ペアリングはケースを開けるだけ、初回はペアリングモードで起動します。

後はスマートホンの 設定を開き、Bluetoothから選択するだけで完了▼

 

最初にペアリングした時、どうしても左右どちらか片側しかつながりませんでした。Bluetoothの設定欄には、GoFree2が2つ表示されました。
両方につないで有効にしても片側しかつながらず。結局はケースに戻してリセットして解決しました。

 

操作方法

イヤホンの外側のロゴ部がタッチセンサーとなっており、音楽を操作できます

  左(L) 右(R)
音楽操作
1回タップ 音量下げる 音量上げる
2回タップ 再生 / 一時停止
3回タップ 前の曲にスキップ 次の曲にスキップ
3回タップ 低遅延ゲームモード切替 音声アシスタント
Siri、OKグーグル起動
通話
2回タップ 通話/電話を切る
3回タップ 通話切替
1.5秒間長押し 通話拒否

※ リセット:ケースに戻してケースのボタンを10秒間長押し。イヤホンから微かにトンと音が聴こえたらリセット完了。

 

専用アプリ

SOUNDPEATS

開発:yong yang
評価(2/5)
無料

icon-itunes
 

 

専用アプリからは、イヤホンのファームアップデート、イコライザー最適化機能などを利用できます。

 

操作・装着感

操作性について

イヤホンを充電ケースのフタを開くだけでイヤホンの電源が入り、ペアリング済みのデバイスに接続する「自動ペアリング」機能が搭載されています。

ケースを開けてデバイスと接続すると「コネクテッド」と接続音声が流れます。ケースを開けて急いで耳に入れたタイミングくらいで接続が完了します

使い終わったらケースに戻すと、スマートホンとのペアリングが解除され自動的に充電が開始します。一度ペアリングしてしまえば、デバイスとの接続に関しては、余計なプロセスは必要ありません。

イヤホンの操作感については、背面のハウジング部を軽くタッチ(ノック)すれば受け付けてくれます。SOUNDPEATSイヤホン定番の操作方式ですね。使い慣れている人は戸惑う事はないでしょう。
いつも、1回タップで音量調整なので、手に持った時などに音量が変わってしまう事があります。設定アプリから1回タップ機能をオフにする事もできます。

 

装着感

耳穴に装着しないという点を除けば、スポーツ用のイヤーフック型イヤホンと大差はありません。メガネとも干渉せずフィットしますが、マスクを脱着時は少し面倒くさいです。

あまりに軽いので、最初は飛んで行ってしまうのでは?と不安でしたが、意外とガッチリホールドされています。グラついたり緩んで来たりもしませんでした。
長時間装着していても痛みや痒みはありませんでした▼

装着方法は、イヤーフックを耳に巻き込むように装着してゆきます。装着が甘いと、片側の音が強く感じるので分かります。

見た目も特殊という感じはありません▼

 

前から見た様子▼

 

斜め前から見た感じ▼カナル型で長時間音楽を聴いていると耳穴の中が蒸れて痒くなる事がありますよね。GoFree2はオープン型なので蒸れるような事はありません。

 

音質

ドバイバーは大型の16.2mm ダイナミックドライバー。独自の音響構造技術を改良した「ラムダ型音響空間(Lambda-shaped acoustic cavity)2.0」を採用。これにより、音の広がりと奥行きを感じさせる自然なサウンドを実現しています。

音の特徴はオープン型にも関わらず音が平面にならず、広がりを持って耳に音が届きます。
どちらかと言えばドンシャリ系の音質で、特に高音が強くクリアで綺麗です。また開放型の弱点である低音域ですが、上手にチューニングされており、メリハリがあり楽器の特徴をしっかりとらえた弾むような上品な低音が楽しめます。キクドラムがズンズンのEDMを聴いてみると、脳が揺れるような不快感がないので長時間聴いていても疲れません。

ドンシャリ系のため、中音の域が少し弱いので曲によっては女性ヴォーカルの声が遠くに聴こえます。またピアノの音も押し出しが弱く感じます。

音場は少し狭く感じますが、それが逆に全体的に近く感じるのでライブ音源を聴くと迫力があります。
ライブ音源に関してはGoFree2に限らずオープンイヤーでを聴くと独特な会場の臨場感を再現している気がします。私は好きです。

