N-oneより発売されている、タブレット端末『 NPad Pro』が手元にやってきました。使用感を共有してみたいと思います。
NPad Proは、10.36インチのディスプレイを搭載したAndroidタブレット端末。高コスパプロセッサーと言われているUnisocの T616を採用することにより、低価格を実現しています。
ページコンテンツ
レビュー・フラッシュ
輝度300nitのIPS液晶の鮮やかなディスプレイ
SIMを挿して単独使用が可能
VoLTE対応のデュアルSIM
WidevineがL1対応
厚さ7.5 mmの超薄型設計
2,000×1,200解像度の2Kスクリーン
6,600mAhの大容量バッテリー
18W 急速PD充電対応
4種の衛星位置システムで掴みが早く正確
USB OTG対応
クアッド(4つ)スピーカーで臨場感ある音響システム
3.5mmミニステレオジャックが無い
NetflixではWidevine L3となりSD画質
N-one NPad Proスペック
OS | Android 12 |
---|---|
SoC | Unisoc T616 オクタコアプロセッサー |
ディスプレイ | 10.36インチ 2000×1200(FHD+) IPS液晶 |
RAM | 8GB LPDDR4 |
ROM | 128 GB |
外部MicroSD | 最大 1TB |
リアカメラ | 1,300万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
防水 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 b / g / n / ac |
GPS | GPS+Glonass+Beidou+Galileo |
Bluetooth | 5.0 |
対応バンド | GSM: B2/B3/B5/B8 WCDMA: B1/B2/B5/B8 FDD-LTE B1/B3/B5/B7/B8/B20/ TD-LTE B38/B39/B40/B41 |
バッテリー | 6,600mAh 18W 急速PD充電対応 |
サイズ | 幅:180 mm 高さ:280 mm 厚さ:7.5 mm |
重量 | 550 g |
開封の儀
【セット内容】
NPad Pro本体、USBアダプタ、USB-Cケーブル、SIM取り出しピン、取り扱い説明書
※ 取り扱い説明書は日本語に対応しています
充電は18ワットのPD充電に対応しています。付属のUSBアダプタは 9V/ 2.22A, 12V / 1.67の20ワットのPD充電に対応しています。
筐体
ディスプレイは 10.36インチの2000 x 1200(FHD+)。輝度300nitのIPS液晶を採用しています。
IPS液晶ですが発色も悪くなく、視野角度は浅い角度からでも見えます。メディア端末としては十分に合格点だと思います▼
ゼル幅は上下・左右の全てが実測で 約10ミリ
インカメラは画面を横にした時に上側に来るように配置されています。
筐体はアルミ合金(CNC)で形成されています▼
カラーバリエーションは、シルバーのみ
端末の厚みが非常に薄く7.5mmしかありません。USB-Cケーブルを挿すと、ケーブルがハミ出るレベルの薄さです▼
技適マークも取得していますが、グローバルモデルに後付けした感が否めませんね▼
背面(横持ち時)には13.0MPのカメラが配置されています。少し出っ張ってますので、カメラ保護フィルムなどの対策は必要かも。
横持ち時の左側には、電源ボタン、ボリュームボタンとリセットボタンが配置されています。
USB-Cポートもこちら側▼
端末(横持ち時)の上側は、スピーカーとSIMカードスロットを配置▼
筐体下側にはスピーカーが2つ配置されています。
3.5mmミニステレオジャックはありません。
SIMカードスロットは2枚挿しが可能で、スロット2の方はMicroSDカードと排他利用する形式です。
内部レビュー
バンドルアプリは、Google系の基本アプリのみ。消せないメーカーのアプリは入っていないので、アンインストールすれば容量、動作ともに余計な負担がありません。※ ボカシてあるアプリは検証用に後で入れたアプリです。気にしないでください。
ベンチマークテスト
AnTuTu Benchimark (v9.5.7)を使って処理能力をテストしてみます
総合スコア: 248,668ポイント
CPU:72201ポイント
GPU:38940ポイント
搭載するプロセッサーは、Unisoc SC9863A 。エントリーモデルのタブレットです。メモリー構成は、 内部ストレージ128 GB、RAM 8GB を搭載しています。
ミドルレンジにギリギリ届かないベンチマークスコアですが、一般的なアプリでモタつく事はありません。
試しに「ウマ娘」を入れてみると普通に遊べました。レースの画面でも滑らかとまでは言えませんが、カクつく事なく遊べます。でも、ホーム画面などの切替時のロード画面で少しモタつきます。
widevine L1
WidevineのセキュリティレベルはL1に対応しており、動画配信サービスをHD画質でストリーミング再生可能です。
ちなみにWidevineがL1対応とは、例えばNetFlixでは、HD画質(720P)以上の再生をする場合、L1,L2のセキュリティレベルに対応している必要があります。
試しにNetflixで確認してみましたが、残念ながらWidevine L3となっておりSD画質でしか視聴できませんでした。
カメラ
Npad Proのカメラは、フロント5MP・リア13.0MPを搭載しており、Androidタブレットとしては 標準的な解像度です。
解像度は画像でリアカメラ12MP、フロントカメラ5MP、動画はリアカメラ1080P, フロントカメラ720Pとなっています。
設定できる項目は少な目ですがオートフォーカスに対応しており、ピント合わせも早くソコソコ綺麗な写真が写せます。
HDR機能を搭載しており、タブレット端末としては画質は良い方だと思います。画像の印象は彩度が低いので、今時の鮮やかな盛った画像とは程遠いです。
メディア視聴
動画視聴
スピーカーはクアッドスピーカーを搭載しています。左右の上下に4方向に向いて配置されています。それほど高音質ではありませんが、クアッドスピーカーなだけあって、動画を視聴すると音の広がりが感じられます。ある程度大音量にしても、音が割れたりチャカチャカする事もありません。自然に動画を楽しむ事ができました。
バッテリー容量は6,600mAh。約8時間の動画視聴が可能としています。しばらく視聴しましたが、端末に熱を持つ事も無いので公称値くらいは視聴できそうです。
コミックリーダー
10インチあるので、漫画は見開き状態で読む事ができます。
GPS・衛星位置情報システム
衛星位置情報システムは、 GPS/Glonass/Beidou/ガリレオに対応しています。GPS機能をチェックしてみると、私のパソコン部屋はGPSの掴みが悪い環境ですが、NPad ProはGoogleマップアプリを起動した途端にピタッと位置を特定してくれました。
車に積んでおいてナビ代わりにも使えるレベルの精度だと思います。
価格・まとめ
NPad Proは、グリグリのゲームをプレイしたい人には向きませんが、軽いゲーム+ネットサーフィン+メディア端末としては丁度良いスペックに仕上がっていると思います。
残念なことにNetflixではWidevine L3となりSD画質でしか視聴できませんでしたが、端末のアップデートに期待ですね。
N-one NPad Proの価格は 現在33,900円ですが、Amazon.co.jpでは9,000円引きのクーポンが発行されています。
また、メーカーの方から2000円オフのクーポンコードが発行されています(併用可)
割引クーポンコード:MYC8ZD5H
割引額:2,000円OFF
期限:~ 2023年 04月20日まで
※ メーカーの代理店さんの方からサンプル品をご提供頂いてのレビューとなります。金銭の授受などはありませんので、公正な視点で製品をレビューします。
タカシ
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