歯擦音が気になる曲、いわゆる「サ行が刺さる曲」を聴いてみましたが、全く問題ありませんでした。
全体的にクリアで広がりがあり、歪みがなく音の抜けも良く長時間聴いていても疲れません。ただし音域の強弱があるので、音楽ジャンルによって音量が違います。ボリューム調整が必要です。

音楽の苦手なジャンルはありませんが、クラッシックやオーケストラより、どちらかと言えばボカロ、ジャズ、EDM、ポップスなどにお勧めです。

専用アプリではプリセットイコライザーと音域ごとのカスタムイコライザーがあります

 

私はiPhoneを持ち歩いているので、AACコーデックで聴いてみましたが、家ではAndroidでLDACコーデックで聴いていました。音の解像度と音圧が上がり、グィーンと一回り音場が大きく広がる感じです。どうせ聴くならLDACがお勧めです。

また私は移動時にAudible(オーディブル)でオーディオブックを聴いていますが、外音でかき消される事なく楽しむ事ができました。

 

イヤーフック型の音質の個人差について

私は音質に関して意見が偏らないように、音質の確認は複数の人にも聴いた感想をもらっています。
しかしながら、オープンイヤー型はイヤーフックで耳に装着するので、耳の形によって装着位置が異なるので、音の聞こえ方に個人差がありました。
特に「立ち耳」の友人は、どうしても耳穴から離れてしまい全体的に音が曇って遠く聞こえるようです。
あまりにも意見が大きく違ったので、最適な位置に手で調整して聴いてもらいました。
装着はこの画像のように、耳の外側のヒダに少し入る程度が丁度良かったです

 

音切れ・音飛び・音漏れ

長期休みと仕事にメインで使っていました。街・公共交通機関、スーパーマーケット、あらゆるシーンで使いましたが、途切れたり音飛びで気になるようなことはありませんでした。スマートホンに通知が届いた時などは一時的に途切れる事がありました。この程度の途切れは、どのイヤホンでも良くある現象なので気になりませんね。

オープン型なで、音漏れが気になると思います。GoFree2は、音の出口をドライバーユニット先端に配置することで、音漏れも防止する構造になっています。
静かな部屋だと2mくらい離れていてもかすかに聴こえます。屋外や電車では迷惑になる程の音漏れはありません。しかしながら、一般的なカナル型と比べると音漏れはあります。電車で音楽が聞こえないからと、音量を上げるとチャカチャカ音が聴こえます。

 

通話音質

通話用のENC通話ノイズキャンセリングマイクを搭載しています。日常的に電話・LINE通話に使いましたが、クリアに問題なく話ができました。通話で相手の声が遠いと感じる事があり、何度か通話音量を上げました。

 

まとめ・価格

オープンイヤー型の欠点を補った素晴らしいチューニングで音楽を楽しめます。。ハイレゾ音源にも対応しているので、手軽にオープンイヤーイヤホンを使ってみたい方にお勧めできます。

ランニングやウォーキング、サイクリング、車通りの多い道を歩く時など、オープン型を使用している方が増えましたね。
外音を聞き取りながら音楽を楽しみたい場合、骨伝導ヘッドホン、イヤーカフ型、オープンイヤー型が選択肢に入ると思います。
また普通のイヤホンで外音取り込み機能(パススルー)という方法もあります。
どれも使ってみましたが「外音を感じながら音楽を楽しみたい」場合、オープンイヤー型が一番自然に聴けるデバイスだと思います。

ノイズキャンセリングと対極のデバイスなので、外音と上手に付き合いながら音楽を楽しむイヤホンです。

SOUNDPEATS GoFree2の価格は、¥7,880(税込)。SOUNDPEATS公式ショップのほか、Amazon、楽天で購入可能です。

○メーカーの方からクーポンコードを発行して頂きました。

5%OFFクーポンコード:5GOFREE2710
※ 販売ページクーポンの併用は可能です。
対象商品:SOUNDPEATS GoFree2
有効期限:2024/01/28 23:59 JSTまで

 

SOUNDPEATS GoFree2
 オープンイヤー型 16.2mmドライバー/最大35時間再生
 

※ メーカーさんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。

 

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タカシ

iPhone/Androidをはじめ最新家電が大好きなWebエンジニアです。あまり優等生な記事では面白くないので、少し際どい皆が本当に知りたい情報を記事にしてゆきたいと考えています。二次情報を転載するだけの「スマホ情報ブログ」にならないよう役に立つ情報を発信してゆきます。

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